夜の市民公園

今日は帰宅時間が遅かった。残業が悪い。僕は悪くない。

普段は使わない、夜遅くにだけ通る帰宅ルートがある。市民公園の横の道。空いているし、信号も少ない。コンビニもいくつかあって、夕食を食べそこねた時は便利だ。

しかし寒くない季節には、夜のウォーキングをする人達がわりと多くて、意外と気を遣う。9割は普通の(どちらかというとお年を召した)善良な市民だが、もちろん例外もいる。

さきほど、サンバイザーを下げたままの女性を見つけた。腕にはカバーもつけていた。あれは夜に暗くないのだろうか。グーグル・グラス的な情報ツールだったら、格好良いと思う。赤外線画像を現実に重ね合わせる、とか。

それから、自前の反射テープを全身に貼りあわせた老人もいた。
これは現代アートというか、前衛創作舞踏みたいな感じが、市民公園には似つかわしくなくて素敵だった。
今になって「あっトロンだ」と気がついた。どこかで見た気がする、とずっと考えていたのだ。
あと5年もしたら、テープ状の発光体が普及するのかもしれない。そういう時代の「やたらと蛍光テープや反射材を使いまくる老人」は、きっと格好良いだろう。

これは今日ではないが、以前、「エンタープライズ号の制服」みたいな格好の男女も歩いていた。あんな服、しかも色違いのペアルック、どこで売っているのだろう。

そんな夜の市民公園、いちど歩いてみたいものだ。
これが休日だと雰囲気が違ってくる、という。土日は健康そうな若夫婦ばかりらしい。僕が興味があるのは平日の変人達。彼らは土日には、どこで何をしているのか。気になる。

 

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