今日の社員食堂メニューに「しらすたまご丼」という品があった。
あまり人気が無く余っていた。そして昼休みを遅れてとった僕にとっては、唯一の選択肢といっていい。
他には「山かけそば」や「ピーマンの素揚げ」といった、嫌いな品ばかりだった。しかしピーマンを素揚げして大根おろしを添えたものを、主なおかずとして選ぶ人がどれだけいるのか。昔の「暮しの手帖」に、副菜として載っていそうな感じ。大きめの煮干し(素揚げか?)が付いてくるのも「暮しの手帖」っぽい。
それはともかく、その「しらすたまご丼」は、親子丼の鶏肉のかわりにしらすを使っただけの丼だった。突飛な組み合わせが新しいハーモニーを生み出すような事は全くなく、僕は食べながら「学生のありあわせ料理みたいだ」とか「生姜か葱か、香味野菜が欲しい」あるいは「玉ねぎの甘味は余分だな」と考えていた。
今の勤め先の社員食堂、どういうわけかこの種の変な品が、しばしば登場する。コストダウンの為に鶏肉を多用する傾向があるのは理解できなくもないが、他に選択肢が無いから仕方なく選ばざるをえない「まちおこし的アイデアメニュー」は、正直やめてほしいところ。
昼休みを通常よりも遅れて取得する時は、基本的に多忙で疲労している。だからこそ、普通の品を食べたいのだが。
この「しらすたまご丼」だけが、今日の印象に残った出来事だったといえる。
他は通勤時に追突事故を見たこと、帰宅前に漫画をどっさり買ったことくらいか。ヴィンランド・サガの最新刊、あっという間に読み終えてしまった。
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