年末年始の帰省を終えて、いま四国に戻ってきた。
車の走行距離計で497km、ただし寄り道もしたし、正確な数字ではない。燃費は22.9km/Lとなっている。運転中にエアコンを使っていないせいか、いつもより燃費は良い。シートヒーターを入れておけば、ほとんど車内温度を気にせず運転できる。
ひたすら西に向かうので、常に金星が視界にあった。
出発したのが16時頃、静岡県を出る頃には夕日が気になったけれど、それ以外は薄曇りの夜空に見えるのは金星の明るい光のみ。星に向かって走るのはなんだか変な感じがする。
月や星座なら時間で大きく動いていくし、太陽には“向かって走る”という感じがしない。星にしては妙にぎらぎらしていて、どうしても視界に入ってくる。
軽めの渋滞はあったが、それでもバイパス程度の速度は出ていた。疲労も大したことはないし、Amazonの朗読サービスで延々と効き続けている「三体」はめっぽう面白いので、退屈もしていない。
サービスエリアだけは、どこも混雑していた。
お昼に親戚とご馳走を食べてから静岡を発ったので、今に至るもお腹がほとんど空いていないのは幸運だった。コーヒーの補充だけでサービスエリアのコンビニや売店の列に並ぶのは面倒だったが、周りの家族連れはもっと大変そうだったから、贅沢は言えない。
大きなスーツケースに詰めた荷物は、まだ片付けていない。
実家で渡された野菜や惣菜は冷蔵庫に入れた。
今はパソコンを含めた電気製品を復帰させているところ。
自分の背よりも高い食器棚(に使っていた、無印良品の組み立て式の棚)を車に積んできた。さほど大きくないセダンに、180cmを超える細長い物体を押し込むと、取り出すのが難しいことを先ほど学んだ。積むときも苦労したが、出す時はほとんど知恵の輪だった。
さきほど「疲労は大したことはない」と書いたけれど、たぶんそれでも疲れているとは思う。車の運転は好きな作業(?)ではないし、旅行と違って独り暮らしのアパートには温泉も何もない。
だから寝ます。
明日から日常。