映画『ワイルド』とサンドイッチ。

ホワイトデーのお菓子(と、自分用のお菓子)を買ったり、お昼に『ALLEE RESTAURANT』で美味しいサンドイッチを食べたりして過ごす。
サンドイッチは、リコッタチーズとマーマレードだった。なにやらお洒落な葉野菜(春菊をカフェっぽくした感じ)が挟んであって、そのほのかな苦みがとても良い感じ。付け合わせから食後のパウンドケーキ(クルミとラムレーズン)まで、どれもこれも美味しい。

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映画は『ワイルド』を鑑賞。
かなり癖のある作品だからか、席に空きが目立つ。年配のお客さんが多いシネギャラリーには珍しい作風かもしれない。でも、いかにもミニシアター的な映画で、僕は気に入ってしまった。

孤独で職場にも馴染めない若い女性が、偶然出会った狼に惹かれ、部屋に連れてきてしまう。狼への欲望はエスカレートしていくが…といった映画で、では寓話的かというと完全に直接的に「狼を家に連れてきて恋人のように接する」お話で、ストレートすぎてびっくりした。
いや、何かのメタファだったり、耽美さを楽しんだりする部分もあるのだろうけれど、要は社会との摺り合わせが上手くできない狂人を淡々と描いていくだけなので、共感も感情移入も阻むつくりになっている。
だから映画としてつまらない、という訳でもないし、人によっては“ドン引き”するかもしれないので、見るのならば本腰を入れて楽しむべき作品といえるだろう。
狂人というのは端的に言うと「自分の発想に囚われている人」であり、他者からするとどうしても面白みに欠ける。ここまで「ワイルド」になる女性となれば2時間はあっという間だが、でもやっぱり飽きてしまいそうになった。

この映画の狼は、CGや特撮ではなくて、本物を使っているとのこと。主人公の女優は、文字通り体当たりの演技である。怪我ですら本物ではないか、と思えてくる。
つくりものではない生き物ならではの、無駄のある振る舞いが、この作品に奇妙な空気感を与えていた。このいささかのめり込み難い作品に、引っかかりというか奥行きというか、最後まで見続けさせる力を与えていたのは、あの“本物の”狼だったと思う。

しかし「若い女性が狼と同居」という前情報で期待して観たガールやレディが軒並みがっかりしていたのには同情する。そういうレディコミ的な映画じゃなかったですね。友達は「本当に獣だった!」と文句を言っていた。
最初に書いた通り、僕は気に入りました。予告編でぴんと来た方にはもれなくおすすめ。

Schleich シュライヒ ワイルドライフ オオカミ  14741

他はまあ、色々頑張ったけれど、体力が足りなくてなんとなく中途半端に。明日頑張る。過ごしやすい良い土曜日でした。自転車も乗れた。

 

暮しの手帖別冊 徒歩旅行

そうそう、この本を久しぶりに見かけて、また欲しくなってしまったのでした。以前買ったものは人に譲ってしまった。
暮しの手帖で大好きだったページのムック。雑誌扱いだが、今でも書店で買えるのだろうか。

暮しの手帖別冊 徒歩旅行

暮しの手帖別冊 徒歩旅行

 

 

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