小さなお茶菓子

転職してデスクワークが専門になってから、小さなお菓子を頻繁に食べるようになった。
味しらべ」や「源氏パイ」のような個包装のものが多い。同じフロアの別会社の人達は営業担当も多いから、県外のお土産も毎日のようにいただく。取引先の方々が来れば何かしら菓子折も渡される。

僕自身は、出張の際にそれなりのこだわりというか自分の好みを考えて、職場の人達にお土産菓子を買う。「その土地の伝統的なもの」「美味しいもの」そして「静岡では手に入りづらいもの」を選びたい。いきおい、東京駅にたくさんある「ただの日持ちするチーズケーキ」や「香りをつけたマドレーヌ風焼き菓子」は選べなくなる。その土地限定とはいえ「ご当地ポッキー」や「ゆるキャラとタイアップしたメジャーなお菓子」も買うことは無い。
しかしそういうお菓子こそ、出張の土産と考える人もいる。
自分はまず買わない*1タイプのお菓子に最近はよく遭遇するようになった。

ともかくそういう小さなお菓子が、いつの間にか机に置いてある。
以前、働いていた研究施設では、お菓子は「休憩室」か自分のロッカー以外では、まず見かけなかった。職員室的な部屋があって、そこには自分の机とパソコンがあったのだけれど、基本的には飲食禁止。危険な薬品なども多いから、決められた場所以外で食べ物が置いてある状況そのものがタブーに近かった。
工場に勤めていた時も似たようなもの。クリーンルーム作業も多いから、食と仕事は厳密に分けられていた。

こりゃあ太るなあ、と思いながらいただいたお菓子の3割くらいは食べてしまう。でも食べずに引き出し(机に付属のキャビネット、上から二段目が私物とお菓子の保管庫になっている)に入れたままの品も多い。忙しくて、お菓子どころかお茶も飲めない日々が続いているのだ。
そういう食べなかったお菓子も、週末には持ち帰る。で、結局いつの間にか食べてしまう。

結果として、健康診断では酷い値が出てしまった。
再検査が求められる。
とりあえずは節制して、数ヶ月後に再検査に臨むつもり。
それから、朝食には米飯ではなくてキャベツを食べる。以前試して、ずいぶん効果があったので。
今回は千切りの手間を省くためフードプロセッサーで粗みじんに切る。餃子に使えそうな見た目で美味しそうではないのだけれど、スプーンでもりもり食べることができるから便利ではある。

 

小さなお茶菓子を控えれば良いのかもしれない。
持ち帰って、貯めて、例えば親戚の子供が来た時に分け与えてしまおうか。なんだかとても年寄りじみた行動に思えてならないが、身体を整えないと週末にケーキが食べられなくなる。それは困る。死んでもいいがケーキとコーヒーは欠かせない。たまにはパフェも食べたい。

 

 こういう一点突破型のレシピ本は好きだ。何割かは「まず作らないだろう」ってレシピだとしても、読めば何かしら楽しめる。

 

 前に購入したこの本は、これからの季節に(さらに)活躍しそう。

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*1:親しい、趣味の合う友人もまず買わない。サービスエリアの“つまらない配り菓子”を嫌う人間に囲まれて生きています。

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