
予定通り朝からカーディーラーへ。今日は車検の日。
車検そのものは、特に問題なく終わった。
3年目にしては走行距離が多めだが、そのぶん補機バッテリーの状態は良いそうだ。タイヤもまだまだ使えるけれど、来年には交換するかもしれない。
それ以外の消耗品は、車を買った時に契約した整備パックに含まれているため、特別な出費もほとんど無かった*1。
そんなわけで、ショールームでの待ち時間もさほど長くはない。
普段の定期点検と変わらないくらい。
そして作業完了を待っている間、今日は営業担当者の愚痴というか現状説明を聞くことになった。新しく担当になった営業氏は、暇なのか話し相手を探していたのか、とにかく内情を喋ってくれたのだ。それがなかなかに興味深く、待ち時間も退屈にならなかった。
昨今、原油やナフサは不足していないと政府は言っている*2。
テレビでも車に関しては、生産の制限などはニュースになっていない。せいぜいエンジンオイルの"目詰まり"が問題視されている程度だ。
しかし、それは完全な間違いだと営業氏は言う。
先月からの新規生産については五里霧中&暗中模索で、正直なところ全く目処が立たないそうだ。少なくとも人気車種のなかには納車まで2年待ちのものがあるし、福祉車両や業務用を最優先にする車種も増えてきたらしい。
当たり前だが、車を構成する何千という部品の1つが供給できなくなれば、車は完成しない。今までは強力な調達能力で頑張ってきたが、いちどその鎖が切れれば次はどうなるかわからない。
タイヤだって、小型車向けの普及品は品薄になっている。だから僕の車も、なかなか危うい状況にあるのだ。
しかも、そういう遅延については、「みだりに外部へ伝えないように」と言われている。これは社内の"上のほう"ではなく、会社の外の"上のほう"からの要請なので、うんざりしていると言っていた。
なんだかとても危機的な状況だ。
なにしろ報道されないため「自家用車のカーディーラーは大丈夫」と思っていたが、そうでもない。営業氏が言うには「以前の半導体危機よりもヤバい」とのこと。
「外に漏らすな」と言われていても、こうして僕に伝わるし、僕だって書いてしまう。
別に危険な情報でもデマでもないのだから、通常の営業活動の過程で伝わる正当な情報だから、かまわないだろう。
そういう、営業担当者としては実にやりにくい日々を過ごしているそうだ。
円安など値上げ要因も多々あるため、どうにも売りづらい、特に小型車・中型車は売るのが大変だと嘆いていた。
そんな営業氏には悪いが、雑談としては実に意義のあるタイプの話だった。
アイスコーヒーを飲み、お茶請けに出されたマドレーヌを食べ*3、検査と整備と清掃が行われた愛車に乗って帰路につく。
車の中は、どういうわけかファブリーズっぽい匂いがした。
ファブリーズにも色々あるけれど、漠然としたファブリーズ的な消臭スプレーの匂いが残っていた。サービスでエアコン周辺の清掃もしてくれたというから、その時の薬剤の匂いなのだろうか。
車検と、午後からの仕事と、少しの家事、それぞれ順調だった金曜日。
明日はこの車で、たぶん県東部まで行く。
激務にはならないはずだが、ともあれ今日はもう寝ます。おやすみなさい。
今週のお題「最近のラッキー」




