小さなシロノワールと、ナスカレー。

生まれてはじめて、ということは多分ない。でもほとんど記憶に残っていない食べ物、「シロノワール」を食べた。小サイズでも、なかなか大きい。

まあ、デニッシュにソフトクリームを乗せただけ、の味。そこから素敵なケミストリィが発生したかというと、どうもそうは思えないのだが、でもまあ珍しいものである。

珍しいといえば、休憩時間にいただいたお土産の「フロランタン」は、土台が「モナカ」そのものだった。「和風ふろらんたん」と書かれていた。僕はどうにも、こういうひらがなの使い方が苦手。それから、これは断じてフロランタンではない。ただの、皿形のモナカに飴で固めたポン菓子を貼り付けただけ、である。

甘いものばかり食べているようだが、きちんと甘くないものも食べている。
夕食はナスのカレーを作った。
山ほどのナスを貰ったため、それを消費するために、玉ねぎ抜き、ジャガイモもにんじんも無い、トマトベースのカレーにした。
なんとなく、ズッキーニを入れ忘れたラタトゥイユを少しスパイシーにしただけの創作料理みたい。悪くはないが、そもそも僕はナスが苦手だった。それから、少し甘い気がする。
ナスは水分を飛ばすのがコツ、かもしれない。
今日は手軽に、オーブンで軽く素焼きした。時間と環境が整うのならば、スライスしたあとに半日ほど日陰干しして生乾きになったものを使うと良いと思う。むにむにした、面白い食感がして、加えてナスの風味が強くなる。

ナスでカレーといえば、この漫画。いつの間にか新装版が出ていた。