久しぶりに「MAHOROBA」に行った。
今日は「ブンチャー」というヌードルを注文。
エビ味噌と生の唐辛子、たっぷりのハーブとトマト、そして米麺。
トマトの酸味とエビのコクで、酸辛湯麺的な味になっていた。
この唐辛子がとても美味しい。
辛さはほどほど。噛んで食べるとかなり辛いけれど、スープに浮いている状態だと穏やかで甘みもある。辛味を楽しみつつ我慢しない、丁度良いバランスに自然と整う感じ。香りもすごく良かった。あまり唐辛子に感心することが無いのだが(あくまで辛味の元として活用)あすがに自家栽培にこだわるだけの味だった。
野菜も多くて、とても満足。
食後には焼き菓子の「モーケン」を。
今日はサツマイモとココナッツで作った品だった。
もちっとして優しい風味。蓮茶ともよく合う。
今日もまたレザークラフトでひとつ小物を作ってみた。
まだ完成しない。工法に工夫をしたら、やけに時間がかかってしまった。写真は撮っていない。
それ以外は、主に読書をしていた。
モリナガヨウ氏の「私家版戦車入門2」を楽しむ。
もともと力の抜けた絵柄で、黎明期の戦車(のご先祖様)を紹介している。なにしろ暗中模索の時期だから変な乗り物ばかり出てくるし、エピソードもいちいち間抜けっぽい。
とはいえ戦争と兵器の話であり、面白くも悲惨な、どうしようもない無常観というのだろうか、ある種の滑稽さがしっかり書き込まれている。
気の抜けたような手書きのイラストコラムのかたちで、いわゆるミリタリー趣味が全開なのに、どこかに教養の匂いがするのも氏の持ち味だろう。
しかしいつになったら、僕らが知っている戦車のカタチの戦車が登場するのだろう。大砲が積まれた砲塔が車体の上に乗っていて、履帯(キャタピラ)が箱形車体の左右にあって、荒れ地を縦横無尽に駆ける戦場の王者は、まだ出てこない。