ガラパゴス旅行記 旅の荷物(滞在編) #ガラパゴス諸島 #旅 #旅装

 

唐突に旅の記録を書く。どんどん忘れてしまうので。

 

感想は自分の心の中で寝かせ、友人知人への土産話で広める。
ここでは道具についての記録を公開しようと思う。

 

 

 

エクアドル本土、グアヤキルの宿はしっかりとしたホテルだった。
日本だったらこんなに良い部屋には泊まれない、というところ。超高級ホテルではなくて、自分がいつも使う日本での宿が貧相だからよりそう思うのだろう。


とにかく綺麗で広く、周囲には観光客向けのレストランも多い。
でも海外のホテルだからスリッパもパジャマもない。バスローブは大きく重い。


言葉(スペイン語)がさっぱりわからないためサービスを受けづらい、という僕の側の事情もある。冷蔵庫の品物は、価格はわかるが支払い方法はよくわからない。だから冷蔵庫の中身には手をつけなかった。今回の旅は、そういう不自由さが最初から最後までついて回った。

 

 

ガラパゴス諸島で3泊したホテルは、当地としては普通らしいが、なんとなく「途上国の安宿」っぽさがあった。
古びたリゾートホテルで、シックでもないしリッチでもない。スタッフは親切で居心地は良かったが、潔癖な人は「うっ」となりそうなところも少なからずあった。どこか「清里のペンション」っぽい軽薄なつくり。

 残念ながら、びしっと隅々まで綺麗で安心、というホテルではなかった。例えばシャワーは真水ではなかった。うっすら塩気がある。

 

これは離島という立地も原因のひとつ。どう頑張っても普通ランクの宿では真水が手に入れられない。
慢性的に水不足で、飲み水は大陸から運んでくる。水は基本的に買う土地なのだ*1
だからシャワーの水などは海水から作っている。
お湯がなかなか出ない宿は香川県の小豆島で宿泊したことがあるけれど、うっすらしょっぱいシャワーは人生初。べたつかないけれど、なんとなくさっぱりしない。

さっぱり、といえば「夜は霧雨、朝から午前中は曇り」という季節だったせいで洗濯物が乾きづらい。11月は雨期の始まり、大雨ではなく雲と霧に覆われるのがガラパゴスの雨期とのこと。
島の反対側はからっとした砂漠なのに、宿のある街はしっとりしている。つくづく不思議な土地だ。
夜に洗濯して干して寝ても、翌朝に全然乾いていない。厚手のウール製靴下はドライヤーの助けが必要だった*2
「ホテル→空気が乾燥」という今までの認識が覆された宿でもあった。

 

smartwool(スマートウール) トレッキングヘビークルー ネイビー(NV) M

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ある程度のことは予想ができていた。
ガラパゴス諸島のガイドブックは少ないし、Webサイトやブログも多いとはいえない。しかしまあ、調べればわかることも多いし、元からキャンプや登山に対応した服や道具を基本にしていたから、どうしようもなく困ることは無かった。おおよそ、準備していたものを過不足無く使いこなし、健康かつ快適に帰国できた。 

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

 

 

 

 

 

では個別の道具を書き出していく。

 

■インスタントコーヒー(デカフェ

街のあちこちにカフェがあるけれど、夜に少し温かいものが飲みたくなって…という時にスティックタイプのインスタントコーヒーがあると便利。
とはいえ、ガラパゴスのホテルでは部屋でお湯を沸かす手段が無い。フロントに言えばすぐに沸かしてくれたけれど、そこまでして欲しいものではなかった。まあ、荷物にもならないので、いつもどんな旅でも数本は持っていく。

 

KALDI オリジナル コーヒースティックデカフェ 98g
 

 

■白いマスキングテープ

いわゆるマステ。
ちょっとしたラベリングに使う。出発準備の際は機内持ち込みの液体容器に内容物を書き込むのに使った。
旅先では付箋代わりに使う。
勝手には剥がれないが剥がすのは簡単。糊残りも無い。
ボールペンや油性ペンで書き込める。
もちろんちょっとした固定にも使える。
シャワールームがなんとなく下水臭い、そんな時は排水口をテープとビニールで塞いでしまうと良い。これは誰かの旅行記で知った知識で、今回はこのマステで実行した。 

 

 

 

 

■小物トレイ

出張道具でもあるトレイをこの旅でも持参した。
レザークラフト趣味の一環で自作したもの。
本来はイベント用の「カルトン」として作った。

四隅に2つずつホックを付けたぺらっとした革。このホックを使うと、革が薄い皿型になる。

ポケットの中身、鍵とか腕時計をとりあえず置いておくのに使う。翌日、小さな携行品を探す手間が省ける。

どちらかといえば国内出張のほうが役に立つ道具だが、習慣として持ち歩いている。普通に小さなトレイとか、紙の薄い箱でも良いと思う。

 

 

 

■殺虫スプレー

夏に使っていた「一吹きで部屋全体を8時間殺虫」みたいなスプレーを持っていった。
もし虫がたくさんいる季節だったら困るので。
実際、ガラパゴス諸島は虫が少なかった。が、これで一応の安心は得られる。

普通の虫除けスプレーや虫除けリングも持っていった。場所によってはブヨがいると言うので用心のため。効いたかどうかはわからない。

 でも沙漠みたいなところや砂浜では小バエが寄ってきていたから、虫の対策は絶対に必要。腫れ対策に抗ヒスタミン剤も持参した。

 

 

 

■速乾タオル

身体を拭くのは当然として、ホテルでは洗濯物を包んでぎゅっと絞ることで簡易脱水機として使える。
帰路には緩衝材として活用した。ちなみに今は独り暮らしの道具として便利に使っている。

 

 

 

 

 

■コンパクトカメラ

ちょっと良いコンパクトカメラがあるととても便利。
ガラパゴス諸島のルールとして「野生動物の2m以内に近づいてはならない」とある。つまり2mまでは平気で近寄ることができるのだ。

たまーにこの「2mルール」を守らない人がいる。基本的に注意される。動きが遅く目も悪いゾウガメが生活道路に出てきている時だけ、ガイドさんの“お目こぼし”がある。
野生動物と並んで記念撮影はできないが、ちょっと驚く距離でイグアナやオットセイやゾウガメに対峙できる。しかも全然、怖がらない。

 

 

そしてこの距離だと、少しでもズーム機能があるカメラで迫力がある写真が撮れる。
スマートフォンでは、こうはいかない。
日差しが強いため、スマホの液晶が日中は見づらい。ファインダーがあると素晴らしい。ファインダーが無くともカメラの液晶はスマホより(外では)よく見える。

スマホを撮影用途から外すことで、貴重な通信端末をカバンから出す回数を減らす、そんな目的もあった。

 

 

 

画質はそれほど求めないので光学ズームが便利なこちらを持っていった。RX100は良いカメラだが今回は使わない。

  

 

サコッシュ

街歩きに活用。財布とカメラとスマホと、パスポートのコピー、ハンカチとティッシュとウエットティッシュを入れて持ち歩く。
グアヤキルは治安が悪いところも多いが、ガラパゴス諸島は日本並みに安全で、パスポートも持ち歩く必要が無いと言われた。ホテルに放置していても大丈夫らしい。

リップストップナイロン製で軽いものを出発前に急遽入手した。 

 

アライテント(ARAITENT) マップサコシュ グレー

アライテント(ARAITENT) マップサコシュ グレー

 

 

 

無印良品の荷物かけリング

普段はリング状で、使うときはS字フックになる小さなプラスチックの道具。
あればとても便利。バッグにとりあえず付けていく。
2回ほど「それは電子的なセキュリティグッズか?」と知らない人から問われたので、何かしらのハッタリにもなっていたと思う。

空港でテーブルにひっかける、別のバッグを繋いでおく、といった活用をする。

 

ちなみにフィンチは本当に人を怖がらない。小鳥らしく近寄れば逃げるが、ぼうっとしていると肩に乗ったりもする。

 

■タイペックシート

薄くて丈夫な防水シート。本来は建築資材。自分は無地のものをアマゾンで買った(工作に使った)。
適当なサイズに切って、畳んで持っていった。
床にものを広げたい時に使う。ホテルでは大きなベッドが2つ並んでいたが、こういうものは当地で探しても無いので。
普通の人はゴミ捨て用のビニール袋で良いと思う。仕出し弁当を包むビニール風呂敷でも。

これも、スーツケースを使う旅ではとりあえず持参する品。

 

 

 

 

■お菓子

 

 

旅慣れた友人からのアドバイスで、小袋入りの菓子を買っていった。
5つ連なった、本来はちびっ子向けの品。クッピーラムネにした。

宿のフロントで雑談(雑な筆談)をしながらひとつ勧めてみたり、ベッドメイクのチップに添えたり。

それから疲れた時には自分で消費した。ラムネは当地には無いらしい。

結果的に余ってしまった。
グアヤキルの日本人ガイドさんにあげれば良かった。

 

 

 

 

 

 

 

ガイドさん、といえばグアヤキルでお世話になった人が本当に親切で、もし次にまたエクアドルを旅することがあれば、指名してお願いしたいくらい。若いのに気配りが行き届いていて、話の内容も面白い。ルート選びから説明まで、全てに何かしらの工夫と意思が込められている。こういう人はなかなかいない。

すももさん、という名だった。ちなみに運転手のペドロさんも親切でした。

自分は「かもめツアー」という会社で、この旅を手配した。すももさんはこの会社の所属ではないけれど、グアヤキルやキトを観光するにあたり名前を出せばたぶん通じるのではないだろうか。当地にそれほど若い日本人ガイドがいるとも思えない。

 

www.kamometour.co.jp

ガラパゴスの箱舟 (ハヤカワ文庫SF)

ガラパゴスの箱舟 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

 

ガラパゴスの宿ではフロントのおっさんが面白かった。
1日目には英語もおぼつかない感じだったのに、2日目の朝には「オハヨウゴザイマース」って日本語で。
その後、ちょっとした待ち時間にお互いの言葉を教え合うなどして楽しんだ。
無料のパンフレットやガイドマップを何冊か貰って、それはいまトイレの壁に貼ってある。時々見ては思い出す。廊下に旅人が置いていった本のコーナーがあったから、持参した小説を寄贈。フロント氏(たぶんオーナー)には日本で買ったガイドブックを譲った。

 

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

 

 

 

 

さすがにもう荷物は片付いたが、それでも「旅の道具」の引き出しには、ほとんどそのままのポーチや小袋がしまってある。なにしろ人生で最も遠くへ行った旅だ。荷も多かったし、洗面用具ひとつとっても吟味して詰めていった。そのまま次の旅に使えるものも多いのだ。一人暮らしの日常で活用している品さえある。

 

さて次は、どこに行こうか。
高松の商店街を歩いていると、「上海まで5000円」といった高松空港と航空会社の横断幕があって、じゃあ次は中国か台湾か韓国かなあ、と妄想している。その前に四国をくまなく探検しなければ、なのだけれど。

 

 

 

*1:飲み水はペットボトルで売られている。しかしホテルにあるタンクからミネラルウォーターを汲んで持ち歩くのは自由で、むしろゴミを減らすために推奨されている。レストランですら食後にウォーターサーバーの水を汲ませてくれる。

*2:アウトドア用のウール靴下は防臭効果があるので助かった。UNIQLOモンベルやノースフェイスの下着やシャツは乾きやすくて便利。

高松市の海のほう、 「Parlor Emerald」と「プシプシーナ珈琲」について。

高松市の海のほう、屋島の辺り、そして普段は行かない造船所やコンテナ埠頭がある辺りを自転車で探検してきた。

自分の住んでいる辺りもどちらかといえば海が近い。近所の川を見れば潮の満ち引きがわかるくらいの土地に住んでいる。

考えてみれば高松の中心街だって海から拡がっている。
むしろ山の側がまだ“未開拓”なのだが、まずは海側を調べていく。

 

 

 

他県の知人から勧められた「パーラー エメラルド」でお昼ごはんを食べてきた。
ここは古民家カフェといえば良いのか。
自己流のリフォームではなくて、丁寧にプロが手がけた内装がすっきりした印象。元々の古民家の風情を活かせている。
照明や小物、家具や器に至るまで、お店の人の好みがしっかり反映されている。開店準備で急いでそれっぽいものを揃えたのではなくて、店を作るのならこれ、と決めてコレクションしてきたような品々が揃っている。素晴らしい。

食事も良かった。
いくつかあるランチメニューから選ぶ。
自分は「里芋のコロッケ」ランチを選択。

 

https://www.instagram.com/p/BrZF8d7AKA5/

  • ごはん
  • 里芋のコロッケ
  • 味噌汁
  • 漬物
  • サラダ
  • 切り干し大根の煮物
  • まんばのけんちゃん*1(推測)
  • プリン(生クリーム付)
  • コーヒー

テイクアウト用コロッケが売られている、というだけあってとても素晴らしいコロッケだった。ちょっと感動した。今も思い出して、嬉しい気持ちを反芻している。

こういう店を探していたのだ。
自分の独り暮らしでは、そこそこ健康的な食生活ができていると思う。ただし一汁一菜も当たり前、ワンプレートで栄養を摂取するような、ある種機能的に過ぎるきらいがある。最小の手間で健康を保つ、という第一目標を優先せざるを得ない。

だからこういう、きちんと手間をかけた、豪華ではないが品数が多く滋味深い料理は、何よりのご馳走なのだ。

かつて三重県に住んでいた時は「Snug」がそういう店だったし、静岡では「つきさむ」が日常の喜びだった。

kato.hatenadiary.com

 

 

パーラーを名乗っているということは、喫茶メニューもあるのだろうか。お昼の時間ではメニューが無い(入り口に黒板がある)だけだったから、次はお茶の時間に行ってみたい。

良い店に出会えた。美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

午後には、屋島地区から離れたコンテナの集積所や運送会社、造船ドックがある辺りも走ってみた。
こちらには「プシプシーナ珈琲」のお店がある。

 

静岡のデパートでもドリップパックを買うことができる、猫の絵柄が有名なコーヒー店
雑貨屋で食を扱う店にはよく置いてある気がする。香川の店とは知らなかった。
本店では狭いながらもカフェコーナーがある。
焙煎した豆を買っていく人も多いが、コーヒーやスコーンを楽しんでいる人も絶えない店だった。

https://www.instagram.com/p/BraIllRgsGC/

 

僕はカフェラテとおはぎを注文した。
カフェラテは猫のラテアート。好きな味だった。

pussy-pussy-na.com

四国のおはぎは、「餡→米→きな粉」の構造となっていることが多い。同じきな粉のおはぎでも、「米→餡→きな粉」のものが“本土”には多い気がするが、どうだろうか。
カフェで小さなフォークを使って食べるおはぎ、なかなか良かった。食べ応えと油っ気の無さを両立したスイーツとして成立していた。

たぶんプシプシーナ珈琲は、何かしらの「きちんとしたデザインと企画ができる人」が推進している。そのへんにある個人店にしては隙が無い。都会のデザイン会社が関わっていそうな雰囲気すらある。
そしてこの本店は、そのグッズやパッケージやブランディングに比べて、妙にゆるい。ゆるいというか、真っ当な“個人経営の焙煎所”らしさがある。
それがなかなか面白いのだった。
カフェとか雑貨の有名店、いざお店に行ってみると何十人もスタッフがいて「立派な企業」っぽいところも多いのだが(ちょっとがっかりする)そうでないのは珍しい。

 

 

 

今のところコーヒー豆は足りているので*2今日は土産は無し。しかしせっかくなので次は試しに買ってみたい。

 

そんな感じの土曜日を過ごした。
他にも宮脇書店やらホームセンターやら、色々と立ち寄ったのだけれど、それは別の話。では寝ます、おやすみなさい。

 

 

 

*1:香川の郷土料理で、高菜の一種(まんば)と豆腐の煮浸しといえば近いかもしれない。この店では“いりこ”が使われていた。

*2:ガラパゴス諸島で買った。先日計算したところ、恐ろしく安い豆だ。島のスーパーマーケットで自分用に購入したものは、たぶん地元の人達向け。しっかり深煎りなのは、当地がラテン圏だからだろう。マグカップのコーヒーが飲みたかったらアメリカーノを注文する必要があった。

スペシャルうどん

今日はお弁当を作らなかった。
三重県で独り暮らしをしていた時と同じく、お弁当の準備はすなわち時間管理上のバッファとなっている。つまり、お弁当を作らない選択が、朝の時間的余裕をもたらすのだ。
これはなかなか無視できない“資産”であり、かつては同僚の何人かに説明をしたこともあったのだが、概ね2割の人間が「よくわからない」と言っていた。わからない人達は「お弁当を作らない日はどうするのか?」と問うてくる。

 

作らない日は、別のものを食べる。
昔の勤め先ならば、それは社員食堂だった。
朝に申し込むと昼に届くお弁当業者の職場もあった(量は多いが美味しくはなかったです)。
前職は実家が近かったから、昼休みに戻って食べることが多かった。

外に出て何かを買ってくる、あるいはお店で食べる、という勤め先はほとんど無かった。これは勤め先が田舎、大きな敷地の工場(化学コンビナートとか)、あるいは田舎かつ広い工場、といった環境が原因だ。そういえば学生時代も田舎暮らしで、アパートに帰って自炊するかお弁当を持参するかして済ませていた*1

 

 

今の勤め先は、有名な「高松のアーケード街」の一角にある。
飲食店があちこちにあるので、食べる場所には苦労しない。安いお店が多いのが嬉しい。東京のオフィス街に比べると半値程度だと思う。

東京に滞在して仕事をしていた時は現金がどんどん減っていって困ったものだった。たとえ後で昼食費が補填されるとしても、日々の支払いは減らしたいものだ。

さて今日の昼食はうどん屋さん。
12:00過ぎには行列ができる有名店。いつか行こうと思っていて、今日は早めにお腹が空いたので初めて行ってみた。
ずいぶん広いお店で、働いている人達はとても元気。
なにしろ讃岐うどんの店だから、とても安い。

肉入りのぶっかけうどんが有名らしい。
豚肉と牛肉、両方あって迷う。そういう人のために「スペシャルぶっかけ(冷・温)」が用意されている。このよくできたメニュー構成に、僕も誘導されることにした。

https://www.instagram.com/p/BrXfiSSgyZF/

 

これはスペシャルを名乗るだけあって、いわゆる“全部入り”である。

  • うどん
  • 甘辛く煮た豚肉
  • 甘辛く煮た牛肉
  • わかめ
  • 温泉卵
  • ねぎ
  • レモン

これが構成要素だ。
揚げ物は100円均一。麺がしっかりしていることもあり、このスペシャルを注文したのならば揚げ物は不要ではないか。油分がほしければ揚げ玉(無料)を加えればいい*2
500円でお釣りが来るのは、やはり安い。この店を教えてくれた人は「ちと高い」と評していたのだが、移住者の感覚からしたらよくわからない。いや、郊外の小さなお店ならもっともっと安いし、この店でもかけうどんの類はずいぶん安い。

讃岐うどんに関しては、値段の事ばかり気にしてしまう。味については「それぞれの店で、それぞれに美味しい」としか言えない。ケーキやドーナツやシャンメリーならばそれなりの評論ができるけれど、讃岐うどんを語るには経験も知識も不十分なのだ。

いずれ自分にも讃岐うどんについて分析的に語る日が来るのだろうか。
ちなみにこの店で次に食べるとしたら、豚肉を使ったメニューだろう。甘辛く煮た牛肉は他のお店でもよく見かけるが、豚肉のそれは少しだけ珍しいし、そしてなかなかに美味しかったので。

 

Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年8月号 [瀬戸内シティガイド]

Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年8月号 [瀬戸内シティガイド]

 

 

お題「これって私だけ?」

お題「思い出の味」

 

 

*1:研究室で料理もしていた。

*2:僕はゲソの天ぷらを食べてみた。そういえば静岡でゲソ天を見たことがあっただろうか。

LAKENの湯たんぽ

寝てしまえば気にならないが、ベッドに入ってからなんとなく足先が寒い今日この頃。さて湯たんぽでも買うかと先週から色々なお店で探してみたが、これといった品が見つからない。
特に優れているわけでもない(ように見える)お湯を入れる容器に数千円を払うのもなあ、と考えていて、そういえばアルミの水筒があったことに気がついた。

買ったのは学生時代で、20代にはキャンプや登山でずいぶんと活躍した。今は軽くて安くて高性能な魔法瓶があるからほとんど出番が無い。夏は結露するし冬はすぐに冷めてしまう。常温の水が必要な旅やスポーツもしていない。

とにかく頑丈で軽いボトルだ。
内側にコーティングがされていて、口は狭いが中を洗う必要をほとんど感じない。シンプルなキャップは閉めやすく、水漏れの心配が無い*1
ものは試しと、昨晩から試してみた。

円筒形で転がってしまうこと、そして熱伝導性が高くいささか熱くなりすぎることが、湯たんぽとして使うにあたり心配だった。
タオルで巻いたうえに小さなエコバッグ(綿)に入れることでこの問題を解決。とても快適だった。

 そもそもこういう金属製水筒を湯たんぽに使うのは、冬山登山やキャンプでは常識らしい。朝にはこの(周囲の水や氷よりは高い水温の)中身を使って料理や身支度をする。合理的だ。

LAKEN(ラーケン)フツーラ1.0 シルバー

LAKEN(ラーケン)フツーラ1.0 シルバー

 

 

今日の分は、もう布団に入れてある。あと5分で寝る。
朝までじんわり温かいだろう。先日導入したデロンギ・オイルヒーターも快調で、ここ何日かはエアコンをほとんど使っていない。

kato.hatenadiary.com

ところで今日のお弁当は以下の通り。

https://www.instagram.com/p/BrUGCijA6Yl/

卵焼きは、胡椒を強めにして砂糖は無し。オムレツの失敗作みたいな見た目だが、味は良かった。普段より塩も強めだが、もう少し増やせば酒のつまみになりそうな気もする。

 

LAGOM

LAGOM

 

 

*1:いま買うなら、魔法瓶構造になって同デザインのものがおすすめ。それから口が広くなったタイプも。この昔ながらのタイプは妙に高く売られている時があって不思議。あまり生産していないのだろうか。

 

LAKEN(ラーケン) クラシック シルバー 0.6L PL-31

LAKEN(ラーケン) クラシック シルバー 0.6L PL-31

 
LAKEN(ラーケン) クラシック・サーモ0.75L ブラック PLTA7N

LAKEN(ラーケン) クラシック・サーモ0.75L ブラック PLTA7N

 

 

アカエイばかり食べている

https://www.instagram.com/p/BrRtpVEgdSs/

今日のお弁当。

  • ごはん(+塩こんぶ)
  • 鶏肉照り焼き
  • バターナッツかぼちゃ(蒸しただけ)
  • スパイス漬けキャベツ
  • 椎茸とアカエイと小エビの佃煮

キャベツが安いので、適当に千切りにしてから塩で揉み、その辺にあったスパイスミックスとクミンシードをまぶして浅漬け風にしてみた。もりもり食べることができる。スパイスミックスは、いわゆるマジックソルト的な品で、大抵の食べ物がアメリカン味になる優れもの。そのままではなくて、酢や他のスパイス、ハーブと合わせるとちょうど良い。

 

デイリーストック 朝、昼、晩 日々の料理の味方

デイリーストック 朝、昼、晩 日々の料理の味方

 

 

 

 

最近、アカエイを何度か購入している。
魚が食べたいなあ、と遅めの時刻にスーパーマーケットに立ち寄ると、半額あるいは3割引のシールが貼られた切り身が売られている。
元々が安い魚なので、値引きされると生魚とは思えない価格になる。

このアカエイ、人気が無いのだろうか。
静岡では滅多に食べない魚ではある(海に行けばいるけれど、採っている人を見たことがない)。
ここ四国の香川県では、カワハギやメバルに並んで「地の魚」として普通に売られている。

そもそも「地の魚」については、静岡県中部は面白みに欠ける。サバやカツオといった“普通の青魚”が地元漁港で陸揚げされ、魚屋やスーパーで売られる。味はともかく見た感じはつまらない。

香川では、ヤガラやヒラメの類、それから磯の色々な魚が並べられていて楽しい。スーパーマーケットなのできちんと下処理されていて、煮魚や鍋ならば簡単に作れる。こう言っては悪いが「オリーブはまち」よりも断然このバラエティに富んだ魚達を買いたくなる。

特にアカエイは独り暮らしに便利なのだ。
価格もそうだが、生ゴミがほとんど発生しないことが嬉しい。
独り暮らしにおいては、生活におけるゴミの手間が(1人当たり換算で)相対的に大きくなる。さらに、ゴミ捨ての役割分担もできないし、それから一時保管場所も足りない。そういう状況で、生ゴミが少ない、具体的には骨が残らないアカエイは理想的だ。
軟骨魚類ばんざい、である。

今まで経験は無いけれど、サメ・エイの仲間は鮮度が落ちると臭みが生じるという。普通の生臭みではなくてアンモニア臭が発生する。
鮮度が落ちた値引き品ということもあって、帰宅したら最優先で火を通すことになる。「明日に食べよう」という時にも、まず煮る。

先日、そのアカエイの煮魚を作った時に、一部の身と汁を取り分けておいた。醤油と砂糖とアミエビを足して、椎茸を含め煮にして保存、今日こうしてお弁当に使ってみた。

少し残った煮汁部分は煮こごり状に固まり*1、旨みが妙に強い不思議な煮物ができた。酒にも合うのではないだろうか。
お弁当のおかずにしては主張が強いけれど、まあまあ成功だったと評価している。

こういう小さな品を、普通の食事を作るときに分岐して1つ用意しておく。そして、別の日に活用する。そういう自炊生活を続けている。

 

オーロラ ワールド ぬいぐるみ アクアブリーズ アカエイ

オーロラ ワールド ぬいぐるみ アクアブリーズ アカエイ

 

 

*1:上述のように“とりあえず煮魚”にした場合も翌日には固まっている。昨日は最初から身を細かく切り、薄切り椎茸とさやいんげんを加えて薄味の煮こごりを作ってみた。見た目は凝った料理だが、とても簡単にできた。

安いコロッケでお弁当を彩る。

https://www.instagram.com/p/BrPXRWSABz7/

今日のお弁当。

  • 麦ごはん
  • 出来合いのコロッケ
  • おでん
  • プチトマト
  • 紅白なます

紅白なますにはオリーブオイルを少し垂らしてみた。朝にも食べたので味を変えたかったので。それにトマトにも合うだろう、と考えた。
酢に加えてレモン汁も使っていたせいか、特に違和感は無い。しかし食べる時には存在を忘れてしまった。途中で気づいたが、格別に美味しくなったわけでもない。

コロッケは昨晩にAEONで買ったもの。
普段は近所のローカルなスーパーマーケット(でもAEON系列)で買い物をしている。たまに本家AEONに行くと、特別に安い品に出会えて楽しい。昔から安いプライベートブランド品にくらくらしてしまう。
その安さの秘密が「製造元の協力によるもの*1」と、原材料や製法そのものがチープな「本当に安物」があって、後者は味や質がかなり妙なことになっていて、なんというか非日常なのだ。
このコロッケはその後者だった。お惣菜部門が余り物を工夫した訳ではなくて、売り切るつもりで沢山並べてあった感じ。そして食べてみると「コロッケのかたちをして、コロッケの味がする、コロッケでは無いもの」だった。SFっぽい!「植民星トップバリュ-7の政府支給食品」といった趣きがある。

 

ガッツリ食べてやせられる! 男のやせ弁 (講談社のお料理BOOK)

ガッツリ食べてやせられる! 男のやせ弁 (講談社のお料理BOOK)

 

 

お弁当の日記は楽だ。
Instagramから貼り付けて、リストも引用して、書き上げるのに数分しかかからない。そして早く仕上げた分、僕は多く寝ることができる。
ゴミもまとめた*2
お弁当の準備も半分は済ませた。
もう寝ます。おやすみなさい。

 

後藤由紀子の家族のお弁当帖 (正しく暮らすシリーズ)

後藤由紀子の家族のお弁当帖 (正しく暮らすシリーズ)

 

 

 

*1:たくさん仕入れるから安くしろ、という意味の「協力」要請です。良い面も悪い面もある。

*2:明日はゴミの日。

おでん弁当と、煎り大豆。

とにかく朝から寒かった。
雪の降る土地の風が海に向かって吹いている感じ。静岡だって今日と同じくらいの気温にはなるけれど、空気の雰囲気が違う。つまり、気候が違う。

さて今日のお弁当は以下の通り。

https://www.instagram.com/p/BrL6c-NAvjQ/

  • 麦ごはん
  • 煎り大豆と昆布の浸し豆
  • スナップエンドウ
  • おでん
  • りんごのシナモン煮
  • 蒸したかぼちゃ

 

煎り大豆と昆布は、ただ醤油味の汁に一晩浸けただけ。浅めの密閉容器にざらっと煎り大豆を入れて、醤油味の何かをどぼどぼと注ぐ。で、一晩置いて完成。

いちばん無難に美味しいのは濃縮めんつゆ。今回は醤油と酒と少しの水、それに顆粒出汁を沸騰させてから使った。一時期、これを作るのが知り合い同士で流行って、少し赤味噌を混ぜたり、砂糖醤油を使ったりと各自が工夫し比較したことがあった。夏場は梅干しを入れたりもする。酢を少し入れると日持ちもするし味が複雑になって僕は好きだ。
しかし、やはり市販の濃縮めんつゆが一番の味だと思う。煮干し(いりこ)を入れても良いだろう。そのままではしょっぱいので適度に薄めてから使うのだが、濃ければ日持ちして佃煮のように使えるし、薄ければ普通のお惣菜として食べることになる。今回は薄めの味付け、そして一味唐辛子を多めにしてみた。
節分の後、売れ残りの炒り豆で作るのが安上がりだけれど、煎り大豆は節分以外の季節のほうが質が良いものが出回る傾向にあるから、福豆にこだわる必要も無いだろう。今は通年で安く買える(大手スーパーのプライベートブランドに大抵あるのだ)から、気がついた時に作ることができる。

ちなみに専門店で買った高めの煎り大豆では、本当に美味しいものができた。醤油や出汁の旨みが完全に脇役だった。あれはしかし別物であり、普段は安い豆と手近な材料で適当に作るべき品だと思っている。 

 

おでん、お弁当にして正解だった。
冷めて固まる油が無く、練り製品主体にすれば冷たくても美味しい。いささか地味だが、意外と食べ応えがある。脂といえば、洗い物も楽だ(大切な事です)。
しかし香川県では蒲鉾をおでんに入れるのか。「讃岐のうどん、練り製品セット」には板付きの細長い蒲鉾が含まれていた。こういうものは紅くする必要が無いと思うのだけれど、どうだろう。

 

しかし大豆とおでんの文章を書いていると「天然生活」とか「クーヨン」みたいだ。だから悪い、とかそういう話ではないけれど、反動でチキンナゲットなどを食べたくなる事は否めない。

 

月刊クーヨン 2019年 1月号 [雑誌]

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できる子になる! 0歳からのお手伝い (クーヨンBOOKS)

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ではおやすみなさい。
遅めの出勤、そのかわり遅めに退勤という会社だから、朝がのんびりできるのは嬉しい。朝の寒さを避けられるのも自転車通勤としては有難い。夜は寒いが、朝よりも凌ぎやすい気がする。