家事に邁進した日曜日。
部屋の床に並べた書類や趣味の道具(実家から持ってきたもの)は全て片付いた。多肉植物も植え替えた。
洗濯だって済ませたし、ご飯も炊いて、さらにヒヨコ豆は水に浸してある。
昨日、オイルを塗布した家具も組み立てた。
写真は不吉な感じなので載せない。
しかし惚れ惚れするほど良い仕上がりの脚立とスツールが出来上がってしまった。匂いがまだきついのでベランダに放置してあるけれど、明るいうちは何度もベランダに出て、眺めて、にまにましていた。脚立を見て幸せになれる日が来るなんて、人生は本当に予想外の連続である。
ところで現在、実家から持ってきた大量のレタスが冷蔵庫にあって、加えて冷凍庫には昨年に茹でた金時豆がある。
この2つを蒸し煮にしたら思いがけず美味しかった。部屋からほとんど出ずに過ごしたこともあり、朝こそきちんとした食事を作ったが、昼食も夕食も空腹にならないのでこれを食べて過ごした。地味な味だが、たくさん食べることも、連続で食べることもできる。
- レタスは適当に切る。
- 豆は解凍する。
- レタスと豆を重ねて耐熱容器に詰め込む。
- 塩を振る。
- オリーブオイルを少しかける。
- 胡椒とかローズマリーを適当に、そして控えめに加える。
- 火にかける。
- くたっとしたら火から下ろし、塩と油で調味する。
後半、チーズを加えてみたら、食べ応えが増してさらに美味しい。バターも合うのではないか。
レタスと豆のみ、というところがこの料理の大切な要素だろう。加えるのならベーコンや鶏ハムだろうか。ただしそうなると、また別の料理になってしまう。
たくさんのレタスをわしわしと食べるための豆。見た目は「天然生活」っぽいし、こういうものを家事の合間に食べると“善き生活者”という感じがして、悪くない気分だ。