チェーンロック・デイ

f:id:t_kato:20201220225443j:plain

びっくりした。自転車に鍵をかけられたのだ。

昼前に、買い物と気分転換のために、自転車でホームセンターへ行った。
そして買い物を済ませて駐輪場に戻ってきたら、自転車のフレームに見知らぬチェーンロックが付いていた。しっかりと近くの柵に取り付けてある。

なんだかよくわからないが、悪戯なのだろう。
街には「ちょっとおかしな人」がいるものだ。学生の悪ふざけの可能性だってある。

おそらくは100円ショップで買ったであろう、4桁の回転錠。
これくらいなら数分で開けることもできる*1。自宅に戻れば、ワイヤーカッターもある。

しかし僕のSTRIDAは、フレームの三角形部分 を開くことができる。
三角の頂点の1つを外して、棒状に折りたたむことができるのだ。
正三角形(△)を開く、あるいは「A」の横棒を外すイメージ。
だからフレームにチェーンロックをかけても、折りたたみ機構を知っている人には無駄なのだった。

 

 

f:id:t_kato:20201220225511j:plain

というわけで、20秒で愛機STRIDAさんは自由の身となった。
ちょっと変わったかたちの自転車だから、盗難や悪戯は多いと聞いたことがある。自分も、無断で跨がられたことがある。
瀬戸内国際芸術祭で島々を巡っていたときには「そんなふざけた自転車で走れるのか!」と不機嫌なおじさん*2に怒鳴られたこともある。その時は「意外と走るんですよ。静岡からここ(豊島)まで、故障知らずです」と、にっこり笑って伝えておいた。新幹線と電車のことは黙っておいた。

 

 

ともかく、見た感じでは他の悪戯は仕掛けられていない。
良かった。サドルに(100均で買った)接着剤でも塗られていたら、大変なことになっていた。

 

おりたたぶ コミック 1-3巻セット

おりたたぶ コミック 1-3巻セット

  • 作者:こんちき
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: コミック
 

 

それはそれとして、今日もまた大変に疲弊した1日だった。
寝違えて目覚め、倉庫の片付けで鼻風邪気味になり、白菜は芯のところが茶色くなっていた。肩こりも酷いし、目も疲れているし、おまけに自転車にはチェーンロックである。僕が天皇なら、改元をするところだ。

しかし平民たる我が身では、やるべきことを頑張るしかない。
この身分では、蹴鞠や歌会の代わりに、恋の三角チョコパイを食べるくらいしか、気分転換の手段が無いのだった。

f:id:t_kato:20201220222521j:plain

ちなみにチョコパイとはいうものの、バニラ風味のじゃりじゃりしたクリームが詰まっていて、駄菓子をアップデートさせたようなお菓子でした。もう少し癖があれば、中東や南米のおやつになりそう。

 

 人に勧められて買った「折りたたみ自転車まんが」。なかなか面白い。
この種の「趣味+女の子まんが」はどうしてもご都合主義が多発するけれど*3、この漫画ではさほど気にならない。マニアックとライトなノリの良いバランスが楽しい。STRIDAも登場する。

お題「気分転換」

*1:手触りでわかる。わからない人はYou Tubeか何かを検索してみよう。

*2:旅行先に出没する凶暴な壮年男性。声が大きくて、乱暴なコミュニケーションを常とする。

*3:主人公たちの環境が良い。超人的な対応力がある等。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。