なんとなくアーモンドミルク

 雨に降られてスターバックス・コーヒーに逃げ込む。
今日は新メニューの開始日とのことで、それ目当てらしき人達も多い。
普通のコーヒーでも良かったのだけれど(100円でおかわりもできるし…)、その新メニューがアーモンドミルクを使ったもの、ということで試してみた。

アーモンドミルクについて、友達のお店の新メニューに組み込めないかと相談を受けていたのだった。お店で買って飲んだこともあるが、たいてい調味されているから、なんとなく“分析不足”な感は否めない。量もパック入りあるいはボトル入りのドリンクサイズで、ちょっと足りない感じ。かと言って大きなサイズだとそれなりのお値段がするし、どうしたものかと思っていたのだった。

それに、実はアーモンドミルクは、地元で特産品的に扱おうという話もあって、ちょっと興味があったのだ。
健康食品としてのそれは、特に興味が無くて、でも機会があれば飲む、程度の関心。

 

そしてスターバックス・コーヒーの新メニューは、まあ、普通に美味しかった。
甘くしたカフェラテが苦手で、今日は普通のスターバックス・ラテのミルク部分をこのアーモンドミルクに替えてもらった(+50円)。新メニューのほうは、バニラシロップとホイップクリームと何か(忘れた)が加わるので少し甘いとのこと。

豆乳よりもクセが無く、エスプレッソの味が加わったせいで、アーモンド風味そのものが薄れている。美味しい、と言っていいと思う。
ミルク感が苦手で無脂肪乳なら飲める、と言う知人がいるが、そういう人の好みには合うと思う。ホイップクリームなどを加えるより、物足りなさを尊ぶほうが持ち味を活かせるのではないだろうか。リーンでヘルシーな薄さ、というか。
しかしこれはスターバックス・コーヒーだからかもしれない。以前飲んだアーモンドミルクは、製菓材料だったせいかもっと濃厚で、アーモンド味が強かった。

 

 

個人的には、もっと個性的なものを期待していた。
今回は出来心だったが、次はたぶん、普通のコーヒーをブラックで飲むだろう。コーヒーに対しては、ブラックであれば美味しかろうが不味かろうが満足する、そういう質だ。

 

ともかくそのアーモンドミルク入りコーヒーを飲みながら読書をしていたら、今日の新製品だと試供品をくれた。小さなカップに入った、アーモンドミルク入りフラペチーノ。
このフラペチーノという、甘くて氷がしゃりっとしてよくわからないクリスピーなものとホイップクリームが乗った飲み物は、たぶん15年ぶりくらいに飲んだ。
まあ、いいんじゃないでしょうか。つまり僕は興味が無いのです。

コーヒーとともに注文したマロンタルト。
これは特筆すべき点は無し。
最近のスターバックスでは、注文してから小粋な会話をする方針らしく、今日はこのタルトを「期待を上回る美味しさですよ!」と言っていたが、正直なところ期待していなかったし、その控えめな期待を上回りもしなかった。
ではなぜ注文したかというと、ショーケースの他の品がぎゃあぎゃあ騒ぐお客さんの列で見えなかったから。
ドーナツかパウンドケーキにすれば良かったかなー、と思いつつ、期待は上回らないものの水準以上に美味しいマロンタルトを楽しんだのだった。

 

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読書が一段落したところで雨が止んだ。急いで帰宅。
平和な1日だったと思う。
アーモンドミルクは、甘さ控えめにして、コーヒーと2層のゼリーにすればいいんじゃないかなあ、と考えている。スターバックスではないが、かりかりした何か、例えばグラノーラとかドライフルーツを乗せれば見栄えもする。新メニューとして、もう少し何か欲しいところ。

 

 

あ、ノーベル生理学賞が決まったみたいだ(Twitterで知ったところ)。
今回は生物時計の研究者たち。学生時代を思い出す。

なぜ生物時計は、あなたの生き方まで操っているのか?

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お題「今日のおやつ」

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