春の夜に

先程、アパートに帰る道中、ガソリンを入れようと道々のスタンドを見ながら走っていった。
夜遅くだったのに、安価で有名なお店は大抵が混んでいた。連休前で、また来月から税金がかけられるので、今のうちに給油する人達が多いのだろう。
結局“普通よりはやや安い”程度のお店で給油をしてきた。

初めは“四日市で1番安い(と自分では思っている)スタンド”の列に並ぼうかとも思ったのだが、夜も遅いし、長蛇の列(道路にまではみ出していた)に並んでセルフサービスで入れるのも気が引けて、素通りしてしまった。

大体、安いといっても(満タンで)100円も違わないのだ。
その程度のコスト差ならば、燃費に気を遣った運転を心がけていれば十分に相殺できる。
「少しでも安く」というのは消費者として立派な態度に見えるが、そればかり尊重すれば良いというものでも無いだろう。
もちろん、“安価なガソリンを入れて、燃費を気にせずがんがん走りたい”という考え方もあると思うが、その為に何十分も列に並ぶというのは僕にはできない。
それと、給油に並ぶのならば、アイドリングは止めるべきだと(横を通り抜けながら)思った。

子供の頃の科学雑誌には「21世紀前半には石油は枯渇する」というような記事がよく載っていたものだが、いつになったら、値段ではなくて、量を気にする時代になるのだろうか。
個人的には、ガソリンのような便利な物質は、もう少し高価でも良いと思っている。
かつてのオイルショック並みの事件が起きれば、今の“車たくさん社会”も見直しがされるのだろうか。



ガソリンの匂いも、セルフサービスの操作も好きだ。
でも、窓を拭いてくれるので、従来からのスタンドを利用することが多い。
大声で挨拶やら動作確認をされるのは(まるで応援団だ)とても嫌なのだけれど、どうやらこの風習はまだまだ続きそうなので、諦めて我慢している。

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