交通事故

朝、パンを買いにを走らせていたら、交通事故に巻き込まれた。
高速道路のICのような一方通行の合流路に軽トラックが迷い込んできて、自分の前を走っていた車に衝突したのだ。ぶつかった対向車はのろのろとこちらに向かってきて、既に急停車していた自分の車の横を通って止まった。その時にドア・ミラーを擦っていったので、ミラーが根元から折れてしまった。

警察や救急、そして保険会社を呼んで、他に巻き込まれた人達と事故の処置をした。
合計4台を巻き込む事故だったが、幸いなことに誰も大怪我をしていない。保険会社の助言に従い、とりあえずミラーの交換をすることにした。

すぐ近所に修理工場があったので、そこに車を乗り入れて見てもらう。
トヨタ系の工場で、ミラーもすぐに手に入ると言う。すぐに付けてもらうようにお願いしたが、担当者は「ターン・シグナル付きサイド・ミラー」をしつこく勧めてきて修理作業が始まらない。事故修理に少し差額を払うだけで、“最近の高級車ならみんな付けている”ミラーにアップ・グレードしてくれるとの事。自分としては、ミラーにウインカーが付いていても特にゴージャスには思えないし、何よりもゴージャスな車には興味が無い。なので(もちろん)断ったのだが、今度は別のカタログを持ち出して勧めてくる。

困ったなあ、と思っていたら、整備士のおじさんが作業場から罵声交じりの助け舟を出してくれて、担当者を追い払ってくれた。しかもミラーは故障車からの移植で済ませてくれたので、価格も格安で済んだ。
整備士のおじさんは、何度も謝ってくれたけれど、確かに、本当にシリアスな交通事故に遭った後にこんな営業をされたら、僕でも怒っていたかもしれない。

とにかく、仕事はとても速かったし、僕の車も褒めてくれたし、何より“空気の読めない営業担当者を怒鳴りつけるベテラン整備士(右手にスパナ)”という素敵な状況を体験できたのが嬉しかった。

 

夕方から深夜まで仕事をして、先程帰宅した。保険会社のメールによれば、逆走車が全ての自己責任を負うことになったらしい。そして、衝突車の乗員も含めて、事故関係者全員が“かすり傷以上の障害無し”だった。
思いがけず慌しい一日だったけれど、大事にならなくて良かったと思う。

 

 

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