竹シーツ

ちょっと前に、友人から
竹シーツが涼しい」
と聞いていた。

すっかり忘れていたけれど、この前ホームセンターに行った際に見つけたので買ってみた。
1980円。中国製。
随分と安い。
静岡の雑貨店で見た時は5000円以上していた。
安くても竹は竹。
100円ショップの木製品のような変なニスが塗ってある訳でもなさそうなので、試しに買ってみた。

昨晩、思い出して使ってみた。
運んでいた時も重かったけれど、広げても重量感がある。そのせいで、ベッドの上でもずれたりはしない様だ。
ドミノの牌と同じくらいの大きさの竹が、太い糸で繋がれている。
縦糸に相当するのは、軟質樹脂の成型部品。
この辺の安っぽさと、竹の厚さが、価格の違いなのだろう。
高級品は、竹の厚さが麻雀牌くらいあるらしい。

寝てみたところ、とてもひんやりして気持ちが良い。
硬さも気にならない。
しばらく寝ていると体温で温まってくるが、布と違って汗ばむほどにはならない。
タイマーで扇風機をかけただけで、しっかり眠ることが出来た。

安物の竹製品にありがちな、ささくれも無かった。
部屋の雰囲気に合わないのと、余計なデザイン処理(2列だけ茶色い竹が市松模様になっている)がされているのが難点。
でも、予想以上に快適だった。

 

 

10年以上前に、香港を舞台にした映画(王 家衛監督作品だったと思う)で、似たような寝具が使われていた。
先程、唐突に思い出した。
竹シーツは、中国由来のものなのかもしれない。

 

 

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