メガマウス公開解剖

水族館の鯉のぼり


4月の中頃に、駿河湾で「メガマウス」が捕まった。
メガマウスは、古い特徴を備えた珍しいサメ。まだ世界でも58例しか発見されていない。名前の通り、大きな口を持っていて、深海に棲み、プランクトン等を食べて生きている。なにしろ珍しい魚だから、わからない事が沢山ある。

その死骸が、東海大学海洋科学博物館(いわゆる“三保の水族館”)で公開解剖されることになった。興味があるので行ってきた。

 

 Megamouth Shark

到着した時は、ちょうどマスコミの取材が終わったところ。かなりの人だかりと、行列ができている。水族館の前に囲いがしてあって、その周りに人が集まっている。
メガマウスはビニールシートの上に横たえられていた。ちょっと生臭いけれど、鮮魚店と変わらない程度。サメだがアンモニア臭はしなかった。
行列に並ぶと、頭の近くを見ることができて、その時に写真も撮れる。立ち止まってはいけない決まりだから、待ち時間は短い。だいたい5分も並べば、頭の辺りを眺めることができた。

 Megamouth Shark

そうやって一般人が見物している中を、大学の先生や学生達が手際よく解剖していく。まずは出刃包丁で腹に切れ目を入れ、消化器や肝臓など大きなものから取り出す。それらは計測され、記録をとった後に検体として保存されていく。いくつかの臓器は、きちんと見せてくれる。

 Megamouth Shark

なにしろ4.7mもある魚なので、大仕事である。みんなで力を合わせて腹を開いて、えいっと臓器を取り出していた。
内臓も大切だが、例えば胃の内容物なども貴重なサンプルとなる。プランクトン食とされていたが、オキアミやシラスに混じって、今回は半消化状態の魚が見つかったという。

だいたい内臓を全て切り出した頃に、(お腹が空いたので)会場を後にした。
自転車で三保半島をぐるりと周遊した後に、自宅に戻る。途中で天丼を食べた。

肉食恐竜

このメガマウスが、連休最後のイベントになった。というより、他にイベントらしいイベントに参加していない。ともあれ良い公開解剖だった。

 

全然関係ないが、いつの間にか柏餅のサイズが全社会的に小さくなっているように思える。高くなる分は受け入れるしか無いけれど、小さすぎる柏餅というのはただただ寂しい。特に柏葉が昔と同じ大きさだと、寂しさもひとしおだ。
ところで柏餅は味噌餡が美味しいと思う。他の餅菓子では食べる機会が少ない、という点だけでも、味噌餡に価値がある。
そんなわけで、今日のおやつは柏餅(味噌餡)だった。

 

 

食玩 チョコエッグ 日本の動物 第4弾 099 メガマウス