イチジクのパウンドケーキと、旅先の無理と、万博婚(優性婚)について。

職場の人達へ、ホワイトデーのお菓子を贈る。
なにしろ対象がお菓子だから、こういうイベントは得意かつ好きだ。小さいが吟味して選び、包装し、机に置いていく。
みんなで休憩時間に食べるために、ホールのケーキも買ってきた。もちろん職場に持ち込めるような、しっかりとしたパウンドケーキ。干しイチジクやナッツなどが入っている。直径は小さいがきちんと円形だ。先日、静岡市の「bikini」で購入した。

www.swbt.jp


ホールのケーキを買う、というのはひとつの娯楽だと思う。
いつだって楽しい。マリー・アントワネットくらいになるとさすがに飽きてくるのだろうが、僕はどんなものであっても、ホールのケーキを買う時はわくわくする。

それほど関係が無いけれど、今日は「別腹が空いた」という表現を開発した。我ながら良い言葉だと思っている。
意識の高い甘党ならば、そう珍しくない状況だと思う。朝なのに、朝食を食べたばかりなのに、クッキーを見たとたんに、「あっ、別腹が空いちゃったな」と思うことが、確かにあった。

これもまた直接の関係は無い、と思いたいのだが、旅先で食欲を「ブースト」させる事が、僕は出来てしまう。1日4食+おやつ(和と洋を各1回)とか、大丈夫なほうだ。
これを職場で話したところ、誰も感心してくれなかった。「早死にする」「脂肪肝になる」「糖尿が…」等々。健康ネタで指摘されるのが、いかにも年齢を感じさせる。
僕の場合は、飲酒の習慣が無いこと、夜だからご馳走、といった拘りが薄いことが、この旅先での無理を可能にしているのだと推測する。胃腸は人並みの丈夫さだが、根っからの貧乏性が満腹感を押さえ込んでいるようにも思う。要は、「今食べなきゃ、もったいない」と思ってしまうのだ。せっかくの旅なのだからと。

でも全ての食事を頑張るわけではない。
ホテルのビュッフェなら野菜と飲み物で済ませて、その代わりに外食で“ブースト”する、といった工夫は常にしている。それに、旅ならば、その土地の物だけを食べたい。

 

これはまるで関係が無いが、なかなか凄いニュースだと思う。

「万博婚。遺伝子データを活用したマッチングなど、新しい出会いを応援する」

 

素晴らしいディストピアSFだ。
ハリウッド映画ならば、開会式の開催宣言の寸前にヒーローが「万博統合管理システム」を停止させる。トランプ大統領みたいな大阪府知事がロボットに乗って応戦するし、ヒーローに感化された警察署長(黒人)が「府知事閣下、我々は知事ではなく、府民と法を守るのです」とか言うのだ。
大阪駅の地下道深くには凄腕ハッカーがいるし(名前はニッポン-バシ)、もちろんカニとフグは暴走する。
さすが21世紀である。
出会いが新しすぎる。

たぶんこういう「公表原稿」をうっかり作る人、チェックしても気付かない人は、「優秀な遺伝子を持った日本民族」なんて説明も、ころっと信じてしまうのだろう。
「綺麗な言葉で書かれた優生学を見抜けない人間は、優生学と同じくらいに危険だ」と書いたのは誰だったか。

 

新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)

新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)

 
新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

 
希望の国のエクソダス (文春文庫)

希望の国のエクソダス (文春文庫)