量が多いラーメン

 
 
友達に誘われて、お昼は静岡市のラーメン屋に行った。
とにかく量が多くて、こってりしている事で有名らしい。具も山盛り。近くの大学の人達とか、若い人は嬉しいのではないだろうか。
僕も少し前に山盛りラーメンについて書かれた小説を読んだ。本に出てくる食べ物を、無性に食べたくなる時がある。
というわけで、わりと期待してお店へ行った。



ほとんど行列は無かった。すみやかに券売機でチケットを買う。
大量のチャーシューが乗った「小ブタ」というラーメンにした。さらにチャーシューの塊が山ほど乗った「バカブタ」というものもあるが、食べきれないと困る。
麺が太いせいか、できあがりまで時間がかかる。どんなお店でも、カウンターの中を見るのは楽しい。でも今日は洗い場の前だったから、それほど見応えは無かった。
食券を渡す時に、色々な無料オプションを聞かれる。ニンニクの有無や麺の量やスープの濃さ。よくわからないから「ニンニク無し、野菜多め、他は全て普通」にした。




「小ブタ」は、その名前に反して、たっぷりのチャーシューが乗っていた。
丼にぎっしりと麺が置かれ、スープと脂肪で縁まで満たされている。そして野菜は、だいたい丼1杯分くらいに山盛り。
崩さないよう食べるのに苦労した。野菜は多いけれど、ほとんどがモヤシとキャベツ。野菜をたくさん食べるのは苦にならない。
麺はすごく太い。そして噛みごたえがある。野菜でお腹いっぱいになったから、麺はちょっと苦労した。
それにしても、やけに甘辛くて、そして脂の多いスープだった。細切れの脂がぷかぷか浮いていた。身体には悪そう。ジャンクフード好きな友人は喜んでいた。




残さず食べたが、さすがに少し気持ちが悪い。さらに勢いでお茶をペットボトル1本分ごくごく飲んだので(すごく喉が渇くのだ)、座るだけで「うっ」と声が出る。
でもしばらくしたら、それなりに動けるくらいには回復した。





「今日はおやつ抜きだなあ」と食べている時は思った。摂取エネルギー的にも、胃袋の具合を見ても、もう入らないだろうと。夕食だって減らすかもしれない。
でも3時過ぎに、栗蒸し羊羹と緑茶をしっかり摂ってしまった。美味しい羊羹だった。
甘いものは別腹、という言葉は、自分は関係ないと思っていた。甘いものだけを沢山食べるのは出来るが、「別腹」は無理だった。
少なくとも20代の頃に女友達が言っていても、「そういうものかな」と、正直なところ実感が無かった。
最近は、甘いものは別腹にできる。何故かはわからない。いつのまにか別腹が可能になった。
昨年のベトナム旅行では、さらに「果物は別腹」が可能だと気付いた(あまり役に立たない発見)。
でもまだ、別腹の仕組みはわからない。自分のフィジカルな事なのに、よくわからない。



久しぶりに、漫画の新刊をまとめ買いした。
今月はたぶん、沢山の本を買う。何も買わなくても本屋は楽しいけれど、やっぱり買うと嬉しい。


   


大好きな本が文庫になった。文庫の表紙もかわいい。

 
 


  
 

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