多くの人がそうだと思うのだが、自炊生活をしていると、『切り札』を持つようになる。
『切り札』というのは、つまり「これさえあれば何とかなる」という食べ物だ。
僕の場合は"乾燥ワカメ"と"無印良品のミニラーメン"がこれにあたる。
へとへとになって何も作る気力が無い時には、これらの備蓄と、冷蔵庫にあるてきとうな食品を組み合わせて夕食にすることが多い。
とても役に立つかわりに、減るのも早いので、気がついたときには補充している。
この『切り札』食材、他に何かあるかと考えてみた。
少し前までは、マルタイラーメンがそうだった。味よりもコンパクトさが気に入っていた。
小分けされた餅は、今も冷凍庫に常備されている。なんとなく(同じ値段ならば)丸餅が好きだ。
冬期以外は、ヨーグルトも切らさない。
あとは缶入りのコーンがあれば、なんとかなると思う。
個人的な分類では、この『切り札』とは別に惣菜・常備菜がある。
ただし、惣菜だけで食事を済ませることは無い。
どうやら、職場のある友人にとっては、この『切り札』がコンビニエンスストアらしい。
在庫を持たず、どうしようもなく面倒な時には近所のローソンに頼る。
なるほど、と思ったけれども、コンビニの場合は「行ってみたら欲しいものがなかった」ということが過去に何度かあったので、僕にはできないかもしれない。