靴を磨く、鞄を磨く

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なんとなく疲れて帰宅。先ほどまで延々と革製品の手入れをしていた。

昨日の夜に丸洗いした革のスニーカーに脂分を補給するだけのつもりだったのに、気がつくと綺麗に磨き上げ、さらに革鞄(わりと大きい)にまでクリームを塗りこんでいた。

こういう手仕事に没頭するのは嫌いではない。
ただし、仕事に疲れた日の夜に行うと、なんとなく“やばい”感じがする。素数を数える系のそれではなく、「布巾を漂白してストレス解消」みたいなもの。単調な生活がいつしか破綻する、といった危うさが潜んでいる。川上弘美の小説に出てくる女性が、よく陥る(偏見です)。
こういう事を書くと友人知人に心配されてしまうけれど、端的に言うと「足が疲れた」だけ。もちろん肩こりもあった。肉体的に疲れると、部屋の隅にうずくまって行う単純作業が止まらなくなるのはなぜか。
一人暮らしをしていた時は、いきなり小豆を煮た時があった。パソコンの「デフラグ」とか「エラーチェック」も、疲労した時に実施したくなる。
ともあれ「今日やらなくてもいいのに」という家事に没頭する疲れた月曜日は、どう見ても健康的ではない。明日や明後日に靴を磨く手間と時間が省けた、あるいは充実した黄金色の休日を迎えるための下準備、ということで、前向きな行為であったと(無理矢理に)考えて、今日はもう眠る。

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ところで今日は、会社で表彰状をもらった。
そう大した賞ではない。でもきちんとした賞状で、しかも「賞状入れ」まで貰ってしまった。
賞状入れは、僕が子供の頃とほとんど変わっていない。どういう理由か、ワニ革を模しているのも昭和の頃と同じ。もう少しモダンな賞状入れがあってもかまわないのだけれど、と思う。無印良品ならば軽くて丈夫な素材のシンプルな賞状入れを作るだろう。「賞状を入れる以外にも、こんな活用法があります」という提案もするに違いない。

とりあえず賞状入れは邪魔である。
即ゴミ箱行き、というのも抵抗があるし(例えばお守りや破魔矢を燃えるゴミに出しづらい気分に似ているかもしれない)、その辺に置いておくと次の大掃除まで放置しそうだし、艶のある黒は部屋で目立つし、と良いところがない。

副賞には図書カードを貰った。500円。せっかくなので、500円で買える文庫本を購入しようと考えている。日本の文豪の作品ならば500円以下だろう。例えば太宰治とか川端康成の本は、わりと薄い。こういう機会でもないと購入しないものに使ってしまおうと思っている。
しかし500円、ケチとはいわないが、もう少し高額でもいいんじゃないかと思う。図書カードだから、余計にそう思うのかもしれないが。

 

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