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ガソリンに火をつけろ

仕事 言葉

トミカリミテッドヴィンテージ TLV-68a スバルサンバーポンプ消防車 (岡部町消防団第六分団)

暗くなってから帰宅。
小雨のなか、消防車が「火災予防運動」のためにゆっくり巡回していた。「乾燥しているので云々」とスピーカーから聞こえる。

なんだか勿体ないな、と思ってしまう。
無駄が多い。

わざわざ消防車なんて燃費の悪い乗り物で街を走らなくてもいいのに。広報や連絡に使う車くらい、消防署にあるし、市役所から借りてもいい。
それにそもそも、今日は別に乾燥していない。
さらに言うと、かんかーんと鐘を鳴らしたあとに、あるいは拍子木のあとに、「マッチ1本火事のもと」と唱えていたが(いや、もちろん録音を再生しているのだが)、今時マッチというのも、共感を呼びにくいだろう。

たまに思うのだが、あの消防車の巡回は、効果があるのだろうか。
あれを聞いて、よし裸火を消そう、なんて思う人がどれだけいるのか。消防意識を高め、最終的に火災発生率を減らす効果が無いのならば、潔く止めればいいのに。

 

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勿体ない、といえば帰宅前に寄ったコンビニエンスストアで、今時珍しい、駐車時にエンジンを止めない車に遭遇したのだった。
僕は知らなかったのだが、そういう車の客には、お店の人が注意をする。「エンジンがかけたままです、止めてください」と声をかけていた。駐車場の注意書きにもそういう事は書いてあるし、立派な行動だと思う。
でももちろん、今の時代にわざわざエンジンをかけっぱなしにする人が、そんな店員の声に従うわけがない。20代の若者だったが、発想は完全に昭和のヤンキーである。
「俺の車で俺のガソリンだから、俺の勝手だろう」みたいな事を言って立ち読みを続ける。ガソリン代だけの問題と捉えているのだとしたら、なかなか凄い世界観だと思うが、たぶん単純な反抗心だろう。
それを聞いていた隣の彼女らしき人が、うっとりと彼を見つめて、頷いていた。こうやって地球は温暖化し、石油資源は枯渇し、紛争と戦争で地球は疲弊するのだな、と思わせる光景だった。
しかしガソリンを浪費するリッチ・ピープルが、コンビニの漫画コーナーで立ち読みをする、というのは如何なものか。いや、ガソリンのほうが安価なのだが、それでも歪だと思う。

 

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では、旅の支度をして、それからお風呂に入って、髪が乾いたら寝ます。とにかく眠いので。深く静かに、睡眠したい。