真夜中に、ものすごく息苦しい、嫌な夢を見た。
「ああこれは子供の頃の小児喘息に似ているな。あの時も嫌な夢を見たものだ」と思って、半分寝て半分起きた状態でぼんやり苦しんでいたら、本当に喘息の発作が起こっていた。
咳が止まらなくなって、寝ているどころではなくなった。走ったあとのようにぜいぜいしている。
横になっているほうが辛い。
小学校高学年までは喘息持ちだった。その頃の感覚を思い出した。
もちろん薬などは無い。薬箱を漁って、風邪薬の「小青龍湯」が「喘息や鼻炎等のアレルギー疾患に」と書かれていたので、飲んでみた。
そういえば、ちょっとクシャミも出る。
思い当たるところはないが、なにかハウスダストなどを吸い込んでしまったのだろうか。
喉が苦しいため、気休めに喉飴を舐めたりして、朝まで過ごした。
いつのまにか喘息（風の発作）は無くなっていた。
ただ、まだ気管支の辺りでヒューヒューと音がする。「大人の喘息は辛い」と聞いたが、確かに大変だった。
夜中から朝まで起きていたので、昼間にずっと眠くて困った。
また悪くなるようなら、病院に行くつもり。「命に関わる」とも聞いたことがある。
たぶん風邪の類だろうと、勝手に思っている。
なので今日は、おとなしく過ごした。たまたま、家で片付けなければいけない書類仕事が溜まっていたので、それにかかりきりだった。
今になって元気になって、映画でも観に行きたい気分だが（今日は1日、映画の日）、我慢する。
