お盆休み2日目。
寝て起きて読書して、買い物に出かけて混雑にうんざりして、それからまた読書してパソコン作業もして、そして今に至る。
無為といえばその通りでしかない、ぼんやりとした休日。
しかし確実に蔵書の頁は進み、おそらくは心身も休まった。
何かを為すのは明日と明後日。
そんな今日のおやつはマシュマロ。お茶を点てて楽しむ。
マシュマロには当たり外れがあって、これは価格では決まらない。自分にとっての当たりは、やや乾燥気味で、甘さが単純なこと。歯切れの良さも大切だ。
香りづけは不要だと考えている。果汁などでの味付けも基本的に要らない。特に安いものは味付けが悪い方向にしか向かわないから、ホワイトマシュマロ(プレーン)を選ぶことにしている。
今日、開封した「ソフトマシュマロ:クリート株式会社」はまさに“当たり”だった。
表面が粉っぽくて、もちろん弾力はあるのだが食品というより緩衝材のそれで、食感も含めた味がべたっとしていない。
スーパーマーケットでは最廉価帯の品だった。やはりマシュマロは価格では決まらない。表面の澱粉がその質を決めているような気がしているのだけれど、未だに見極めができない。そもそも自分の中で、評価軸さえ定まっていないのだ。
ただし、食べてみると「あ、これは特別だ」とわかる。それだけが確かなのだ。記録し比較するほどの興味は無いから、それ以上の分析はたぶん一生できないだろう*1。
それで全然かまわないので、今日もマシュマロを食べることができた、それだけで幸せでした。