友人宅へ遊びに行ってきた。
久しぶりに会うのだが、いつの間にか妊婦になっていた。
妊婦さんへの手土産は何が良いのか、としばし考え、よくわからないので聞いてみたところ、「しずてつストア(スーパーマーケット)で売っている粒餡」という、妙に具体的な回答が。お惣菜コーナーに置いてあるとのこと。
その粒餡を手に入れ、ついでに手土産らしい果物(梨と葡萄)も用意。
健康そうで何より。
粒餡は、「麦飯に乗せて食べる」という。
なにそれ不思議で美味しそう、と作り方を聞いてきた。
- 押し麦をできるだけ多めに入れた麦飯を炊く。
- 平皿に麦飯を盛り、粒餡をどさっと乗せる。
- 甘くないきな粉をふりかける。好みで白砂糖を添える。
- 食べる。
原始のぼた餅、と呼びたい。
地方によっては丸めないぼた餅、おはぎもある(重箱に層状に詰める)。味が想像できるけれど、麦飯の素朴さは合うと思う。創作メニューというからすごい。
白砂糖がきな粉と別、というあたりが静岡県らしさか。安倍川餅をお店で食べると、そういうスタイルが多い。
麦飯は多すぎるとまとまりが無くなるし、普段の食事にた使いづらくなってしまう。ただし多めに炊いて冷凍保存し、たまに白米のごはんに混ぜると、上手い具合に消費できるから大丈夫、だそうだ。
興味はあるが、自分でわざわざ作らない気がする。そういうタイプの食事というかおやつ。でも美味しそうだ。
その、餡ときな粉の事が頭に残っていたのだろう。
帰りにたまたま立ち寄ったかき氷店(たぶん今月後半には本来の鯛焼き店に戻る)で注文したのが、「黒糖きな粉」かき氷だった。
今年最後のかき氷かもしれない。
今日はまるで暑くなかったけれど、これくらいの気温のほうが、かき氷は食べやすい。涼を得たいだけならば、エアコンがある時代だ。
まるで関係無いけれど、「映像研には手を出すな」がめっぽう面白いです。あー思い当たるー!みたいな台詞が2ページに1回の頻度で登場する。良い漫画。子供の頃、ノートに自分の世界を描いていた人におすすめ。