やきとり

今日は半日だけ休み。午後に、古い知り合いと会ってきた。
知り合いというか、大昔に交際していた相手。たまたま帰省していて、しかも僕のブログ(このブログだ)を見つけたという。
別に喧嘩別れした訳でもないから会うこと自体は抵抗が無い。たぶん昔話をして、近況報告をして、ちょっと馬鹿話をするのだろうと予想していたが、全くその通りになった。村上春樹江國香織の小説のような(いささか奇妙な味わいのある)事件は、僕には縁遠いようだ。

 

彼女の希望で、昼間から開いている鶏肉料理の居酒屋に行った。
僕はお酒が苦手だから、居酒屋がとても珍しい。せっかくの機会なので、ヤキトリをもりもり食べる。ランチセットにも小さな串が付いてきたけれど、それとは別に盛り合わせを頼んだ。

隣の席にいたアメリ海兵隊員みたいな人達も、ヤキトリをもりもり食べていた。皿の様子から、ネギは好きでは無いみたいだった。それからシシトウも残していた。
それにしても美味しそうに食べる人達だった。アメリカ人の多くはテリヤキ味が好き(甘くてしょっぱい味が好き)と本で読んだが、それが本当だとしたらヤキトリは最高のご馳走だろう。
しかし平日昼間の静岡市に、なぜ海兵隊員がいるのだ。もちろん制服ではないけれど、お揃いの部隊ロゴ入りカバンを持っていたし、戦争映画に出てくるような靴を履いていた。

 

 

食事の後は、ケーキとお茶。今日は「キルフェボン」に行った(いちごタルトを食べた)。
その後、静岡土産と東京土産を交換して、いつかの再会を約して別れる。
もはや懐かしい古い友人だが、それでも多少の感慨はある。
ちょうど先日、大学時代の恩師が退職して、その祝いの会に行った。子供の頃から使っていたハサミが壊れた。その他いろいろと、昔のことを思い出させる出来事が続く。
ひとつの節目なのかな、と思う。節目だから何なのだ、とも思うのだけれど。

 

 

やっぱり美味しいものが好き (文春文庫)

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