オーガニックで動物を使わないごはんと、映画『ムーン・ウォーカーズ』の日曜日

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昼ご飯は、静岡市の安倍川にほど近いオーガニックカフェ『Rama』でランチセットを食べた。

この店は、いわゆるガチガチのナチュラルカフェであり、従って食事には動物性素材は一切使われていない。その割に、店内には綺麗に漂白された白骨標本が大小さまざま並んでいて(すごく綺麗で、いつか買いたい)、ちょっと面白い。
ちなみにアンティーク雑貨や茶色っぽい焼き菓子もあります。

料理は美味しい。小さな凝った皿に、手作りの和風創作料理がちまちまと並んでいて、見ているだけで楽しい。旬の筍も楽しめた。
ただし、手作りの発酵食品、例えば味噌や糠漬けは、それぞれ少し癖があった。あくまで日常の“慣れた風味”に比べて臭みが気になる、といった程度だが、世間には臭みも癖もない手作り発酵食品も多く売られているのだから、僕としてはできればそちらのほうが有難い。
ナチュラルでオーガニックを尊ぶ店によっては、こういう癖や臭みを特色として有り難がるところもあるから、油断できない。この店がそうでないことを願う。

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午後には映画を鑑賞。

ずっと観たかった『ムーン・ウォーカーズ』を映画館で観ることができた。

最近は日本のほうが信じる人が増えているという「ムーンホークス」の、つまり「アポロ計画の月面映像はねつ造されたもの」という与太話・陰謀論を下敷きにした作品。

与太話をきちんと形にした作品は、僕の大好物である。陰謀論や都市伝説も興味がある。宇宙開発の映画も大好きで、あの狂騒の残熱が残った「ベトナム直後」の時代もまた見逃せない。

といっても、映画そのものは、陰謀の進行を真面目に描いた作品ではない。
アメリカ軍の上層部が極秘に「アポロ11号が失敗した時のために、ニセの映像を作るのだー」と言い出したところからして「ろくでもない」のだが、さらに「スタンリー・キューブリックに作らせるのだー」と言いだし、さらにそれを遂行するのがベトナム帰りの(ずいぶん神経が参っていて、しかも暴力的)おっさんというのだから、もう無茶苦茶である。
さらに映画資金を詰めた鞄(牧歌的な時代だ)が交渉先のイギリスで盗まれ、盗んだ相手もまた徹底的にボンクラで(ハリーポッターのロン君だった)、そこからなし崩し的に映画を作る連中はヒッピーを煮詰めたような“アーティスト”で…と、もうしっちゃかめっちゃか。

そんな駄目人間達が馬鹿騒ぎの果てに何かを得たかというと、特にそういう事も無い。例のベトナム帰りのおっさんが(マリファナとアヘンとLSDによって)精神世界を広げたくらいで、後は死屍累々、そして弾丸と税金の無駄遣いだけが残る。

教訓も何も無い。ただ楽しむだけの映画。でもこんな素敵な映画体験も珍しい。
いつもこれでは困ってしまうが、乱痴気騒ぎも極めると心に残る。

ちなみに今日は、『オデッセイ:字幕2D』も観た。
もはや頭の中はごちゃごちゃである。楽しかった!



 

 

 

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