父帰る

震災ボランティアに行っていた父親が帰ってきた。
すっかり疲れてしまった様子。肉体労働は数日だけで、あとは観光をしてきたとのこと。
写真をいろいろ見せてもらった。
話も聞いた。




隣町の本屋さんで、変な人を見た。
棚から抜いた文庫本を、新刊のところに平積みしていた。
同じ著者の本(竹内久美子)ばかり選んでいたから、ファンなのだと思う。
本屋さんにとっては迷惑だろう。棚卸しの時に困るのではないかと思い、気がついた本は戻しておいた。




先週、従姉から、韓国土産の蚕を貰った。
家族が誰も食べないので、オヤツに開封してみた。
サナギを焼いてぺちゃんこにしてある。見た目は魚の餌で売られているものに似ている。
味はエビに似ていた。少し柔らかいのが虫っぽいかもしれない。でも(旨いか不味いかで言えば)おいしい食べ物だと思う。
味付けは塩味で、五香粉のような風味がつけられていた。
昆虫食の習慣は無いが、思っていたよりも抵抗なく食べてしまった。少し晩ご飯に残しておけばよかった。





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