友達が入院して、手術が終わったので、お見舞いに行ってきた。
昨年の健康診断で悪い結果が出て、色々と検査や入院を繰り返していたら、とうとう退職して手術をする事になった。怒涛の半年間だったと思う。
もう、健康診断や人間ドックで、生命に関わる不調がみつかる歳になってしまった。僕も他人事ではない。
とはいえ、本人は「手術が済んで、気分的にはすっきりした」と言っていた。
まだ体が大変なようで、常に手元に呼び出しボタンを置いていたから、長居はできない。暇つぶしになりそうな本を渡した。
今日は祝日なので、講習は無い。
昨日まで習ったところの多くが、完全に理解できていない。それで今、とても焦っている。
「ここは大切だからやっておくように」と言われた問題は、本当は今日中に片付けなければいけない。でも、なかなか手につかない。
気ばかり急いて、でも勉強に集中できないで、だらだらと過ごしている。
あまりにもわからないので、商業高校の生徒が使う（と帯に書かれていた）テキストを買った。少しだけ気が楽になった。
仕方がないから、今日はこのテキストだけでも読んでおこうと思っている。
焦るのに身体が動かないというのは、とても嫌なものだ。部屋が散らかっている時と似た精神状態。このまま堕落するか、追いつめられて動き出すか、それは自分にもわからない。
そんな精神状態で行った「カフェつきさむ」では、とても心がなごんだ。
美味しいケーキとコーヒーだった。
