5000円札を拾ったので警察に行った話。

午前中に片付けたいことがあって、でも家では無理そうなので、ファミリーレストランバーミヤン」へ。
飲み物と、「はちみつ揚げパン」を注文。
「はちみつ揚げパン」というのは、よく中華街で売られている「油条」のこと。甘くしても美味しい。
そして中国茶をたくさん飲んでから、昼前に店を出る。平日午前中の中華ファミリーレストランには、驚くほど客がいなかった。




その「バーミヤン」の駐車場で、丸まった紙が足元に転がってきて、よく見たら5千円札だった。
お金に名前は書いていないから使っちゃってもばれないのだろうが、誰かのなけなしの5千円だったら悪いので、交番に届けた。
お巡りさんには、とても驚かれた。「お金に名前は書いてないからねえ。最近は届けない人が多いんじゃないかな」などと笑われてしまった。
年配のお巡りさんが「お兄さん、金運ついてるね。今日のラッキー・アイテムは5千円札だよ」とか冗談を言い、隣の若くて真面目そうなお巡りさんが咳払いをする。
すごい、刑事ドラマみたいだ。ざっくばらんなベテランと、生真面目な新人。刑事ではないけれど。



本当のことを言うと、ちょうど5千円くらいあれば概ね満たされる程度の物欲を、ここ数日は持て余していた。
それくらいの出費は(当然)全然無理ではないけれど、でも明らかに無駄遣いのカテゴリにある買い物なので、我慢していたのだ。
数千円程度の買い物を際限なく行うのは、僕の好みとするところではない。大きな買い物は、えいっと大胆にする事もある。小さい買い物と中くらいの買い物が苦手だ。



しかしまあ、警察に拾得物を届けるのは善行といえよう。
自分へのご褒美に、帰宅前に甘納豆を購入した。ちょっと良いコーヒー豆も買う。そして家で、コーヒーを淹れて、甘納豆を食べた。




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