ちいさないくつかの朝の失敗

寝坊したわけではないけれど、朝が妙に忙しかった。

たぶん少しずつの余計な時間が積み重なったのだろう。
メールの返信やパソコンの小さな不具合、お弁当を詰める時に少しだけ手間取ったり、宗教のひとが冊子(神からのメッセージ:喫煙飲酒は必要ですか?)を届けに来たり。お茶の葉を補充する作業なんて、朝にしなくても良かったのだ。


そんなわけで、このままのんびりしていては遅刻、という時刻を過ぎて、大急ぎで行けばなんとか間に合う時刻に家を飛び出すことになった。

雨上がりの地面に、僕の自転車は適していない。
泥除けが無いから背中側に水が跳ねるかもしれないし、タイヤは細くて溝も最小限だから濡れた場所で滑るかもしれない。

でも仕方がない。車を使っていたら思わぬ渋滞に巻き込まれる可能性もあり、契約駐車場を経由していたら時間が余計にかかってしまう。自転車が最も手堅い(そして疲れる)選択肢だった。

自転車だから、ひたすらに急いでペダルを漕ぐしかない。
上手い具合に踏切も信号機も通り抜け、予想よりも早く到着することができた。普段の7割の所要時間だった。

 

 

しかし家を飛び出すにあたり、いくつかの家事を放り出すことになってしまった。

まずは洗濯物。
タイマーと「真夜中つけ置きモード」で朝には洗い上がっていたもの。でも出発直前まで手を付けていなかった。

厚手のものだけハンガーに下げ、後は広げたビニールシート*1や椅子に引っ掛けておいた。

臭いがついたら洗い直すつもりだった。でも大丈夫そうだった。
下着類や靴下は速乾性能のあるものばかり、シャツもリネンだから、まだ暑い部屋でもそれなりに乾いてくれた。

夕方に干し直した時に消臭剤スプレーをかけたら変な臭いになったので洗い直したいこと、そして麻のシャツは洗いざらしの風合いを謳うにしてもシワだらけなこと、の2点が残念だが、最悪の自体は避けられた。

 

掃除も中途半端だった。
でもこれはロボット掃除機がなんとかしてくれた。そもそも自分しか住んでいないのだから、掃除が途中でも問題ない。

 

そして問題は、作り置きおかずの密閉容器。
これを冷蔵庫に戻し忘れたかもしれない、そんな疑念がずっと脳内を支配していた。
講習を受けていても、シンクの横の作業台に置かれたジップロック・コンテナー(に類似したIKEAの容器、あるいはAEONの容器)の事を考えていた。徐々に腐敗していく、蒸したサツマイモや煮物達。
昼休みに急いで帰って、台所のチェックだけでもしたいくらいだった*2

普段の自分ならば絶対に戻し忘れない。
今日だって、なんとなく冷蔵庫の中を最後に見た記憶があった。でも自分を信じきることができない。なぜなら、朝にばたばたしていたから。

結果として、この心配は杞憂に終わった。
台所はきちんと片付いていて、食料品はしかるべき場所にしまわれていた。

ちなみに今週はお惣菜の作り置きが多少余っている。一部は冷凍、残りは週末の連休に食べることになる。せっかくの連休なのだから、もうすこし“ぱっとしたもの”を食べたいのだけれど。

 

Lily ――日々のカケラ――

Lily ――日々のカケラ――

 

 

 

 

これが今日の明るい時間の出来事。
朝にどたばたした事が少しずつの不具合を起こしている。しかし基本的に大失敗は無い。

夜は平常通り。もう後は寝るだけだ。あ、ゴミをまとめなければ。明日はゴミの日。

そしてこれが今日のお昼ごはん。

https://www.instagram.com/p/B2VfDQ7gX4C/

いかにも週末らしい、在庫処分的な内容。彩りが悪い。
古鶏というのは卵を産んだ後の鶏のこと。香川県名物の「骨付き鶏」でもよく使われる。骨付き鶏ならばそのまま焼いて齧るわけだが、煮るとさすがに硬い。牛すじ肉のように長く加熱する必要がある。
ただしきちんと料理すると味が濃厚でとても美味しくなる。煮込みなら脂が少ないから冷めても大丈夫、お弁当に適している。

 

 

おかずの素 (単行本)

おかずの素 (単行本)

 
明日も私たちのお弁当 (クウネルの本)

明日も私たちのお弁当 (クウネルの本)

 

 

 

それではおやすみなさい。
明日は元気だったら観音寺か善通寺界隈、あるいは金比羅山に行く。
もっと元気だったら自転車を持って小豆島に行きたい。でも現時点で自転車の装備が完成度7割程度なので、まずはレザークラフトに邁進するかもしれない。

 

お題「起きて最初にすること」

 

*1:作業用に買ってあった。無くても一人暮らしに支障は無いけれど、あると便利な多用途の道具。

*2:洗濯物を干すのは時間的に無理だった。