サントノーレとビジネス書

寝坊した。
映画は諦めた。
午前中は親戚のお見舞いと自転車の整備をした。
お昼ごはんを食べに遠出したらお目当ての店が臨時休業で、そのまま帰宅して庭仕事と部屋の掃除をしたら午後3時。
それだけではなんだか休日として不十分な気がして、藤枝市の「ボクゥボクゥ」に行ってきた。

 

https://www.instagram.com/p/Bf45YS-hHw_/

「サントノレ」があったので注文。
小さなシュークリームに飴がかかっていて、なにやら美味しいクリーム(カスタードクリームなのか?少し軽い気がする)とともに組み合わせてある。
友人の結婚式で、これの巨大なものを皆で取り分けて食べた記憶がある。というか、確かフランスのお祝い菓子だったはずだ。
こうしてケーキ店でちんまりと可愛らしく作られた品も、また良い。
きゃあきゃあ騒ぐ類の可愛らしさではなくて、にこにこと愛でていたくなるそれだ。もちろん僕はおっさんなので、騒ぎもしないしにこりともせず、クールに食べ進めるのだけれど。

 

 

夜になってから、ビジネス書を2冊、読んでいる。
転職した先は、できたばかりの会社で、少人数かつ寄せ集めの所帯で四苦八苦している。
自分としてもホワイトカラーの経験がほとんど無いし、他のスタッフも仕事の進め方などの基本部分にかなりの不安がある。
数ヶ月働いて、これじゃあたまらんと社長(基本的に遠方にいて、普段はTV会議システムで連絡や報告を行う)に相談したところ、書籍を数冊送ってきたのだった。
「仕事の進め方」みたいな本。
これを読んでおくように、次のTV会議からは全員に1回20分くらいの“授業”を行う、と言う。そういえば専門学校や大学で講師もしていた人だった。
というわけで「業務時間に読め」と命じられてはいたけれど、忙しくて相談するくらいだからそんな暇はなくて、休日にさらさらっと読んでいる。
流し読みに加えて、Webで要約やまとめ記事を探して、そちらは雑にメモ(MicrosoftOneNoteを使用。もう少し使いやすくならないものか…)をして、読んだことにしてしまう。

読書は好きだ。やや活字中毒気味なところがあって、興味の薄いビジネス書でも、読み始めれば止まらない。読み始めるまでは斜に構えていても、幸いなことに読んだ時間を損だとまでは思わない。
小説ならばあえてゆっくり読むこともあるけれど、この種の本は読み飛ばしが効くから時間もかからない。どうせ要点はまとめられているし、具体的なエピソードや事例紹介部分は陳腐なぶんだけ理解しやすい。愛のある読書とはいえないけれど、つまらなくて苦痛とはならないから、普段からの読書習慣もたまには役に立つ。

しかし渡された本、1990年代のベストセラーということもあり、例に挙げたエピソードがさすがに古い。保険のセールスレディなんて言葉が当たり前に出てくる。事務・総務の業務ではお茶出しや掃除が若手女子社員の代表的業務とされているし、スポーツに例える場合はゴルフか野球だ。

仕事内容や結果をある種のチェックシートや表に記入していくメソッドなのだけれど、本に掲載されている基本様式は、WordやExcelでぱぱっと仕上げられる体裁にはなっていない。役所の申請用紙みたいに、ぜんぶ四角く囲われていて、表とはいうものの項目名の横に記入欄があるのか下側にあるのかは、罫線によって区切られ示されている。つまり、いわゆる「ネ申エクセル」や「表組み・罫線ワード」の技術が要る。
あの頃のこういうセンスが、今に至る日本の奇妙なオフィス印刷物文化に繋がっているのかもしれない。
まあ、自分の業務に応用せよ、と言われたらエッセンスだけ抜き出して、紙が必要ならばきちんとWordやExcelの“正しい使い方”に沿ったかたちにするだけなのだが。

しかしこういうビジネス書、人生で数冊しか読んだことがないのだが、どうしてこう語呂合わせが好きなのか。日々、唱えるものではないし、丸暗記するよりは「どういう形で自分の仕事に取り入れるか」が大切なのだと僕は考えるのだが。
僕もさらにおっさん具合が進むと、語呂合わせを好むようになるのかもしれない。「仕事の原則はサントノレ(SANTONORE)だよ新人くん!最初のSはSpeedでAはAction、NはNakamaでTは…」みたいに語り始めたら嫌だなあ。何だよNakamaって。だいたいサントノレは「saint-honoré」です。

 

MATFER(マトファ) 口金 サントノーレ (ステンレス製) 80257

MATFER(マトファ) 口金 サントノーレ (ステンレス製) 80257

 

 

 

 

映画には間に合わなかったけれども

午前中に行くつもりだった映画、時間ぎりぎりに飛びこむかたちになりそうだったために断念した。途中入場が禁止されている(さらに言うと途中退場も基本的に駄目、映画が終わり劇場が明るくなるまでは席を立ってはいけない)ミニシアターだから、あまりばたばたしたくなかった。明日がんばる。

というわけで、せっかく静岡の街にまで来たのに、なんだか半端な時間が空いてしまった土曜日、あちこちでお菓子を買ったり美味しいものを食べたり、趣味の道具を買ったり、友達の娘さん用に雛祭りのお菓子を買ったりと、やや浪費気味な休日を過ごした。かまわないのです、質の良い消費は心の温泉なのです。

 

太陽と乙女

太陽と乙女

 

 

 

つきさむ

最近久しく行っていない気がする北街道沿いのごはん屋さん。
街で買い物をした後に車で訪れた。
幸運な事にほとんど待たずに座れた。
今日の「3月のごはん」はこんな感じ。

https://www.instagram.com/p/Bf2NlRYBgsR/

  • れんこんハンバーグ
  • ひじきの胡麻和え
  • 白菜の柚子こしょう和え
  • きのこのパスタサラダ
  • 麦入りのごはんにお味噌汁
  • 食後にホワイトチョコレートのムースとコーヒー

蓮根のハンバーグは家でもよく作る。この、薄切りの1枚を乗せて焼くやり方は真似したい。我が家ではしっかり厚く切るため、一体感に欠けていたのだ。
食べながら一番関心したのは、ひじき。ひじきは胡麻和えができるのかー。春菊が風味を添えていた。

 

 

 

 

 

Pappus

https://www.instagram.com/p/Bf2PVEWBRiv/

北街道でここまで来たのならば、とさらに東へ進み、清水区のPappusへ行く。
カフェの時間にはまだ早かったのか、ケーキは並んでいない。焼き菓子と飲み物を注文して楽しむことにした。
コーヒーのマーブル模様が綺麗なパウンドケーキと、カフェオレを注文。

白っぽくてさっぱりしたリネンみたいなお店*1も最近は均質化が進んでいる。でもこのお店は細部まで手が入っていて、お店の個性がしっかり楽しめるのが素晴らしい。花もテーブルも、控えめな飾りつけも、お店の好きなものが吟味されていて余計なものが無い。つまり、趣味が良い。

 

 

森見登美彦の京都ぐるぐる案内 (新潮文庫)

森見登美彦の京都ぐるぐる案内 (新潮文庫)

 
([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

 

今週のお題「ひな祭り」

お題「コーヒー」

 

*1: こういうざっくりしたナチュラルと少しのアンティークの雰囲気、どう説明したら良いのだろうか?男友達だと説明が難しい。女性なら大抵伝わる。

ふわふわミモザ

車の点検とリコール対応は無事終了。
音楽再生やその他の機能(モニタで扱う諸機能)を司るシステム、MAZDA CONNECTがバージョンアップされていた。少しは安定性が増していると良いのだが。ミュージックプレーヤーは、以前は運転開始直後に選択すると強制停止することが多かった「プレイリスト」などが、選択不能になっている。たぶんある程度の時間が経つと扱えるようになるのだろう。それを改善というのかは、僕にはよくわからない。

 

昼休みに車を受け取りに行き、そのまま他社へ打ち合わせに。
訪問先でミモザの巨大な束を貰った。

工事の邪魔になるとかで、ばさばさと切り落としたものを配っていたのだ。綺麗だが、確かにかさばる。

上手い具合に花瓶があったので、帰社後に飾ってみた。
豪華というのではないが、なんだか明るい感じがなかなか良い。

それ以外は、なんだかとても忙しい1日だった。
残業もした。とにかくトラブルと問い合わせの多い午後だった。いや、午前中も想定外の出来事が多すぎた。

すっかり疲れている。
とりあえず今からお風呂に入る。そして寝ます。夜更かしはしません。

 

LAND PLANTS ミモザ・アカシア 4号サイズ

LAND PLANTS ミモザ・アカシア 4号サイズ

 

 

 

マツダの代車とペンギンハイウェイ

代車

半年に一度の定期点検とリコール対応のため、MAZDAに車を預けた。
1日かかる、というので代車を借りる。
MAZDAということでデミオだった。
商用車みたいなグレードで、装備は簡素。でも走っていて不満に思うところがまるで見つけられない素晴らしい小型車だった。

走り始めの挙動は、ハイブリッド車に慣れた身としてはちょっと変な感じ。ぎくしゃくしているわけではないものの、加速度の変化が大きくて気を遣う。
でも幹線道路を走行中は騒音もほとんど気にならず、いたってスムーズ。
これにバックモニターが付けば(廉価版なので未装着)十分ではないか。

今日は昼休みに会社を抜け出してMAZDAへ行き、代車に乗って戻ってくるというなかなかに慌ただしい計画を実行した。10分以上の余裕を持って帰社(?)出来たので、良かったのではないか。

 

 

ペンギンハイウェイ



大好きな小説、森見登美彦氏の「ペンギン・ハイウェイ」の映画化が発表された。
僕はSFのつもりで読んでいなかったのだけれど、SF方面の評価がとても高い。賞だって取っている。で、思い返してみると、しっかりSFだった。

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

 

 といっても、理屈や科学技術を楽しむ類のSFではなくて、少し(Sukoshi)不思議(Fushigi)のSFのほう。
予告編からして期待できる。いつかアニメ映画になるとは予想していたが、うん、良い感じだ。

別に日常的に死のうと考えているわけではないけれど、こういう楽しみができると「死ねないなあ」と思ってしまう。
8月まではうっかり死ねない。正座して待つ。

 

 

さよならペンギン (ハヤカワ文庫 JA オ 9-1) (ハヤカワ文庫JA)

さよならペンギン (ハヤカワ文庫 JA オ 9-1) (ハヤカワ文庫JA)

 

 ペンギンでSFで小説といえば、大西科学氏の「さよならペンギン」は今も昔も、たぶんこれからも大好きな作品だ。図書館や古本屋で簡単に見つかる本ではないけれど、書店に注文してでも読んでみることをおすすめする。叙情と日常と非日常のSF小説

ライトノベルの「ジョン平とぼくと」も良い小説。
のんびりふんわりした雰囲気と、避けられない哀しみと、知恵のお話。

 

 

夕食を食べ損ね、キャベツを囓る

中途半端な時間の残業をして、帰宅して、さて何か食べようかと考えた。夕食はきちんと作ってあったのだが、しっかりした量を食べるのもなんとなく気が進まない、そういう時刻。
仕方がないからキャベツを千切りにして、胡麻油を少しと塩、クミンシードを振りかけてもしゃもしゃ食べた。

今は満腹。
体積だけを考えると、夕食分はお腹に入っているのではないか。
これはダイエットになるのだろうか。

 

今日は社外のプログラマーやエンジニアの人達と会議をした。
最初に「言葉の定義」を数分間かけて宣言・説明するあたりが、なんともプログラマーらしい。その後も、使う言葉にブレがなくて、堅苦しく難解な内容だったのに、すいすい頭に入ってきて面白かった。まるで自分の頭が良くなったみたいな不思議な体験。
あんなに理路整然とした会議はなかなか出会えない。
たぶん日常的にそういう風に情報を発信する訓練ができているのだと思う。誰もがそうなるべき、とまでは言わないけれども、流行ったら有難いスタイルだと思う。

 

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス)
 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)

 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)

 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2 (ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

アラームを、止めたかった

昨晩は、職場に携帯電話を置いた帰宅していた。
寝る前に気付いた。アラームを設定して目覚まし時計代わりに使っているから、その設定時刻をチェックしようとした際に携帯電話の不在が判明したのだ。

とはいえ、特段の不都合は無い。
朝は家族もいるし、普通の目覚まし時計だってある。

だから寝てしまった。

朝になって問題に気付いた。
そういえば、アラームが鳴りっぱなしにならないか。

アラーム音は合成音声(Androidに標準で入っている声)で時刻を唱える。1分で最大音量に達して、その後は5分間鳴動する、という設定までは覚えていた。
5分以上放置した場合は、スヌーズ機能に移るはず。5分のスヌーズ期間を置いて、再び鳴動する。
さてその後、どういう挙動をするのか。全く思い出せない。

仕方がないから、いつもより早く出勤することにした。
といっても通勤時間は10分足らず。身支度をちょっと早めれば、「早めに事務所を開けてくれる人」の次くらいには職場へ入ることができる。

幸い、アラームは数回のスヌーズの後に、自動解除されていた。そういう設定にしてあった。

 

スマートフォンを無くした時は、自宅のパソコンや他のインターネット接続端末で、位置の確認ができる。
大きな音を鳴らすことも可能だ。
操作を完全にロックして、画面にメッセージを載せることもできるし、必要ならば個人データの類を全て消去することすらできる。
でも、アラームを解除することはできない。

聞かれて恥ずかしい音楽などを設定している訳ではないが、職場で机の中から延々と目覚ましの音が聞こえたら、それはやっぱり恥ずかしい。
学生時代に、隣の部屋から朝に大音量の曲が流れてくる事があった。CDラジカセ(ドデカホーン)のアラーム・再生機能をONにしたまま、帰省してしまったのだ。あれは本当に迷惑だった。たまたま管理会社の人と会えたので相談したら、こっそり配電盤をいじって、一瞬の停電を発生させてくれた。次の日からは静かな朝を迎えることができた思い出がある。

携帯電話のアラームがそこまでの迷惑を起こすことは、まず無いだろう。
しかしただでさえ忘れものは恥ずかしいのに、プライベートな時間に鳴るべき“音”が職場に鳴り響くのは、どう考えてもみっともない。
だから遠隔操作で、アラームだけ消せる機能が欲しいのだ。できればAndroidの基本機能、Google提供のサービスとして。

 

地元パン手帖

地元パン手帖

 

 あ、Androidのアラームアプリとしては「アラームカレンダー」がおすすめです。僕は有料版の「アラームカレンダーPlus」を愛用中。
同じ設定で何種類も時刻を用意できる(日によって選ぶことができる)点と、設定した時刻に音を鳴らす(あるいは時刻を読み上げる)時報機能があるところがとても便利。休日や祝日だけOFF、といった細かな設定も簡単。

play.google.com

お題「起きて最初にすること」

 

ジャム付き肉団子とアボカド

夕食を自分用にひとりぶん。そういう時はせっかくだからと普段は食べないものを作る。

今日は北欧風の肉団子を作った。
よくIKEAで食べる、あの赤いジャムが添えられたシンプルな肉団子。

 

IKEAの本格スウェーデン料理

IKEAの本格スウェーデン料理

 

 

肉団子自体は、冷凍のものを使う。
輸入食材店でものすごく安かった、ぼそぼそしたミートボール。そのまま食べても美味しくはないのだが、こういう料理には合う。

ジャムはアヲハタラズベリージャムを使う。これも冷蔵庫にあったものをそのまま使用。
他には茶色くてしょっぱいソースを。小麦粉を小さじ1杯、バターで炒めて、コンソメスープの欠片と牛乳で伸ばしていく。こんなに少量のルウを作ったのは人生初。なんとなくナツメグを入れてみる。

 

主食というか炭水化物としては、ジャガイモを蒸してみた。
他には菜の花の蕾を温かいサラダにして、人参のマリネを付け合わせに。

これらの料理には合わないが、アボカドの味噌漬けも食べた。
これはこの記事を参考に作ってみた。簡単で、とても美味しい。醤油とアボカドが合うのだから、味噌にだって合うのだ。

www.hotpepper.jp

ねっとりして、漬物というよりも珍味みたいだけれど、しかしやはり野菜っぽい部分が漬物なのだった。面白い。人を招いた時に作っても受ける気がする。

アボカドは冷凍品がなかなか使いやすい。
なにしろ熟れ具合に間違いが無いのが良い。味は間違い無く生のものが優れている。しかし利便性だけ考えると、冷凍品は常備する価値があると思う。

 

荒神 (新潮文庫)

荒神 (新潮文庫)

 

 

 

眼鏡とピザと映画とバスク菓子

眼鏡

眼鏡を新調した。
駅ビルやショッピングモールに入っているチェーン店で、レンズ込みで8000円。それに数千円の追加でブルーライトカットレンズ(弱め)への変更もお願いした。
視力測定からレンズの加工、微調整まで含めて40分程度か。安いし早い。眼鏡に関しては、どんどん安くなっている。毎月のように買ってしまうと嘆く友人がいるけれど、まあこの価格ならば可能だろう。服に興味がある人が娯楽としての服購入をする、そんな感覚なのだと想像する。

今は幹線道路沿いの(昭和から続く)チェーン店でも、こういうショッピングモールや若者向けデパートにあるチェーン店でも、店の内装や置いてあるものはそれほど変わらない。シンプルモダンな雰囲気で、レンズとフレームの基本セットは定額で、と昔に比べて画一化している。ただし昔風のお店では、未だに「お客様が駐車場を出るまで全員がお辞儀をして見送る」のが嫌だ。後日やたらとダイレクトメールが届くといった、あまり有難くないサービスも多い。
だから最近は専ら、新しめの(ZoffとかJINSといった)お店を選ぶ。あるいは、眼科と提携してフレーム調整にも時間をかける、高価だが高品質の専門店に行く。

なにしろ手軽なのは良いことだ。
昔に比べて、視力の測定や乱視調整についても、店やスタッフによる当たり外れが減った気がする。
もう半日以上着用しているが、違和感は無い。ブルーライトカットについては、おまじないみたいなものだと考えている。

 

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

おばけのてんぷら (めがねうさぎの小さな絵本)

 

 

ピザ

久しぶりに「アン・アン ピザハウス」へ行ってきた。
静岡の名店で、今日も相席になる位には混雑していた。
相席かつロッキングチェアというなかなか珍しい境遇だが、それでもこの店は好きだ。
店主(男の人)の無愛想さは昔から変わらない。お金を払う時だけ元気なのが面白い。ひとり頑張っている女性スタッフがとても明るくて、この人がいなければ一見のお客さんは面食らうのではないか。昔からの人達は、アン・アンに愛想は期待していないだろう。

今日は基本の「ミックス」から、ピーマンとトマトを抜いてもらった。ピーマンは元から好きではなくて、しかもこの店では本当にどっさり乗ってくることがあるから。トマトは美味しいけれども、どろっとして食べにくいから、今日は外してもらった。

トマトが無いと、水っぽさが激減し、肉類の脂が際立つ感じ。ただでさえボリューム感が凄いのに、なんだか肉とチーズの料理を食べているみたいだった。コーラやビールが進みそうな味。
僕はこの店では「プラムエード」しか頼まない。この独特な飲み物は、ピザにぴったりとは断言できないけれど、アン・アンといえばプラムエードなのだ。これは法律である。

 

'80sガーリー雑誌広告コレクション

'80sガーリー雑誌広告コレクション

 
'80sガーリーデザインコレクション

'80sガーリーデザインコレクション

 

 

 

映画



さよならの朝に約束の花をかざろう」を鑑賞。
今回、数奇な運命により、20代(独身)、30代中盤(5歳の子供がいる)、そして独身おっさんの僕、という3名での鑑賞となった。
3人でぐずぐずと泣いたのだが、その涙の元についてはそれぞれ少しずつ異なる気がする。まごうことなき“泣ける劇場版アニメ”の成功作だけれど、親になった人、あるいは親とはどんなものか想像できる年齢の人間こそ心に刺さる作品だと考える。ただしもちろん、中学生だろうが高校生だろうが、きちんと感動できるだろうし、きちんと理解して腑に落ちるだけが物語ではないのだから、興味が湧いたのなら見てみるといい。とても良いファンタジー映画でした。そして“おかあさん”の映画。ファンタジー世界ならではの設定(長命種や竜)と物語の主題ががっちり無駄なく組み合わさって、重い話でもすんなり受け入れることができる。その辺りは、アニメの力だと思う。
僕はあと1回、観たい。

 

 

バスク菓子

https://www.instagram.com/p/Bfm6qWOhrQK/

 

笠井珈琲店にて「ガトーバスク」を食べた。
今日は普通のコーヒーとケーキだけにしよう、と決めていたのだが、着席するなり「1/2アイスコーヒー」の準備が始まったので、おとなしく店主のスタイルに沿うことにした。それほど頻繁には訪れていないのだけれど、覚えられてしまった。
ともあれ美味しいケーキとコーヒー。ガトーバスクは量感もあり、アン・アンのピザの後だとちょっと重い。でも当然、ぺろりと食べる。別腹を発達させてくれた祖先達に感謝したい。猿には別腹は無いという。

 

甘い香りの幸せデザート―南仏・バスク地方のシンプルな暮らし

甘い香りの幸せデザート―南仏・バスク地方のシンプルな暮らし

 

 

今日はそんな感じ。
100%、とはいかぬまでも、素敵な休日だったと断言しても良いだろう。何か忘れている気もするけれど、たぶん大丈夫。

 

 

ラムレーズンとクリームチーズのサンドイッチと、イチゴのミルクレープ

眼鏡を新調したくて静岡の街に行き、うっかり眼鏡屋に寄るのを忘れて帰宅、夕食後に寝て、さきほど目が覚めた。

https://www.instagram.com/p/BfkS-TBhod4/

お昼はALLEE RESTAURANTでサンドイッチを食べた。
ラムレーズンとクリームチーズのサンドイッチ。この組み合わせで、おやつサンドイッチにならないのだから素晴らしい。
付け合わせのポテトやラタトゥイユが美味しいのも、いつもの通り。
この店、もう2周年を過ぎている。お店ができてすぐに行った時の、窓の風景を覚えている。その時に飾られていたお祝いの鉢植え達も、もうすっかり店に馴染んでいた。

 

眼鏡屋は忘れて、じゃあ何をしていたのかというと、Tシャツを買い、書籍を買い、路地裏で猫を追いかけていた。
何しろ暖かい。自転車が快適な季節となった。

 

 

 

おやつはMARIATHANKで食べた。
春だけのメニュー、だと思う。苺のミルクレープを賞味。苺は紅茶に合う。
ミルフィユほど食べにくい構造ではないが、しかし僕は層状のケーキを綺麗に食べるのが苦手だ。前に金髪碧眼の女性がものすごく食べにくそうなケーキを注文していて(東京のティールームだった)本場の人はどうやって食べるのかと思ったら「ナイフか箸をください」と要求していた。そして小さなナイフとフォークで小さく切って食べていた。なるほどそういうのもありなのかーと関心した記憶がある。
でも箸が出されたら困る気もする。美味けりゃいい、という世界なのかもしれないけれど。

 

ロッテ ラミー 2本入×10個

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