シシャモのオイル煮

シシャモを使ったオイルサーディン的なものを作ってみた。
先日買った200円でお釣りが来るノンスティック加工のココットが役立っている。

参考にしたのはこの記事

www.hotpepper.jp

シシャモをオイルパスタに使うというもの。
試してみたら確かに美味しい。
塩漬けの青魚で骨まで食べることができて魚卵の旨みもあるのだから間違いない食材ではある。油との相性も良い。

パスタには頭や尻尾が入っていても良いのだが(硬かったら残す)今回は短期間とはいえ保存食にするため、切り落として使った。

  1. シシャモ切る
  2. ココットにオリーブオイルやその他の植物油*1を注ぐ
  3. シシャモ入れる
  4. 唐辛子、にんにくを入れる
  5. オーブントースターで焼く

これだけ。簡単。
今回はプチトマトが余っていたので切って投入した。保存性は落ちるが、これはこれで美味しい。
にんにくは隠し味程度にした。お弁当にも使うし、冷蔵庫にはチューブのものが少し残っていただけだから。他のスパイスやハーブがあれば不要だと思う。辛みが少ない韓国の唐辛子が手元にあったので多めに入れてみた。

自分の環境では15分ほどの加熱で完成した。たぶん10分でも変わらない。生臭さが消えれば大丈夫(だと思う)。焦げるのならアルミホイルを使えばいい。

 

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

 

 

西洋料理にはこの種の油で煮る料理が何種類もある。
今日のお弁当ではこれを「アヒージョ」と書いたが、特にお弁当では冷めてから使うため、アヒージョというよりオイルサーディンの変種が正しいだろう。

https://www.instagram.com/p/B33XNBpgWQQ/

そんな今日のお昼ごはん。

  • とうもろこしご飯
  • シシャモのアヒージョ(改めオイル煮)
  • 鶏ハム
  • 茹でた小松菜
  • 蒸したカボチャ
  • リンゴとサツマイモとラムレーズンの蒸し煮

週末には遠出しなかった代わりに、家での食事はきちんと作っていた。とうもろこしご飯はその残り。しかしどうして今の季節に生のとうもろこしが出回るのだ、四国は*2

 

 

築地魚河岸三代目 (5) (ビッグコミックス)

築地魚河岸三代目 (5) (ビッグコミックス)

 

 

 

シシャモは妙に安い時がある。そういう時に買っておいて、冷凍したり、あるいはこうして日持ちする料理にしておくと便利だ*3
オイル煮にしてしまえば、パスタにも使えるし、キノコと炒めたり、パンに添えることもできる。少量でも豊かな気持ちになるからおすすめです。

 

不条理日記 完全版

不条理日記 完全版

 
失踪日記2 アル中病棟

失踪日記2 アル中病棟

 

 

お題「これって私だけ?」

お題「マイブーム」

*1:今の季節なら大丈夫だが、低温で油が固まることを避けるためオリーブオイルに他の油も混ぜてみた。

*2:瀬戸内海を回遊しているのかもしれない。

*3:グリルやフライパンで焼く時にオリーブオイルを使うと、それだけで味が変わるので試してみてください。

ku:nel というお店に行ってみた話

瀬戸内国際芸術祭2019、小豆島に行くつもりだった。
少なくとも昨晩の時点では。

かばんも服も枕元に並べたし、自転車だって整備した*1。フェリーは1時間に1本程度だから、特に調べない。

でも朝起きたら、ほんの少しだけ風邪気味。そしてやる気がしゅわしゅわと抜けていた。イベント当日に全てが面倒くさくなる病に陥ったのだ。

でも小豆島に行かない分、家事や近所での用事をこなすことができた。瀬戸内国際芸術祭については平日に休みをとって行くつもり。あるいは来週末に頑張る。混雑するだろうなあ。

 

瀬戸内国際芸術祭2019 公式ガイドブック

瀬戸内国際芸術祭2019 公式ガイドブック

 
Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 8月号 [アートを巡る夏の旅。]

Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 8月号 [アートを巡る夏の旅。]

 
Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年8月号 [瀬戸内シティガイド]

Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年8月号 [瀬戸内シティガイド]

 

 

 

 

 

で、前から(店名が)気になっていた高松市郊外のカフェ「ku:nel」に行ってみた。

かつて愛読していたマガジンハウスの「ku:nel」は、あの類のカルチャーを牽引した、稀有な雑誌だった。僕はやたらと豪華な執筆陣の連載やコラムを目当てに買っていたが、いわゆる“白っぽい写真の雑誌”のなかではマニアックさと読みやすさのバランスが飛び抜けて良かったと記憶している。そして「ストーリーのあるモノと暮らし」というキャッチコピーは、バブル後の新しい価値観を良くも悪くも決定づけた。本や雑誌作りに関わってきた友人知人達の評価も高い*2。ちなみにリニューアル後の「パリとトーキョー」風味については、興味が無いのでここには書かない。

 

そしてこの高松市ku:nelは、雑誌から名前を取ったことは明らかなのだが*3、お店はさほどku:nelらしくない。

いや一応は和洋にこだわらない丁寧に作られた“上質な普段着のごはん”が供されるから、その点はku:nelらしいとはいえる。
でも世の中にはもっと当たり前にku:nelミームが感じられる店は溢れていて、というか若い頃にカフェブームの洗礼を浴び、いつか自分の店をと頑張って、地の物と良い調味料と好きな音楽で個性的なお店を作り上げてきた個人経営のカフェには、まず間違いなく「ku:nel」の影響がある*4

goo.gl

 

そういう意味ではこの店はちょっと違う。
建物は立派で席数も多い。市内に複数店舗がある、と言われたら信じてしまう(無いけれど)。
そしてお客さんの大半が、中年以上の女性だ。男性はその“連れ”ばかり。男性1人は自分だけだった。つまりミセスとマダムがランチを楽しむお店だ。

 

https://www.instagram.com/p/B31eVj5AI7j/

 

料理はきちんとしている。僕が注文したハンバーグのランチセットは、煮込みハンバーグといくつかの小鉢、ごはん、サラダ、味噌汁といった組み合わせ。手作りで工夫が凝らされていて大満足。食後のコーヒーも飲みやすい味だった。

でもカフェごはんらしさには欠ける。

こういう献立で思い出すのは静岡の(今は亡き)つきさむ*5だが、ああいうリーンな、こざっぱりした方向性は感じられない。ビジネス街にある喫茶店の和風ランチを、奥様達のランチタイム用にアップデートした雰囲気がある。

実際、お客さんからの料理に関する質問が多い。自分が見ているだけで数人が調理法を問い合わせ、全てにきちんと答えていた。

自分もこういう食事は嬉しい。普段ごはんを作っている人ほど、価値を見出すタイプのランチだ。親元で暮らす若い人は「美味しいけれど普通のごはん」と評価するのではないか。

 

 

ku:nel (クウネル) 2009年 01月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2009年 01月号 [雑誌]

 

 

 

書けば書くほど評価を低めているように見えてしまう。でも実際は素敵なお店だった。
自分の求めているカフェごはん、そしてku:nelという店名から連想するそれとは違っているだけで、ランチとしては高松市内でも高順位にあると思う。とはいえ、この街はカフェ自体が少ない。かつてのku:nel読者で、ああいう雰囲気を楽しみたいのならば、屋島の「Parlor Emerald:パーラーエメラルド」をおすすめする。店の場所がわかりにくい以外は、90年代からゼロ年代を生きたかつてのカフェ好き野郎共(含女子)が絶対に満足すると思う。

goo.gl

 

ku:nel (クウネル) 2010年 11月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2010年 11月号 [雑誌]

 
ku:nel (クウネル) [雑誌]2003.11.1

ku:nel (クウネル) [雑誌]2003.11.1

 

 

 

さて、明日は忙しい。そして今は微熱とくしゃみが続いている。
なので寝ます。その前にかばんを1つ縫おうと思う。

 

 

 

お題「もう一度行きたい場所」

*1:自転車のカスタマイズに関しては、この小豆島周遊をひとつの到達点として進めてきたのだ。

*2:探せば創刊号が実家に眠っていると思う。ただし「暮らしの手帖」や「ku;nel」の読者は物持ちが良いので、さほど古書値が上がらないと聞いたこともある。

*3:ku:nelは造語。コロン抜きのkunelも同様に造語。商標登録もされている。映像作品や自家用車と同じく、雑誌の名前も広い範囲で登録されているので、権利者であるマガジンハウス社が訴えればカフェku:nelは問題となるはず

*4:他にArneや松浦弥太郎の影響もあるけれど語ると長くなるから割愛する。

*5:店主は長野県に移住したという。ブログによるとお店を再開した様子。めでたい。

風邪の兆候、カレーうどん。

喉の奥に風邪の兆候がある。
寝込む程ではない。しかし雑に暮らしていたら、平日に困ったことになるかもしれない。休日に遊ぶこともできなくなる。

https://www.instagram.com/p/B3yaZLpA_A6/

 

というわけでお昼ごはんは、セルフ式さぬきうどんのお店でカレーうどんを食べた。

わざわざ車に乗って「カレーうどんならここ」と教えてもらったお店に行ってきた。「桃太郎館」という店名。まあ、普通のセルフ式うどん店である。近くにあるパン屋さん「小麦堂」へ行くついで、でもある。

桃太郎を名乗るのは、この辺りが「鬼無」の里であるから。桃太郎伝説のお膝元、という看板が立っている。すぐ近くにある桃太郎神社は有名な面白スポットと聞いている。

三重県に住んでいた時は、風邪っぽい時にはカレーきしめんを食べていた。駅前の大型商業施設に愛知県の「金鯱」が入っていたので、身体が温まる手抜き外食としての第一選択だったのだ。
山盛りのネギラーメンが食べられるお店も近所にあって(確かカウンターのネギも入れ放題だった)、自炊ではなかなか摂取できない量のネギを食べに行ったことも何度かある。風邪で胃腸をやられる、という経験がほとんど無いので、特にひきはじめには香辛料やネギやハーブ、そして熱量を摂取するために外食を利用することがある。

 

 

 

さて今日食べたカレーうどんだが、なかなか美味しかった。溶いた玉子が入っているのが特徴らしい。

自炊ではここまで味の強い(しょっぱい)食べ物は作らない。程々に辛く、濃い味が美味しい。うどんがあっという間に無くなってしまう。
香川県においてはカレーうどんが一定の人気を保っているようだが、なるほどこういうものかと感心した。

静岡では老舗の蕎麦屋で「カレーそば」を食べる事があるけれど*1カレーうどんは自分の中で日常の選択肢が無かった。

ただし玉ねぎとサツマイモのかき揚げは蛇足だったかもしれない。でも他のお客さんも、カレーうどんに天ぷらやおでん、いなり寿司を合わせていた。

一年前のちょうど今頃に、この土地に引っ越してきた。具体的な日付は調べなければわからないが、9月末からは、静岡の仕事を畳み高松の人達に引き継ぐために長期出張を繰り返し、そして新しい勤め先に顔を出し、かつ新居を探し手続きを行い、車での往復とホテル暮らしをする混沌の1ヶ月を過ごしていたはずだ。何度か栗林公園を訪れている記録があるのは、それだけ心が平穏を求めていたのだろう。
髪の毛がばさばさ抜けて、胃が痛み、真夜中に目が覚めると朝まで寝付けない、そんな無茶苦茶な生活だった。でも当時はそれほど疑問には感じていなかったし、その混乱もいずれ終わからと落ち着いていた。
何より、どこか旅行気分があったから耐えられたのだと思う。これが、それなりに土地勘があり、かつ旅情を感じない土地だったら、日々の変化を楽しむことなんて出来なかっただろう。
そして今もどこか、その旅人の目線は続いている。1年暮らしても、カレーうどんを食べるのは初めてで、そしてセルフ式うどん店に行くことは日常というよりレジャーである。
そしてまだ、うどんに別の炭水化物を合わせることはできていない。

 

戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ

戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ

 

 

そんなわけで、この土地に住んでから初めてのカレーうどん。人生でも数回目、たぶん10年ぶりくらいに食べるカレーうどんでもある。

ちなみに風邪は悪化しないと思う。
明日、もしかしたら小豆島に行く。まだ船の時刻表すら調べていない。

 

瀬戸内国際芸術祭2019 公式ガイドブック

瀬戸内国際芸術祭2019 公式ガイドブック

 

 

*1:静岡の浅間通り商店街には、元祖カレーそばの店もある。

アクアパッツァの日

明日はゴミの日だから、生ゴミが多く出る料理を作る。特に魚料理は日を選んで作ることにしている。

といっても簡単なもの。最近はアクアパッツァばかり作っている。
正式なレシピは知らないが、とにかくオリーブオイルとトマトを使って魚を煮れば、僕にとってのアクアパッツァ*1
幸いなことに、この土地は魚の種類には事欠かない。
特に白身の魚が多い。

地魚の種類が多く、かつ安いのは本当に有り難い。瀬戸内海ばんざいである。
内臓や鱗を取った状態のものが売られている事も、手軽に尾頭付きの魚が買える理由のひとつ。たぶんそうしないと売れないのだろう。

 

瀬戸内硬骨魚の内耳アトラス

瀬戸内硬骨魚の内耳アトラス

 

 

本日は「びんぐし」を煮てみた。手のひら程度の磯の魚で、ラベルには「びんぐし(タモリ)」と書かれている。こういう小さなお惣菜用の魚が、地元のスーパーでもイオンでも売られているのだ*2

骨は太いが身離れが良くて味も悪くない。ほんのり磯臭さがあるのはクロダイやシマダイに似ているかもしれない。その風味もオリーブオイルや唐辛子に合う。脂というか、ゼラチン質のとろみが強いのも良い感じ。

好みの問題で、にんにくはほとんど使わない。この「びんぐし」は、和風の煮付けにするのが一番かもしれない。とはいえ、アクアパッツァにして、パンと共に食べるとしみじみ美味しい。見た目よりも万能な魚だと思う。

夏は小さな穴子をよく買っていた。いわゆるウシノシタ、この辺りではゲタと呼ぶシタビラメの仲間も安くて美味しい。メジャーなのは、ハマチやブリやサワラなのだが、あまり買う機会が無い。食べきることができて珍しい魚ばかり食べている。

 

ととあわせ 瀬戸内

ととあわせ 瀬戸内

 
ととあわせ 日本津々浦々

ととあわせ 日本津々浦々

 

 

 

さて今日のお昼はこんな感じだった。

https://www.instagram.com/p/B3voQX5gn5b/

  • 雑穀ごはん
  • おでん
  • 鶏ハム
  • 小松菜のおひたし
  • 焼いたかぼちゃ
  • りんごとさつまいもとラムレーズン

今回、鶏ハムはきちんとロール状に作ってみた。いつもはロック付きの密閉容器を型にしている。しっとり具合では密閉容器だが、お弁当への収まりに関してはこちらが上。今後はどうしようか、さらなる比較検討を続けていきたい。

週末ということもあり、在庫整理的な内容ではあるが、月曜日に作って1回しか使わなかった「作りおきのおかず」もある。まとめて作る量を減らしていくことも今後の課題だ。

 

ハンディ版 知っておいしい 肉事典

ハンディ版 知っておいしい 肉事典

 

お題「今日の出来事」

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

*1:小さなイカ「ベイカ」も同じ様に煮てしまう。

*2:キュウセンやベラなんて静岡では食べた事が無かった。

眠気優先の日なので

もうお風呂にも入ったし、洗濯物も畳んだので、寝ることにする。

資格取得のための勉強を一日中しているからか、帰宅すると恐ろしいほどの眠気がやってくる。
帰宅して、やることが無ければ30分から60分の仮眠を取る*1のだが、夕食の時間が近ければ我慢して起きている。

すると、ちょうど今頃に眠気のピークが再び訪れる。この機会を逃すと、夜ふかしモードに移行してしまう。

昨日も寝不足だった。明日は試験がある。
なので今日はもう寝てしまいたい。

学校(研修施設?)では平和に過ごせている。今のところ優等生の側にいるのは、単に得意分野だから。でも気を抜くと取り返しがつかなくなりそう。
1日か2日ほど休みたいところだけれど、それすら危うい。中年になって、苦手だった丸暗記がさらに酷いことになっているから、きちんと理解せずにいると困ったことになる。内容的に一息つくのは今月後半だろうか。

 

 

ともかく寝ます。こういうのはタイミングが肝心。目覚まし時計*2を早い時刻にセットして、全ては明日の朝に持ち越す。

 

あ、今日のお弁当はこんな感じだった。

https://www.instagram.com/p/B3tX8qIgzcj/

  • 雑穀ごはん
  • 蒟蒻と大根の煮物
  • スパニッシュオムレツ(サラミと玉ねぎとドライトマト
  • プチトマト
  • キュウリと生姜とスダチのサラダ
  • さつまいもとスダチとハチミツの蒸し煮

彩りも味も悪くない。スパニッシュオムレツはフッ素樹脂加工されたココットで作ってみた。簡単便利。

以上です。おやすみなさい。

 

椿宿の辺りに

椿宿の辺りに

 

お題「今日の出来事」

 

*1:その結果、夜に寝付きが悪くなる。

*2:スマートフォンのアラームアプリ。休日や曜日によるスケジューリングや、プリセットの複数セットができるアプリを愛用している。

昨日と今日のお弁当と昨日のおやつ

 

地元パン手帖

地元パン手帖

 

 

 

昨日のお弁当

https://www.instagram.com/p/B3n41WAArJv/

  • 雑穀ごはん
  • 大根の煮物
  • 鶏ハム
  • キュウリと生姜とスダチのサラダ
  • かぼちゃとサラミの胡椒炒め
  • 蒸したさつまいも

 

私たちのお弁当 (クウネルの本)

私たちのお弁当 (クウネルの本)

 
明日も私たちのお弁当 (クウネルの本)

明日も私たちのお弁当 (クウネルの本)

 
クウネルの本 もっと私たちのお弁当

クウネルの本 もっと私たちのお弁当

 

 

昨日のおやつ

https://www.instagram.com/p/B3o44dYg5DJ/

  • 焼きピープ(baked Peap

 

ふでばこ 38号 特集:タカキベーカリー70年

ふでばこ 38号 特集:タカキベーカリー70年

 
フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

 
フリーランチの時代

フリーランチの時代

 

 

 

今日のお弁当

https://www.instagram.com/p/B3qfE-5gQ80/

  • 雑穀ごはん
  • 豆もやしのナムル
  • おでん
  • 小松菜のおひたし
  • りんごとさつまいもとレーズンの蒸し煮

 

おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

 
おべんとうの時間

おべんとうの時間

 
おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

 

 

以上、今日の日記はこれでおわり。
おやすみなさい!

 

おやすみなさいのほん (世界傑作絵本シリーズ)

おやすみなさいのほん (世界傑作絵本シリーズ)

 
おやすみなさい

おやすみなさい

 
おやすみなさいフランシス (世界傑作絵本シリーズ)

おやすみなさいフランシス (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

お題「今日のおやつ」

お題「今日の出来事」

家族のおでん、自分のおでん、他人のおでん。

冬の星座が早い時刻から見えるようになった。
おでんの季節だ。

住み始めてから知ったが、香川県はおでんをよく食べる土地だ。うどん屋さんのサイドメニューにもたいてい置いてあるし、ラーメン屋で見かけたこともある。練り製品自体、よく食べられている。種類も量も豊富で、スーパーマーケットに行けば「おでんセット」が何種類も置いてある。

だからおでんを作るのもとても簡単。一人暮らしをしていても、いちばん小さな「おでんセット」を買えばいい。出汁を作るのが面倒な人は、「おでんだしの素」が売られているのでそれを使えばいい。

 

僕の場合、とりあえず大根を大量に下茹でするところから作業が始まる。「おでんセット」は翌日でもいい。下茹でしたものを、少量の塩と醤油、昆布と共に再び(真空保温調理鍋で)煮てから、他の材料を準備する。
そして「今日はどのタイプにしようか」と考える。いちおう、数タイプのおでんがレパートリーにあるので。

 

実家のおでん、家族で食べていたおでんは、母の作った味だ。
静岡おでん」文化の中心部で生まれ育った母、そして同郷の父ではあるが、我が家のおでんは「静岡おでん」とは似ていない。
母が働いていた時に、会社帰りに寄っていた割烹料理屋か何処かで教わったという、かなり上品なものだ。色も味付けも淡い。
醤油を薄めにしたかつお出汁の雑煮で、蒟蒻や大根を煮込んだものを想像して欲しい。甘みも控えめ、酒を少し使うくらいだった。


出来る限り出汁を濁らせない事が肝要とされる。なので、練り製品の数は最小限となる。油抜きや下茹ではしっかりと行い、物によっては「食べる15分前に入れ、残ったらそのままにしない」等の管理が行われる。

両親や兄夫婦、甥姪は、これに鰹節の粉や青海苔、甘くない味噌だれを付ける*1。自分は和芥子を付けることが多い。

 

自分の作るおでんは、これが多い。正直なところ、味付けの正解がよくわからないのだ。物足りない訳ではないし、これはこれで美味しい。四国で生活を始めた時に「おでんの素」も買ったけれど、専ら煮物に使うばかりで、きちんと計量しておでんに使ったことはない。

 

 

ちょっと工夫したい時は、外で知った味を加える。
モデルとなるのは、静岡市にある「おでん横丁」で知った、辛いおでん。
漫画の「孤独のグルメ 2巻」に、やはり横丁で食べる「静岡おでん」の話がある。スタンダードな静岡おでんとは違った、唐辛子が入った(汁も飲める)おでん。例によって主人公は「まいったな」と困惑しつつ、最後は「これはこれで良いものだ」と満足する。

あの店そのものではない。でも、若い頃に友人達と行った、おでん横丁の店が、この唐辛子を入れた品を出していたのだ。

辛いといっても、食べにくい程ではなくて、ほんのり身体が温まるくらいの辛味を利かせる。一味唐辛子でも良いが、自分はキムチ用の粉唐辛子を使う。辛さが穏やかだから、調整が楽で、唐辛子の風味だけ増やすことができる。日本の唐辛子なら、輪切りのものが使いやすい。

ともかく“実家のおでん”に唐辛子を入れたものが、今の「自分のおでん」となる。おでんにしては変わり種だが、わりと褒めてもらえる。

 

 

 

今日もこれを作った。両親のチェックが無く、また魚介練り製品天国である瀬戸内沿岸に住んでいるため、練り製品(○○天、というものが多い)もしっかり使う*2。実家ではメークインも入れるが、今回は使わなかった。

他に、鰹の風味を強めにして、豚足も入れて、あればヨモギ、大抵は春菊も使い、食べる前にレタスも放り込んだ「沖縄風おでん」も作る。なんとなく、ゴボウが合うと思う。

 

孤独のグルメ2

孤独のグルメ2

 

 

おでんといえば思い出す。
友人の家のおでんが、ちょっと面白かった。
何かあると餃子を山ほど作る家があるように、彼らの家では大量のおでんを作る。こんなに食べられるのか、というくらいの量を延々と食べ続ける。ニンジンが入っていたのを覚えている。
といっても、たまごは1人1個、練り製品もそれほど使わないため、量を食べることができるのだ。そういえばあの家も薄味だった。牛すじ肉ではなくて、赤身の肉を使っていたのも大量に食べるための工夫だったのかもしれない。
酒もほとんど飲まず、大量摂取に最適化されたおでん*3を食べ続けるというのは、ある種の美食なのだ。あれは体験した者でないとわからない境地だろう。根拠は無いが、ひとりではあの体験は再現できないと思っている。だから一人暮らしでは適量を食べるに留めている。

 

材料入れてコトコト煮込むだけレシピ

材料入れてコトコト煮込むだけレシピ

 

 

余談だが、濃い色のおでんは、外で食べるものだと認識している。子供の頃には既に廃れはじめていたけれど、おでん鍋のある駄菓子屋は存在していた。焼きそばやお好み焼きを食べさせる店にもあった。四角いステンレス製の「おでん鍋」がある家のほうが少数派だったような気がする。この辺り、テレビで取り上げられる「静岡おでん」とは、ちょっと違う。

 

おでんのゆ (はじめましてのえほん)

おでんのゆ (はじめましてのえほん)

 

 

一人暮らしでおでんを作ると、延々と食べ続けることになる。
そうならないように、十分に味が染みてからは冷蔵保存する。大きめの密閉容器に小分けすれば、少なくとも毎晩食べずとも保たせることができる。

 

 

孤独のグルメ【新装版】 (SPA!コミックス)

孤独のグルメ【新装版】 (SPA!コミックス)

 
孤独のグルメ 2 (SPA!コミックス)

孤独のグルメ 2 (SPA!コミックス)

 
孤独のグルメ

孤独のグルメ

 

お題「思い出の味」

お題「これって私だけ?」

 

*1:甥も姪も玉子を尊ぶ。世間一般に、おでんの玉子は良いものとされる。僕は特に興味が無い。選ばなくて良いのなら、選ばない。

*2:香川県は厚揚げも安い。理由はよくわからない。海で大量に採れるのかもしれない。

*3:豚の角煮などが用意されたが、それは明らかに“箸休め”だった。こってりした味の濃いものが、あの場ではアクセント側になっていた。もちろんご飯は食べない。

過熱問題と茶碗蒸しとピープについて

朝、徳島の動物園に行こうと車のキーを回したら*1起動時のチェックがなかなか終わらない。そして、「EVシステム・バッテリーの過熱」警告ランプが点灯してしまった。

何度か試してみたら警告は出なくなったけれど、万が一を考えて今日の遠出は取りやめ。とりあえず自転車で行ける距離のディーラーに行ってみることに。

お店の人が言うには、十中八九問題ないだろう、最悪の場合でも営業所の車が迎えに行けるから自走してきてくれ、とのこと。
そろそろと車を走らせてお店に向かった。

ディーラーでは連休中のフェアが開催されていて、自分のようなトラブルの相談の客はなんとなく後回しにされている雰囲気。僕としては営業担当者を通さず整備係の人と話せれば良いのだけれど、最近の自動車店はそういうわけにもいかないらしい。

そもそも車のEV部分、ハイブリッドシステムはこの会社が開発した訳ではなくて、トヨタのものを移植している。そのせいか、故障に関しても熱意に欠けているというか、なんとなく「ログを読んで症状を聞いたが、よくわからない。基本手順から外れた事をしたくない」といった空気が伝わってくる。

ただ、整備係の一人はきちんと対応してくれた。
電装系のトラブルで、再起動後に再現されない、というどうしようもない症状であっても原因追求を面白がってくれている。ハイブリッドシステムの製造元であるトヨタの販売店に知り合いがいるから、こっそり聞いてくるとまで言ってくれた。

車を預けて自転車で帰ってきて*2午後には原因がわかったとのことで再びお店に行ってきた。
たぶんヒューズボックスかその周辺の結線に緩みがあって、ちょっとした断線があったのだろう、という診断だった。先月に半年毎の点検をお願いしたのだが、その時に整備担当者がその辺りを触っていて、ちょっと自信のない組付けかたをしていたらしい。改めてマニュアル通りに配線や取り付けをして、とりあえず今日はおしまい。

部品交換も無かったせいか、極めて安い料金しか請求されなかった。先方のミスの疑いもあるからだろう、最後は管理職までやってきて全員に見送られて帰ることになった。

 

MAZDA FANBOOK (マツダファンブック) Vol.011 [雑誌]

MAZDA FANBOOK (マツダファンブック) Vol.011 [雑誌]

 

 

 

ところで晩ごはんは茶碗蒸し。そろそろ消費したい卵を片付けるためのメニュー。しかし茶碗蒸しにした事で、今晩も明日も茶碗蒸しを食べる事になってしまった。鶏卵はそのままがいちばん活用できる。

https://www.instagram.com/p/B3liSAygjU0/

おやつはタカキベーカリーの「Peap」を食べた。たぶん人生初ピープ。旅行で、あるいは香川県に住み始めた時にはタカキベーカリーも珍しかったが、今ではどのスーパーマーケットにもあるベーシックアイテムである。もっとローカル色の強いパンや洋菓子も多いし、タカキベーカリーはどこか「人工的に保存されたレトロパン」の匂いがある。でもとにかく、ピープは美味しい。パッケージに書かれている「甘くて優しくて口溶けが良い」という説明文そのままの味だった。抹茶にも合う。

 

地元パン手帖

地元パン手帖

 
お菓子の包み紙

お菓子の包み紙

 

 

 

それではまた部屋の片付けに戻ります。今から冬のシャツと夏のシャツを取り替えるのだ。春秋の長袖は出ているけれども、たぶんあっという間に寒くなる。今だって夜は肌寒い。

 

お題「今日のおやつ」

 

*1:キーを回す、というのは慣用表現であり、実際には「STARTボタン」を押す。

*2:こういう時に折りたたみ自転車は便利だ。

Mac OS の「インターネットアカウント」問題

昨晩の時点では瀬戸内国際芸術祭か動物園に行く気だったのに、朝にはその気分も消えていた。寝過ごして、洗濯物が多くて、片付けや掃除や工作といった懸案が溜まっていて、まずはそれらを済ませなければ平日に大変な事になると思ったのだ。そうなると、丸一日かけて遊ぶわけにもいかない。
持ち帰りの宿題(レポート)から、頼まれているイラスト仕事まで、はっきりした締切があるわけではないが先延ばしにするのも嫌な物事も山ほど抱えている。

 

やがて満ちてくる光の

やがて満ちてくる光の

 
ヤービの深い秋 (福音館創作童話シリーズ)

ヤービの深い秋 (福音館創作童話シリーズ)

 

 

 

そんな懸案の一つ、調子の悪いiMacのトラブル対応が完了したので、メモ代わりに書いておく。

症状

MacOS(Ver.10.15 Catalina)の「システム環境設定」に不具合が生じていた。
「インターネットアカウント」項目が空になっていて、追加ができない(“+”を押しても追加不能)。

iCloudその他の機能を使うべくApple IDでのログインを試みても、「システム環境設定」やApple製アプリ(Mail、カレンダー、App Store等)では使用できない。

※他のユーザー、あるいは新規に作成したユーザーでは「インターネットアカウント」パネルも、iCloudApple ID)も使用できる。

対応

1. Appleの相談窓口に問い合わせた

→ずいぶんと親切にしてくれた。でも解決できず。「キーチェーン」の環境設定からリセット、新規ユーザーでのテスト、セーフブートを勧められた。

2. 関連しそうな設定ファイルの削除

OSXのユーザーフォルダ内、「Library」内の「Accounts」フォルダをゴミ箱に移動した。再起動後、「インターネットアカウント」が使用可能となった。

しかし、「システム環境設定」でApple IDを入力しても、「既にこのアカウントは使用中です、『インターネットアカウント』メニューから重複するApple IDを削除してください」旨、メッセージが表示される。

3.関連しそうな設定ファイルの(更なる)削除

ユーザーフォルダ内、「Library」内の「Preference」フォルダから関係ありそうな設定ファイルを見つけてゴミ箱に放り込んだ。

具体的には

com.apple.internetaccounts.plist

com.apple.sytempreferences.plist

 

の2つ。

4. ターミナルでAppleIDの情報を削除

次のコマンドを「ターミナル」に入力。

defaults delete MobileMeAccounts

 

その後、再起動。

 

macOS Catalina パーフェクトマニュアル

macOS Catalina パーフェクトマニュアル

 

 

結果

手順4.まで済ませたところ、ようやく「システム環境設定」も、その中の「インターネットアカウント」やAppleIDの入力もできるようになった。
OSが管理していたサービスやアプリケーションのログイン情報が消えてしまったようで、AppleIDを何度か聞かれることになった。どういうわけか、GoogleChromeでも再ログインを求められるページがあった。たぶん余計なものも削除しているのだろう。

Webで検索した情報だけで辿り着いた問題解決だから、「理由がわからないが、とにかく上手くいった」という不本意な状況ではある。そもそも不具合の発生時期を覚えていない。いつの間にか「カレンダー」等が使えなくなっていたのだ。

とりあえず、手順1.で自分のユーザーフォルダ内のログイン関連の不具合を治し(https://amasuda.xyz/post/2016-10-23-migrating-mac-internet-accounts/,https://discussionsjapan.apple.com/thread/10161671)、それ以降の手順では「Mac OS 10.14 Mojave」で頻発した不具合の対策方法を参考にしてみた。

 

役に立ったのは以下のサイト。

discussionsjapan.apple.com

amasuda.xyz

askjapan.me

 

よくわからないのは気持ちが悪い。
でもとにかく、Mac OSでAppleIDが使えるようになった。
特に、カレンダーはGoogleを基本に様々なアカウントを同期させているので、そしてできるだけOS標準のアプリで使いたかったので、助かった。メールアプリはAndroidスマホでの使い勝手が良い「Spark」に移行したので、そのまま。

 

そんなわけで今日は派手な出来事は何もなかった。マイナスをゼロに近づけたような休日。
夕方に自転車で海まで走ったら、ずいぶん寒かったこと、その帰路にお祭りに寄ってみたらしだんごを食べたこと、蒸しパンとカレーを作ったこと、それ以外は書くべきこともない。

そしてまだ部屋は散らかっている。困ったものである。

 

 

お題「今日の出来事」

お題「ひとりの時間の過ごし方」

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。