お好み焼きを食べてみた

およそ3年に1回くらい、外食でお好み焼きを食べる機会がある。自分からは行かない。誰かに誘われて、専門店(?)に行く。

今日は知人の誕生日を祝ってきた。
お酒は無し。ただひたすらに焼いて食べる。ちなみにお好み焼きは、あらかじめ焼かれたものがテーブルの鉄板に運ばれ、最後の仕上げと切り分けを自分達で行う。

なるほど専門のお店は違う。味つけの濃さ、食感、具材の工夫、どれも家で食べるものとは異なっている。どちらが良い、と決められるものではなくて、でもこういう食事も美味しい。

お好み焼きも有名だが、分厚く切ったタンやハツも、多くの人が注文する。なぜかバターで焼くこれらの肉は、食べ応えがあって「なるほどー」と思わせるものだった。

 

わりと広い店で、店員さんが耳の遠い老婆ばかりだから、たまに注文が届かない。でも彼女達は元気に働いていて、各自が“自分の気にするところ”を明確にしていて面白い。例えば冷水を入れたピッチャーの管理ばかり注力する人とか、ヘラが汚れていないかチェックする人とか。
ヘラは木の柄がついた立派なもので、各テーブルに2本ずつ備え付けられている。鉄板焼き系のメニューや、もちろんお好み焼きを焼いていると自然と汚れてくる。これをチェックし、常に更新し続けることが大切らしい。そして、店にあるヘラは数が限られている。だからこの、ヘラ・マネジメントはとても重要なのだ。
繁盛しているのだから、十分な数のヘラを用意しておけば良いのではないか、と僕の中のゴーストは囁くのだが、ともあれ和服の老婆が楽しそうに働いているのである、文句を言う筋合いのものではない。むしろ素敵だと思う。

いちばん美味しかった、というか印象的だったお好み焼きは、「キノコ尽くし」みたいな品。エリンギやエノキやシメジといった定番のキノコをどっさり入れて焼く。ソースではなくて、醤油味のたれを塗る(もちろん塗る担当の老婆が登場する)。辛子明太子で調味してあるマヨネーズを縦横に絞り、さらに少し醤油たれを垂らし、味付け海苔をどっさり盛る。まるでキノコの風味を感じないのだけれど、キノコが無ければ成立しないような感じもする。家では作らないタイプの料理だった。

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さて、ハードな1週間が終わった。
仕事はあまり進まず、帰宅してからの趣味は滞り、部屋の片隅には「これから片付けたい品々」がAmazonの段ボール箱を利用して整理し、積まれている。整理されたからといって何も片付かないのが懸案事項なのだが、まあ床に積み上げるよりは精神衛生上よろしいのではないか。

というわけで、明日からがんばる。今日はがんばらず、寝る。