仕事始め。
といっても週末から何度か職場には顔を出していたから、特に新鮮味は無い。仕事用のチャットツールで年末年始にはやりとりしていたし、そもそも現在の状況が数日後に迫った新オフィス(とお店の)お披露目に向けた特別体制なので、自分達の区切りはそのお披露目が終わった後に来る。
でもとにかく、お昼ごはんは全員で近所に食べに行った。
皆でインドカレーを食べた。
カレーは美味しかったが、なにしろお腹がいっぱいになるから、ついのんびりしてしまう。特にチーズナンは危険だ。仕事に戻る気が失せる。皆で(おそろしく忙しいのに)チャイやラッシーを飲みながらうだうだと過ごした。
今日のお店は、なんと座敷席があった。たぶん元は和食のお店だったのを改装したのだろう。
大昔、東京の何処だったか、中東の料理を床で食べさせる店に行ったことがあった。絨毯が敷いてあって、とても低いテーブルがあって、みんなあぐらをかいて食事をする。水タバコも吸える。
さすが東京、とその時は感心したけれど、ここ四国でも床に座ってカレーを食べることができる(テーブルは純和風だったけれど)。
座敷席で満腹、というのが尚更良くなかったのだろう。
あんなに弛緩した昼食も珍しいと思う。
全然関係無いのだけれど、昨晩は日本平動物園の夢を見た。
実に滑らかに、人が歩くより速いスピードで園内を進んでいく。
高性能なスタビライザー付きジンバル搭載のドローンで2.0mか2.5mほどの高さを飛んでいるみたいな感覚だった。自分の手足すら視界に入らず、無人の動物園をすいすいと進んでいく。残念ながら建物(猛獣棟など)はパスしてしまった。
こう書くと気持ちが良い夢に思えるが、目覚めた時には心臓がどきどきしていた。ああ、夢で良かったとまず考えた。
どうしてそんなに焦っていたのか、怖がっていたのかがわからない。記憶には焦る要素も怖い要素も無いのだ。
そういう意味では、人生でもトップクラスの、不思議な夢だった。

- 作者: J・アラン・ホブソン,池谷裕二,池谷香
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