眠気と微熱と失敗したオムレツ

朝からとても眠い。
なぜならば、明け方の4時過ぎに目覚めてしまったから。普段ならば寝直すのだけれど、どういうわけか微睡んだまま朝になってしまった。少しは眠れたはずだが、それでも辛い。特に、すうっと眠りに入った頃に目覚まし時計(正確にはスマートフォンのアラーム)が鳴り響いたのが良くなかった。

しかし現状、寝不足という理由では有給休暇は使えない。まだ付与されて日が浅く、有給の数が不足しているし、軽々しく取得するには今日は忙しすぎる。明日ならば休めるが、今日は無理、という最悪のタイミングだった。
上手い嘘を思いつかなかった、というのも、休めない理由のひとつ。今の勤め先では、それなりにきちんとした理由が無いと、有給を取りづらいのだ。「家事都合により」だけで済んだ、そして思うところあっても細かい理由までは聞かない(聞くべきでないとされていた)前の職場が懐かしい。

そんなわけで出社し、いくつかミスをしつつ、どうにかこうにか帰宅した。
多くのものは明日以降に持ち越し、今日はもう「凌ぐ」という言葉が相応しいワークスタイル(?)だった。

いくら寝不足だからといって、ここまで辛いのはおかしい。
そういえば頭がぼうっとする。実のところ、帰路の車中はかなり危なかったと思う。

そんなわけで体温を測定する。
37.9℃だった。
僕にとっては、これは“熱”がある状態といっていい。
よくわからないが、とにかく葛根湯と麻黄湯とビタミン剤と牛乳と、それから試供品のアミノ酸末を飲んで、今日は静養に努める。ついでに生姜の砂糖漬けも食べた。

 

夕食は簡単にオムレツにした。
一時期、徹底的に練習して、プレーンオムレツは自由自在に焼く技術を身につけたはず。しかし今日は、なんだか不定形な、小学生が初めて作った玉子焼きみたいなものになってしまった。
付け合せには、庭で採れたアスパラガスを蒸し、なぜか冷蔵庫にあった巨大なマッシュルームを焼いたものを添えた。主食というか炭水化物源として、唐突にサツマイモ(のレモン煮)を食べる。

体温を測ってからずっと、なんだかとても病人っぽい。
オムレツの失敗も、献立がちぐはぐなのも、エアコンを入れたら「暖房」設定だったことも、iMacのキーボードが電池切れだったのも、37.9℃が悪い気がする。

 

ところで先日から不調だった、愛すべきiMac(2009年モデル)は、いくつかの処置で復調している。
アンチウイルスソフト(Sophos Anti-Virus:フリー版だが機能が豊富で使いやすい)は、一旦アンインストールして最新版をインストールしてみた。
Google Chromeも全削除ののち最新版をインストール。こういう時、Chromeは設定その他を同期してくれるので楽。
そして「Memoir」というアプリケーションを止めてみた。ハードディスクにある過去の同じ日に撮った写真を、1日に1回紹介してくれる素敵なアプリなのだが、なにしろ過去の写真といえば全てほっこり温かい気持ちになれるものばかりではないし(人生は起伏に富んでいる)、そういうものを朝や夜に見るのも辛い時がわりとあるのだ。ほとんど人間を撮影しない僕ですら「うっ」と思う事があるのだから、人によっては「8年前の今日の写真です!」とツールバーから告知されて、その日はずっと物憂げになる事もあると思う。大学時代の画像ともなると、笑って楽しめる。でも8年前のあの日々を朝から思い出していては、正直なところ身がもたない。
それにこの「Memoir」は、妙にメモリを使う。喰う、という表現がぴったりなくらいに、バックグラウンドで仕事をしている。僕の思い出を暗号化しているのかもしれない。
なんだか酷いことを書いてしまったが、とても良いソフトです。とりあえずインストールしてみると面白い。画像だけで、ずいぶん多くのことを思い出せます。 僕の場合、ケーキばかり食べていました。

Memoir - Relive & Share Your Photo Memories

Memoir - Relive & Share Your Photo Memories

  • Memoir
  • ライフスタイル
  • 無料

ちなみにこれは8年前の写真。

f:id:t_kato:20150527223003p:plain

 

そういった当たり前の処置をしたところ、iMacはずいぶん快調になった。でも「まだまだ第一線で戦える」という性能ではない。別れは近いのかな、と思いつつ、今後もメンテナンスは続ける。

 

とはいえ、もう寝る。
実は先ほどまで、1時間くらい寝ていた。最近、疲れるとそのまま眠くなる。これは数年前の姪っ子(当時4歳)とそっくりの状況といえる。
今日のところは、寝る以外に手が無いのも確かなのだ。なにしろ37.9℃、頭がふわふわするのだから。

 

 

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる レシピ版

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる レシピ版