イチゴのタルトとコーヒーと朗読と。

せっかく新調したAmazon kindle Paperwhiteを使う暇がない。それほど忙しいわけではないのだが、本をのんびりと読む時間だけが無いのだった。

それでも午後には時間を作って、外でおやつとコーヒーを楽しんできた。

というわけで今日のおやつはイチゴのタルト。
小さくても、とびきりおいしい。
イチゴは高いので、自分ではあまり買うことがない。タルトだって値上げはしているのだろうが、満足感を考えると割安な気さえしてくる。

もちろんコーヒーもおいしかった。
コーヒーなんて自分でもたくさん淹れて飲んでいるが、やはりお店のものがおいしい。

 

この数日はバタバタしていて、電子書籍も紙の本も読めていないが、車での移動中には朗読を聞くことにしている。今日はAmazonのAudibleで「わたしは孤独な星のように」を聞いた。

 

紙の本も持っているが*1これは朗読もすばらしい。
誰が読んでいるのかと調べてみたら、著者本人だった*2。最も本を理解しているであろう人が読んでいるせいか、本当にうまい。これは車を運転中に聞く(読む?)作品ではないのかもしれないと思いながらも、つい聞き続けてしまう。

台詞の言葉選びが丁寧なのか、SFなのに”当たり前の日常を描いたショートショート”みたいな雰囲気がある。でも、SF的な設定でなければ描けない世界ばかりだ。
文体・表現がとても上品なこともあって、「SFはちょっと…」という人でもすんなりと読めそうな印象。短編集というのも良い。

本、特に小説を人に贈るのはとても難しいが、もし贈るのだとしたらこの本は多くの人に喜ばれるのではないか。そう思えるお話ばかりだった。

 

たぶん偶然だろうが、行く先々で風邪やインフルエンザやCOVID-19に感染する人達の話を聞く。彼ら彼女らのせいで予定を変更することばかり。それは全くかまわない。むしろ、先に連絡して予定変更してくれるのはありがたい。健康第一である。
ともあれ、とにかく早く元気になってほしい。

自分も、ふとした拍子に風邪をひきそうな予感がしている。
おいしいものを食べて、しっかり寝て、身体を休めたい。贅沢を言えば沖縄*3の離島で、のんびり読書をしたいのだけれど、そういうわけにもいかないのが人生なのである。ままならないものだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:ジャケ買い。作者のことは手に取ってから知った。帰宅したらこの人の本をたくさん持っていた。

*2:普通は最初に朗読者の名前が紹介されるのに無かったのだ。

*3:あるいはハワイ

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