嫌な予感

 
 
 
簿記の講習、2日目。
ずいぶん進行が早い。最初に配られた予定表の倍ほども進んだ。
恐らく、後半に練習問題をできるだけこなしたい事、そして現在やっているような、本当に基礎的な理論面は、テストには出ないからだと思う。
今日は「息を切らしながらも、なんとか最後尾についていった」という感じ。隣の人が、完璧に予習復習をしている為、とても焦る(でも真似はできない)。
1問だけ、問題の意味も解答の書き方も、何もかもがわからない時があった。「ちょっとこれはまずいのではないか」と、ものすごく嫌な感覚があった。大人になってから、こんな危機感は初めてかもしれない。
これから先はどうなってしまうのだろう。
今は英語でいうと「中学1年生の1学期」みたいなところで、いちばん辛いのかもしれない。これからは覚える項目は増えるのだろうが、原理原則的な部分は、現在が最も密度が濃い。
そう思っていないと、心が折れそうになる。
だいたい自分は、物事の仕組みを理解するのに時間がかかる傾向がある。いつか、ぱっと曇り空が晴れる時が来るのだろうか。そうでないと困るのだけれど。
とりあえず「マンガでわかる簿記」みたいな本を買いたくなった。








以下、覚え書き。
色んな表の使い方を習ったが、それは(表の名称はともかく)なんとなく使いこなせそうだ。「賃借平均の原理」などもわかると思う。
決算の時の繰越しや締め切りの方法も、今は記憶していないけれども、たぶん理解できる。
それよりも、基本的なところ、例えば、数字(金額)に付けられたメタデータの「勘定科目」が、まだ記憶できていない。常に迷っている。
原因と結果を整理しなければ駄目な気がする。





財産状態(貸借対照表で管理):次期へ"繰越記入”する
【資産】経済活動をするにあたって役立つもの。資金の使い途:現金、売掛金、貸付金、商品、備品、建物、土地(増える時は借方)
【負債】いわゆる債務。資金の出どころ。:買掛金、借入金(増える時は貸方)
【資本】これも資金の出どころ。出資金+儲け:資本金(増えるときは貸方)



経営成績(損益計算書で管理)
【収益】利益。資本を増やす原因となる。:商品売買益、受取手数料、受取利息(発生を貸方へ)
【費用】費やされるもの。資本を減らす原因。:給料、広告料、交通費、通信費、支払家賃、水道光熱費、雑費(発生を借方へ)

【損益】"収益”と"費用”によって導かれる概念。最終的な利益または損失であり、決算の際等に"損益勘定の振り替え”に使用する。








帰りに「ku:nel」の最新刊を購入した。
別冊のファッション特集みたいな本もあったけれども、それは買わない。

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