ブラジルごはん Recanto Paulista(ヘカント・パウリスタ)

今日は、運動不足解消のために自転車に乗っていた時に、足首を縁石にぶつけて痣ができた以外には、特に書くべきことが無い水曜日だった。

なので、昨日食べたごはんについて書く。

静岡県の西の方に行く予定があったため、ブラジル料理店(たくさんある)の一つ、「Recanto Paulista(ヘカント・パウリスタ)」でお昼ごはんを食べたのだった。

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夜はバイキング形式らしく、店は広い。
昼の時間は、セットのランチメニューが選べる。
近所の南米系のおじさんおばさんがひっきりなしにやって来る繁盛店だが、店の広さのせいか、がらんとした印象。大型テレビでは、母国のニュース番組が流れていて、なんとなく南米旅行を思い出す。

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色々迷って、「コステラ デ ボイ」なる牛肉料理のセットを選択。
やわらかく煮た牛カルビだろうか、甘くてしょっぱい味付けの肉がメイン。甘くてしょっぱくて茶色いのに醤油味ではない。ハーブもスパイスも使われているのに、肉の匂いも生かしたような、あまり馴染みのない味。しかしこれがとてもおいしかった。

山盛りの米(蒸したような感じ。少し塩味)と、同じく山盛りのフライドポテト、ポテトサラダと生野菜のサラダと、野菜たっぷりでヘルシー。
豆のスープは、煮込みのような具沢山。

つまり、お腹いっぱいである。

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注文をする時に、当たり前のように飲み物を聞かれたため、普段は飲まない炭酸飲料をお願いした。他のテーブルでは全員がコーラやグアバジュースを飲んでいたし、水も無いし。でも、後で落ち着いてみたら、店内にはコーヒーのポットがあって、皆は勝手に飲んでいたのだった。
ジュース(ちなみにガラナ・ジュース)は安かったし、いまいちブラジル料理店の作法に慣れていないため、つい注文してしまったのだった。
この慣れない炭酸飲料で、さらに満腹になってしまった。

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食後には小さな赤いゼリーも来た。
甘くて色鮮やかなだけのゼリーだが、こういう小さな甘いもの*1は南米のレストランでもよく見かけたし、みんな普通に食べていた。日本人の中年男性だと「俺は甘いものは苦手」とか言うけれど、かの地ではそんな男は一人もみかけなかった。もちろんこの磐田市でも、この綺麗な甘いだけのゼリーは残さず食べる。というか、僕はこういうデザートが大好きなのだ。

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南米系の人も店も多い静岡県西部だが、いわゆる日系の方が目立つ。彼らは顔貌だけならば、我々と変わらない。だから、作業着を着た中小企業の社長が部下を連れてこういう店に来ていると、ぱっと見た限りでは生まれも育ちもわからないのだった。
言葉も、なぜかポルトガル語スペイン語に日本語が混じっていて、それで日本人まで意志が伝わるのだから面白い。
中部にもブラジルショップはいくつもあるし、僕もよく買い物に行くけれど、ここまでの日常的な混交は珍しい。
ただランチを食べるだけでも、ちょっとした非日常体験をした気分になれてしまうのだった。思えば四国では、この種の体験はほとんど無かった。

 

 

最初に書いた足の痣は、青黒くなったものの痛みもない。
明日、どうしてもという用事で静岡に行くが、それ以外はしばらく外出を控える方針。そういう意味でも、昨日のこのランチは良い外食だったと思う。とにかく今日はもう寝ます。おやすみなさい。

 

距離の嘘

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東京の子 (角川書店単行本)

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お題「昨日食べたもの」

 

*1:小さくないことも多い

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