どうしてドラッグストアの店内放送は

お弁当

今日のお弁当は、全体に茶色い。

昨日の冷蔵庫整理によって鮮やかな葉野菜や根菜が一掃されてしまったため、お弁当の彩りが残念なことになった。

https://www.instagram.com/p/Bu8gd7Fgat0/

  • 麦ごはん
  • 大豆と昆布の酢醤油
  • 紅茶豚
  • 塩豚ともやしとレモン
  • 蒸したサツマイモ
  • プチトマト

豚肉が2種類、というのも反省点だ。卵でも焼けばよかった。

 

電気グルーヴのゴールデンヒッツ?Due To Contract

電気グルーヴのゴールデンヒッツ?Due To Contract

 

 

 

店内放送

帰宅前にドラッグストアへ立ち寄った。
安売りをアピールする系のドラッグストアでは「女性店員が読み上げる商品アピール放送」を聞くことができる。
なにしろ素人の読み上げだから、聞いていて感心するようなことはない。あれを聞いて購買意欲が向上するのだろうか、といつも疑問に思う。

誰が考えているのかわからないけれど、あの文章には変なクセがある。「敏感な肌」を「敏感肌」というように、助詞や接続詞を省いて熟語にしてしまうのだ。

なぜそういう操作をするのかはよくわからない*1。あの独特の調子で喋るには都合が良いのかもしれない。あるいは薬事法との関係があるのかもしれない。

でも買い物をしている身としては、変な表現があると気になってしまう。「アレルギー目、充血目には帰宅直後の目洗いをおすすめします」の「あれるぎーめ、じゅうけつめ」なんて、最初は何を言っているのかよくわからなかったし、わかってからは集中力がいくらか削がれてしまう。耳を塞いで買い物をするわけにはいかない。

 

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新書)
 

 

 

自宅近くのお店はこの「省略放送」がとても強力で、たぶん香川県代表として全国で戦えるレベルにある。
今日は「喉乾燥と連続咳、春の風邪には液漢方の小瓶がおすすめ」と言っていた。今こうして「液漢方」と書けるのは、漢方薬コーナーにそういう手書きポップがあったから。ドリンク剤みたいな葛根湯などを「えきかんぽう」と呼ぶらしい。

「きしつくぶらしがかりはかみけんこうのあかしんごう、つやとろかみにはびたみんしんとうにあぶらとりりょうのすくないしゃんぷーをたっぷりと」もなかなかだ。
「キシつくブラシかかりは髪健康の赤信号、艶とろ髪へはビタミン浸透に脂取り量の少ないシャンプーをたっぷりと」と読み解ける。というかこれはほとんど同じ文が、やはり手書きでレジ前に掲げられていた。やや文章が壊れている事も含め、“聞き取りと読み解き”が必要な放送となっていた。

この店内放送については、「不快ではないができれば止めてほしい」というのが僕の感想であり、希望である。
略さなくても良い言葉を縮めて、それで意味が伝わらず、そして何であれ宣伝効果を期待しているのだとしたら、誠実な方法とはいえない。かなり内向きな、独り善がりな言葉の使い方だと思う*2
「言葉は変わっていくものだから」とはまた別の話として、ここで主張する。

 

富山の薬売り―マーケティングの先駆者たち

富山の薬売り―マーケティングの先駆者たち

 

お題「これって私だけ?」

 

*1:調べない。健康食品や化粧品について仕事で関わった時に「簡単な言葉を組み合わせて日常とはちょっと違う語句にすると、学が無い人達に最も効果的」と広告アドバイザーなる人が言っていた。そういう“広告費を確実に回収できる人達”のことを「コラーゲンな層」と呼んでいた。酷いセミナーだったが、しかし確かに有効そうなリクツではある。

*2:魂の田舎者、と定義したい。