映画『ベイマックス』と、ガトウバスクの休日。



映画『ベイマックス』を、ようやく観ることができた。
素晴らしい映画だった。僕にとっての「今年の傑作10選」に入ると思う。
ストーリーはひねりが無く、概ね予想通りに進行し、最終局面を迎え、そして終わる。そのベタな話を彩るディテールが素晴らしく、最後まで飽きさせないのだ。
ディズニーの、というよりも大資本の底力を感じさせる。

これ、日本の映画(実写映画)だったら、たぶん“臭み”が出て、どうしようもない駄作になるだろう。「感動の涙が、日本中を巡っています」なんて宣伝があるかもしれないけれど、でもきっとその感動は、自分には受けつけない形の感動になってしまう。

ストーリーがお約束に満ちているのは、原作がもとよりそういう方針だったこと、対象年齢が広いこと、王道の楽しさを描きたかったこと、などが原因だと想像する。この作品の場合は、それが良い効果を挙げている、と僕は考える。

もう一度、映画館で観たい。
今日は日本語吹き替え版を観た。字幕版は、近所の映画館では観られないのだ。
吹き替え版も悪くはないのだけれど、日本語の台詞にすると、ちょっとテンションが高すぎるというか、「日本語では、そういう喋り方はしないよね」となってしまう点が気になる。それとたぶん、固有名詞などに言い換えや省略がある気がしていて、それは字幕版でなければわからない。

とにかく予想外に良い作品だった。
もう「日本の漫画的な映画」は、アメリカの大資本とオタクに任せちゃったほうが幸せになれるんじゃないか、と思ってしまう。この前観た「寄生獣」なんて、本当に酷かった。

 

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映画の後は、昼食兼おやつ。

シネコンのある駅ビル(セノバ)から数分のところにある「笠井珈琲店」で、またしても「ガトウバスク」を食べた。
ガトウバスクは今日も美味しい。4分の1切れほど、オマケをしてくれた。
店主に「美味しいですね」と声をかけたところ、「古臭い焼き菓子でしょ」と謙遜していたが、そんなことは全然無いと思う。「設計やレシピには古いとか新しいなんて尺度は無い、ただ優劣があるだけなのだ」と、何かの本で読んだ。そしてこのガトウバスクは、古くて地味かもしれないが、文句無しに優れた品なのだ。
さらに「伊予柑のアイス」もついてきた。皮をケーキ材料かママレードに使った残りの部分を使った、とのこと。さっぱりしていて、これ単品で売り物になるんじゃないかと思えてくる、そんな味だった。

もちろんコーヒーも、いつも通りの味。量がたっぷりで、適度な濃さ。
駐車場の関係で長い時間は滞在できなかった。でも満足度の高い時間を過ごせた。

 

そんな感じの週末だった。
それと久しぶりに昼寝をした。たぶん疲れているのだろう。昨日も半日くらい出勤したから、もう少しのんびりしたいところ。月曜日から少しずつ手抜きをして、平日でありながら徐々に体力を回復できたらいいな、と考えている。

 

 

The Art of ベイマックス(ジ・アート・オブ ベイマックス)

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