「リライト」と沖縄料理

リライト (ハヤカワ文庫 JA ホ 1-1) 
この前から読み始めた「リライト」は、となり町の岡部町が舞台。
知らずに買ったので、びっくりしている。
そして岡部町の特徴(古い小さな田舎)がストーリーにきちんと関わってくる。変な感じだ。
最初は「時をかける少女」のオマージュ的な、爽やかな青春SFのように始まったが、中盤になってどんどん不穏な感じになっていく。
「SF史上最悪のパラドックス」と帯にある。どれくらい最悪なのかまだ全然わからないけれど、薄い本だからあと少しで(嫌な感じに)収束していくのではないか。
おそらく、最終的に「色々あったけれど良い感じに収まりました」とはならない気がする。所謂、「バッドエンド」の匂いがする。
ともあれ、暇つぶし気分で買ったわりに、ぐいぐい引き込まれている。岡部町云々は別としても、良い本だと思う。
ミステリとSF、どちらかが好きな人には楽しめるのではないか。そしてよく出来た時間SFでもある。
ただしミステリ兼タイムパラドックスものSFなので、どうしても文章の中に“仕掛け”を探しながら読んでしまう。何か落とし穴は無いか、錯誤は無いか、気になって困る。



沖縄土産に、たくさんの食材をいただいた。
今日はそれを使って晩ご飯を作る。ゴーヤーは庭でとれたもの。
ゴーヤーチャンプルー、フーチャンプルー、ミミガーとキュウリの和え物、貝の澄まし汁、海ぶどう
青パパイヤの煮物も作った。
今から食べる。


GBパーク (バンブーコミックス )

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