雨上がりの水面

夜に雨が降って昼間は快晴。
確か土日もそんな感じだった。

そのせいか、公園の広場が完全に水没している。
遊具や砂場の辺りは大丈夫なのだが、ボール遊びやかけっこをする原っぱが使えない。 ベンチだって半分くらいは水の上だ。

風景としては印象的だが、平日の昼間に訪れるユーザー(小さい人達)としては不満そう。走り回る場所が「入っては駄目」と禁止されるのだから。

 

そんな状況で、阿呆な男子中学生が自転車で侵入を試みたのでたまらない。彼らはやべーすげーと騒ぎながら、そして靴と靴下とズボンを濡らしながらばしゃばしゃと楽しそうに通過していく。
侵攻可能とわかったちびっ子達がじゃばじゃばとその水たまりに入っていく。とても嬉しそうな子もいるし、水際で最初の一歩を踏み出せない子もいる。

付き添いの大人達にとっては悪夢かもしれない。
ただしこの公園、元から小さなせせらぎが設定されていて、足を洗う水道やベンチ兼用の(じゃりじゃりしない)足置きが整えられている。水遊び前提のそのような設備があるから、まだましだったのかもしれない。

そういう公園の風景を眺めていた。
打ち合わせで外に出て、いつもは行かない方面をてくてく歩いていて出会った公園。
平和だった。他には今日は特に書くべきこともない。

 

 

カンガルー日和 (講談社文庫)

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裏庭 (新潮文庫)

裏庭 (新潮文庫)

 

 

静岡手創り市 2018 春

春と秋に開催されるクラフトイベント、静岡手創り市に行ってきた。
静岡市護国神社の境内。一昨日の雨でまだ少しぬかるんでいて、風は冷たく、しかし全体としてはとても快適な天気だった。
ちなみに駐車場は無く、周囲の道も混雑するので、自分は最寄り駅から数駅離れたあたりの有料駐車場から自転車で訪れる。自転車では大きなものは買えないけれど、焼き物や家具は買わないから別にかまわない。最近はカード決済と後日の配送を受け付けてくれる作家さんも多い。

今年は小さな木の玩具だけ購入。友人のお子さんへの贈り物にする。
革の作品などで気になるものがいくつかあった。
しかし革ならば自分でなんとかできそうな気がして、購入を決意できない。たぶん自分が作れば完成度は50%以下だろう。時間だってかかる。でも、それでも欲しいのならば自分で作ろうじゃないか、そう考えてしまうのだ。そうやって「欲しいもの(しかし自作したいもの)」リストが増える昨今である。


この種のイベントで「自分でも作りたいので写真だけ撮らせてくださいー」と軽々しく声をかける人に何回も遭遇している。*1
僕はそこまで厚かましくはなれない。
せいぜい脳に映像を焼き付けて、後でメモに書き出すだけ。とはいえ、これがまるで思い出せなくて困ってしまう。たいてい、設計の肝となる部分が記憶から消えている。どう作ればいいのだろう、とメモの手が止まる。見ていた時はその部位こそ感心していたのに。

 

 

しかしメモが楽になった時代ではある。
デジタルな記録ならば整理も保存も簡単。昔はアイデアメモがどこかに消えるなんて日常だったし、そもそもメモを残す手間が面倒だった。
僕としては、車での移動中に思いついたことを残せれば、もはや携帯通信デバイスに求めることはほとんど無い(少なくとも思いつかない)。ボイスメモは自分の声が聞こえるから嫌で、文字入力は運転中は無理。
音声入力は便利だけれど、音楽を聴いている時は上手くいかない。そもそもGoogleの何かのサービス(よく把握していない)に残るだけで、後からの活用が意外と面倒なのだ。
便利だけれどあと一歩、と思い続けて数十年生きている気もするのだが。

 

おやつは山の奥にある喫茶店に行った。店名は忘れた。
コーヒーは美味しかった。ロブスタ種の濃い味が好みに合う。ケーキはまあ、普通。上に乗った金柑のコンポートに負けている。
それ以外は、おおむね順調な1日だったといえる。後は寝るだけ。

 

 

*1:大抵の作家さんは応じてくれるけれど、苦笑交じりか、後で隣のブースの人と嘆いている。

花を見に自転車で。電波とフキ味噌(クレソン入り)。

お昼休み、職場の駐車場から折り畳み自転車で田舎道の散策に出かけた。
昨日は寒かったが、今日は暖かい。上着も要らない。

15分ほど走ったあたりに古いお寺があって、桜祭みたいなイベントを開催していた。小さなバザーと、和菓子屋さんの出店と、幼稚園児や小学生(春休み?)が集まる程度の、たぶん仏教の祭日に合わせた催し。
ぽんかんみたいな柑橘を2つと蒸しパン、それからフキ味噌を購入した。

 

 

午後からは電車で移動。
駅では「電波の入りが悪い」とぶんぶん振り回していた高校生の手から携帯電話がすっぽ抜けて線路に落ちる、その一部始終を目撃してしまった。
ホームに飛び降りようとする女の子達。ものすごい大音量のスピーカーで制止させられていた。あれほど大きい声ならば、傍若無人な集団でもつい身体が止まってしまうだろう。

しかしどうして電話を振るのか。リチウムイオンを混ぜるのか。
遙か昔のことだが、携帯電話にアンテナが飛び出ていた時代があった。
ある一時期だけ、あのアンテナを髪に何度もくぐらせることで「電波が強くなる」という説が流布していた。
どちらかといえば理系である自分からすると、振ったり髪を梳かすことで電波が(というか通信速度が)向上する、という説を信じる理由が知りたくなってしまう。
馬鹿にするわけではないけれど、ある種の身体性というか、原始の力強さが漂う仕草だとは思う。

 

 

 

昼休みにお寺で購入した「フキ味噌」がとても美味しい。
フキノトウは嫌いではないけれど、たくさん食べると苦みが気になる。このふき味噌は湯がいて刻んだクレソンがたっぷり入っている。それだけで食べやすさと苦みが両立するのだから不思議だ。香りがフキともクレソンとも違う、軽いハーブみたいになっているのもまた不思議。

 

山グルメ

山グルメ

 

 

自転車を洗った

 

最近ちょっとだけ自転車の調子が悪い。
凸凹道では、ぎしぎしと軋む感じ、何か力がダイレクトに伝わらない感覚が生じる。いつもではない。ただ、稀という程でもなくて、乗れば何かしらの不具合をぼんやりと感じている。

こういう時はメンテナンス。
といっても簡単に、目に付いたネジを締め直すだけ。

 

 

 

僕のSTRIDAは、基本的に手のかからない自転車だと思う。
変速ギアは無い。ブレーキだってディスクブレーキだから普段は調整不要だ。チェーンではなくベルト駆動で、これもほぼメンテナンスフリーとなっている。

ただしネジ、ボルトの増し締めは1年に1回、欠かせない。
日本の自転車ならば、たとえ1万円のママチャリでも、普通に使っていてネジが緩むことはほとんど無い。緩む時は何らかのトラブルが発生した時だ。
でもSTRIDA、イギリス設計で台湾製造のこの三角自転車は、あちこちが少しずつ緩みはじめる。そのまま放置していずれ分解する、という訳ではなさそうだが、しかし乗っていて気持ちの良いものではない。

マニュアルには詳細な締め付けトルクの指示がある。
僕は前職までで、ネジの締め付けについては大雑把な「トルク勘」を得ているから、ここは強め、ここは強く締めたら壊れる、くらいの雑な感覚でそれぞれのネジを回していく。それで今のところ問題無い。

 

 

この「増し締め」作業の時は、並行して洗車と拭き掃除も済ませてしまう。
それほど汚れている訳ではないため、薄めた中性洗剤を含ませた布でごしごしと擦り、細部は古歯ブラシで汚れを掻き出し、その後乾いた布で吹き上げるだけでぴかぴかになる。
アルミ製のフレームはあちこちに傷がついていて、そういう場所は磨けば目立たなくなるのだが、今日はそこまではしない。
最後に仕上げとして、シリコンスプレーをしゅっと吹いた布で全体をもう一度拭いて、掃除は完成。
可動部は油汚れが生じやすいために、注油と拭き掃除を何度か繰り返す。

最近は、プラスチック製品を侵さないシリコンオイルのスプレーがとても安く手に入るようになった。昔は少し特殊な品として、プロ用のカタログか、大きなホームセンターで割高なものを買うしかなかった。僕は食品・製薬工場用のオイルスプレー(口に入っても安全)を愛用していたのだけれど、何しろ大昔の勤め先で(出入り業者さんから)買ったものなので、備蓄が乏しくなっていたのだ。
カインズで200円足らずで購入できるようになったのは本当に有難い。

このシリコンオイルのスプレーで、ベルトとプーリーに注油する。どちらかといえば、オイルを吹いてから汚れごと拭きあげて、油と汚れの固まった黒いものを除去するための作業。拭いても、オイルは残るので、潤滑目的としては十分。

 

 

 

とにかくこうして、自転車のメンテナンスは完了した。
残念なことに、夕方から雨が降ってきて、今日は試乗できない。
機械整備は好きなほうだ。でも、折り畳み自転車はいつも車に放り込んであるので、どうしても手入れが疎かになってしまう。今日は懸案を片付けることができて、良かった。

 

 お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「今日の出来事」

お題「愛用しているもの」

鴨の燻製とオレンジのガレットとケーキとか色々

とくに用事もなく、かといって丸1日を遊ぶには家の雑事が多い日だった。昨日の出張で疲れてもいた。
だからとりあえず普段はまず行かない(そして地理的にはそれほど遠くはない)島田市へ行ってみた。行けば何かあるだろう、というぼんやりとした見込みと、それからアピタ(の中にある無印良品で開催中の“良品週間”)で文具と靴下を買うという緊急性の低い用事が、なんとなく島田市を選んだ理由でもある。

買い物はあっという間に終わった。うっかり白いシャツを買ってしまった。

アピタのあとは駅前に移動して、自転車で散策。
前は「どうしようもなく衰退した、面白みの無い街」という印象だった。
しかし今日は、衰退具合がさらに進行していたせいか、あるいは商店街の垢抜けない街興しの取り組みが目立たなかったせいか、なかなかに鄙びた趣きを楽しむことができた。

大井神社では小さな祭事や、婚礼写真の撮影などが行われていた。
そういう華やかなイベントとは別に、小さな茶店(ほぼ駄菓子屋)では小学生がオデンを食べたりお菓子を食べて遊んでいて、なんだか昭和っぽい。
今時珍しい、スタンダードなジャングルジムまであって、なんとなく落ち着く。

 

https://www.instagram.com/p/BgaRsjDFHQv/

神社の近くにあるカフェ(ダインプレイス)では昼ごはんを食べた。
小綺麗な店内。お洒落なお店にしようと頑張っているのが見てとれる。個人の店主が好きなものを集めて個人の力で頑張る、というタイプの“カフェ”ではない。だから基本的に隙が無く、安心してカフェっぽいごはんを楽しめる。「おおっカフェっぽい!」と妙な感心をしてしまった。
僕の注文したランチセットは、サラダが山盛りになったガレットと、スイーツセットとコーヒー。ガレットには鴨の燻製とオレンジ、そしてクルミが散らしてある。間違い無く美味しい組み合わせ。ガレットにする意味があるのか、というほど野菜が乗っていたが、それもまた良し。

ケーキも水準以上だと思う。
一種類、ケーキを選ぶと、それに合わせてスイーツプレートを組み立ててくれる方式。*1飾りのココアパウダーが冗談みたいな散らばり具合だった点が、唯一の個性か。茶色、焦げ茶色、添えられたベリーもブラウンがかっている。こういう花束を見たことがある。

自分の文章では、どう書いても辛辣に捉えられてしまいそうな気がしている。読み返さなくてもわかる。
でも、雰囲気も味も全てが平均以上であり、だから例えば知人とカフェっぽいごはんとお茶をしたい、といった時には下手に主張や個性が前に出る店よりも優れていると思う。田舎町での“カフェ”には珍しい特質だと言える。
親友と個性的な店を探す時にはおすすめしないが(辛辣)。

 

さて、部屋も片付いた。
いくつかのメールも返信した。
昼に買ったシャツは変な皺がついていたので軽く洗ってみた。
やることはたくさん溜まっているが、でも今日はもう寝る。おやすみなさい。

*1:チョコレートのケーキを選択してティラミスが添えられるのは、ちょっと意表をつかれた。別系統じゃないのかー。

ラムレーズンとクリームチーズのサンドイッチと、イチゴのミルクレープ

眼鏡を新調したくて静岡の街に行き、うっかり眼鏡屋に寄るのを忘れて帰宅、夕食後に寝て、さきほど目が覚めた。

https://www.instagram.com/p/BfkS-TBhod4/

お昼はALLEE RESTAURANTでサンドイッチを食べた。
ラムレーズンとクリームチーズのサンドイッチ。この組み合わせで、おやつサンドイッチにならないのだから素晴らしい。
付け合わせのポテトやラタトゥイユが美味しいのも、いつもの通り。
この店、もう2周年を過ぎている。お店ができてすぐに行った時の、窓の風景を覚えている。その時に飾られていたお祝いの鉢植え達も、もうすっかり店に馴染んでいた。

 

眼鏡屋は忘れて、じゃあ何をしていたのかというと、Tシャツを買い、書籍を買い、路地裏で猫を追いかけていた。
何しろ暖かい。自転車が快適な季節となった。

 

 

 

おやつはMARIATHANKで食べた。
春だけのメニュー、だと思う。苺のミルクレープを賞味。苺は紅茶に合う。
ミルフィユほど食べにくい構造ではないが、しかし僕は層状のケーキを綺麗に食べるのが苦手だ。前に金髪碧眼の女性がものすごく食べにくそうなケーキを注文していて(東京のティールームだった)本場の人はどうやって食べるのかと思ったら「ナイフか箸をください」と要求していた。そして小さなナイフとフォークで小さく切って食べていた。なるほどそういうのもありなのかーと関心した記憶がある。
でも箸が出されたら困る気もする。美味けりゃいい、という世界なのかもしれないけれど。

 

ロッテ ラミー 2本入×10個

ロッテ ラミー 2本入×10個

 

 

 

やわらかい牛タン定食と昔に食べたジェラートと。

静岡駅周辺の市街地のうち、南口側のエリアを「駅南:えきなん」と呼ぶ。具体的な「駅南商店街」などを指すわけではなくて、ぼやっと広い範囲の「まち」部分が駅南。徒歩圏をそう呼ぶ人もいるし、イベントなどでバスがあれば行ける辺りまでを指す人もいるし、海際まで拡がる広い範囲(車が必須だろう)全体のあちこちをそう呼ぶ人もいる。まあ「駅南を散策」といえば、のんびり歩いていける範囲を考える人が大多数ではないか。

といっても静岡駅の南側には大きな商業施設は無いし、いわゆる休日のショッピングやデートで駅から南側に歩いていく人は、それほど多くない。つまり駅南は、“街で遊ぶ”エリアとしての存在感は薄い。
特定の目的地がある人か、あるいは折り畳み自転車で走りやすい裏道を探検する変わり者しか、駅南へは向かわない。

 

 

そして今日は折り畳み自転車を以て、その駅南エリアを巡ってみた。
まずは「こもれび食堂」で、やわらかい牛タン定食を食べた。

こもれび食堂

 

これは、しっかり煮た牛タンを改めて焼いたもの。
仙台名物の牛タンよりも厚い。
タンシチューの肉部分のようなほろほろっとした食感なのに、きちんと炙ったタンの味がする。
最初の一口は「普通の牛タン定食にしたほうが良かったかもしれないな」と思った。なにしろ牛タン定食(この店の、普通の牛タン定食はとびきり美味しい。だからわざわざ“駅南”に赴いたのだ)を食べたくてお店に行ったのだから、そう思うのも無理はないだろう。
でも2切れ目、3切れ目を食べていくと、しっかりと牛タン炙り焼きの味が楽しめる、しかも分厚くて箸で切れるくらいだから、面白くてしかも美味しくて満足なのだった。だから、「普通の牛タンハーフサイズ+やわらか牛タンハーフサイズ」みたいなランチが無いのも納得できる。これはこれだけで、牛タンを食べたい人の舌を満足させられる。
そして、牛タンの、というかある種の内臓肉にあるしこしこっとした食感が苦手な人ならば、間違い無く喜ばれるだろう。
煮込んだ肉類の良さに炙り焼きの味わいが付いてくる、他に無い品だった。

この店の定食は、副菜も素晴らしい。
小さな豆腐は手作りで、ちょっとした和え物も気が利いている。
今日のごはんは、ゴボウのごはんだった。薄い塩味、トウモロコシのご飯みたいな味付けで、ささがきゴボウを炊き込んでいる。
このゴボウご飯は、家に導入したい。

 

 

 

 

ダイナミックフィギュア(上) (ハヤカワ文庫JA)

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新感覚の中華惣菜ー鹵菜(ルサイ) 夫妻肺片(フーチィフェイピァン) 業務パック(500g)

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Diolino

この「こもれび食堂」のすぐ近く、幹線道路に出てすぐのところに、老舗のジェラート屋がある。
写真の通り、まるで目立たない店で、工房の直売所みたいな雰囲気。店内には小さなテーブルと椅子があって、その場で食べることもできる。
実はこの店、大昔に、僕が子供の頃に静岡駅でジェラート・スタンドを構えていた。
確実に、人生初のジェラートだった。コーンにぺたぺたと高く盛り付けた、本物の果物を使ったそれ。たぶん大人に買ってもらったのだろうが、その「イチゴのアイスが本当にイチゴ味で、ヨーグルト味はきちんと酸っぱい。ところでヘーゼルナッツって何だろう?」という新鮮な驚きは覚えている。静岡駅の大改装で消えて、もう閉店したのだと思っていた。まさかあんな目立たないところにあるなんて。いや、よく前を通る道で、ジェラートなんてこんなところで売っているんだなあ、くらいはいつも看板を見て思っていたのだが(交差点の近くなので目につくのだ)まさかあの、静岡駅の伝説のジェラート店だったとは。

残念ながら、今は小さなカップでの販売となっている。1種類でも2種類でも選べる。いくつかのレストランに卸してもいるそうだ。
今日はヘーゼルナッツとミルクを選択。
どちらもとても美味しかった。写真だと小さいが、しっかり食べ応えはある。

 

 

 

遠い太鼓 (講談社文庫)

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遠い太鼓 [DVD]

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Chipacoya

 それから久しぶりに「Chipacoya」へも寄った。
運良く、ドーナツを購入することができた。
先ほど1つ食べた。残りは冷凍。後日の疲弊に備える。

 

 

 

ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー (朝日文庫)

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良いかばんをCreemaで買った。 「3LDK ラミーリネンキャンバスショルダーバッグ」

https://media-01.creema.net/user/125126/exhibits/688852/2_ce445c8038a31159fb68e8fea9056c0d0a406cf2_583x585.jpg

久しぶりにかばんを買った。
今回はハンドメイドのマーケットサイト「Creema」で見つけた、「ラミーリネンキャンバスショルダーバッグ」という品。色は青を選択。「3LDK」という作家さんの作品。
この種のハンドメイドのサイトはレザークラフトの参考にするために眺めるだけだった(楽しい)。買うならばクラフトイベントで実物を見なければ、と考えていたのだが、このかばんに関しては「ずっと欲しかったかたちと素材」だったため、検討と逡巡の後に購入決定。

さてこのかばん、先週末に使ってみたところ、文句なく良い品だと判明したので、ここで威張りながら紹介したい。僕が威張る要素は皆無なのだが、でも良いものは良いのだ。

www.creema.jp

ラミーリネンキャンバスショルダーバッグ、カタカナで書くと長いが、物としてはシンプル。解説も簡単。分解して説明する。

 

ラミーリネンキャンバス

いわゆる麻の布。ヘンプではなくラミー。
しゃりっとしているが柔らかで、ちくちくはしない。滑らかで、いわゆる「シャリ感」がある。
色は青色。写真では鮮やかに補正されているが、実物は落ち着いている。色としては明るいが、派手な感じがまるでしない。

裏地はコットン。ハンドメイドイベントやフリーマーケットでよく見かけるナチュラルな風合いのもの。

全体に薄手なキャンバス地で、でも表地と裏地があるので、丈夫な感じがする。ラミーの素材感からして、長く使えると思う。

ちなみに縫い目はとても綺麗。ミシン縫いでこんなに違うものなのか、とびっくりした。

 

ショルダー

ショルダーベルトは、デフォルトで66cm。たぶん自分の体格では、この長さで問題無い。今回は75cmにカスタマイズしてもらった。
かばんの本体から繋がるように幅広のベルトが付いている。というか、全体でひとつのかばんなので、調整などはできない。
75cmだと、自転車に乗った時に(メッセンジャーバッグ的に)身体にぴったり、とまではいかない。しかし、くたっとしたかばんだから身体に沿ってちょうどいい。さらにベルト幅が広いから、1日使っても肩が痛くならなかった。実際以上に軽く感じるのだ。
このフィット感と軽さだけでも、このかばんを選んだ甲斐がある。

 

バッグ

かばんの“袋”の部分は、とても大きい。
本が2冊、コンパクトカメラ、Amazon Kindleティッシュやハンカチ、財布とスマートフォン、小さい手拭い、ドーナツ4つ、水筒、その他細々したものが入っても、まだ余裕がある。マザーズバッグ的な運用も可能だろう。
底は角をかなり丸めた長方形。物を入れると、全体的に丸くなる。

内部には小さなポケットがひとつ。
残念ながら僕の大きなスマホははみ出るが、iPhoneなどは余裕で入る。
マグネット式のホックが1組。別に注文すれば、ジッパー式にもできるらしい。

外側の、ショルダーベルトの付け根にあたる部分には、それぞれポケットと金属製のリングが1つずつ。
肩にかけた時に前後にポケットがある。どの向きで使っても同じ場所に同じ機能がある、という親切設計。
このポケットには、僕の大きなスマホもいちおう収まる。ただし先端が飛び出る。移動中に少し放り込んでおく、といった使用法になるだろう。または使用頻度の高いものを入れる使い方も良い。デザインのアクセントにもなっている。

 

 

最初に乗せた画像は、Webサイトのものをリンクしてある。
自分の服とともにハンガーにかけたものが、下の画像。
何も入っていない状態で、このかたち。色はWebサイトのほうが正しい。

 

同じ形状の革製の立派なかばんを愛用している。
大昔にGentenという店で買った。もう10年以上使っていて、今も常用する素晴らしい品だが、革なのでやや重く、かつ夏に使う雰囲気ではない。

 

この「ラミーリ(略)ダーバッグ」の良いところがもうひとつ。
くるくるっと丸めると、かなり小さくなる。
旅行用のかばんに放り込んで(あるいはくくりつけて)、旅先での散策用バッグに使うつもり。つまり今週末の九州旅行に使うつもり。
軽くて丈夫で肩が楽、色んな服に合わせやすい、容量が大きい、そして畳める。この、旅用かばんとしての適合性の高さは、予想外。嬉しい誤算。

 

というわけで、布製かばんのルーキーとして迎え入れた「3LDK」のラミ(略)バッグ、想像以上に良い品だった。

大きな肩掛けかばんを探している人には男女問わずおすすめできる。
うん、良い買い物だった。

 

レザークラフト技法事典―クラフト学園虎の巻

レザークラフト技法事典―クラフト学園虎の巻

 

 

今日の、北街道の、美味しかったものたち

つきさむ

1月のごはん

https://www.instagram.com/p/Bd4DyXSH78-/

  • ごはん
  • 味噌汁
  • 春巻き
  • ほうれん草のナムル
  • 厚揚げのみぞれ煮
  • 大根なます
  • 豆乳ゼリー
  • コーヒー

春巻きの中身は野菜と春雨。でもいわゆる中華風のとろみのあるものではない。
ほうれん草のナムル、胡麻油をしっかり利かせて、海苔をたくさん。なるほど覚えた。
厚揚げのみぞれ煮も良かった。すっきりと冷やしてあって、普段のお惣菜とは少し違う感じが面白い。なるほどー。

食後には豆乳ゼリー(いちごソースと白玉団子といちご)と、コーヒー。これで1100円。

美味しかったです。

 

 

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

 

 

 

Pappus

https://www.instagram.com/p/Bd4ENnmH5SI/

通りかかったら開いていた。だから立ち寄る。
苺を焼き菓子的な香ばしい何か(厚いガレットナントカに似ているが、もう少しケーキっぽい)に乗せたケーキを食べた。こういう時に、「えーと、これください」で済ませてしまうと、後で記録する時に(つまり今)困る。
名前がわからずとも美味しいのだから構わない、という考え方もあるけれども、PDCAを回すには記録は大切。

この店のカフェオレは量が多くて嬉しい。温度もちょうどいい。
今日は壁に向いたカウンター式の席で。ここは子供向けのお洒落玩具が置いてあって、ぼんやりするのに向いている。
室内中央にある大きなテーブルだと、本も読まずスマホも触らずでぼうっとするのも変な感じ。一人なら良いのだが、基本的に他のお客さんと共用するかたちなので。

 

 

静岡 カフェ日和 すてきなCAFEさんぽ

静岡 カフェ日和 すてきなCAFEさんぽ

 
紅茶をめぐる静岡さんぽ

紅茶をめぐる静岡さんぽ

 

 

 

そんな休日。
寒いけれど、よく晴れていて、自転車での散策も、徒歩の散歩も気持ちが良い。
静岡から清水に向かう北街道自体はそれほど心愉しい風景ではないのだが、こうして美味しいお店もいくつかあるから、たまに訪れることになる。今日はホームセンター巡りもしました。

 

 

しずおか自転車ツーリング

しずおか自転車ツーリング

 
静岡で愉しむサイクリングライフ

静岡で愉しむサイクリングライフ

 

 

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