今日のお昼は仕事関係者の数人で、「清見そば」本店で食べた。
静岡駅の近くで集まる用事があって、せっかく駅まで来たのだからと有名店に行くことになったのだ。
あの「ちびまる子ちゃん」にも登場したという「清見そば」は、確かに老舗だけれど、至って庶民的な店である。蕎麦屋なのにラーメンとカレーが有名で、見た感じでは4割以上の客がラーメンを注文している。
僕は名前に惹かれて「おばけそば」を選んだ。
「おばけそば」は、幽霊や怪物といった人外の存在が具材になっているものと、油揚げと天かすを使ったものの2種類がある。この店は後者で、要は「きつね」と「たぬき」という"化ける"ものを両方使った蕎麦である。
実は他の店でも「おばけそば」を見たことはある。
その店では、値段も構成も、ほぼ「きつねそば」に近かった。天かすが追加されただけのきつねそばだから、当然そうなる。
そういった「きつね+たぬき」に比べると、清見そばのものは少し豪華で、この店のなかでは高価格帯*1となる。鳴門巻きやワカメが追加され、「全部盛り」の要素がある。

油揚げは味付けが無いタイプ。量は多い。
天かすやネギもたっぷり。
蕎麦はとても細い。そのせいか提供はおそろしく早かった。
駅のすぐ近くの庶民的な店だが、出汁の風味が強くて、しっかりと”和食”っぽい。上品と言っても良いかもしれない。安い店だからと妙に甘辛くしないのが、人気の秘密かもしれない。鰹出汁の風味が強いと、きちんとした和食っぽく感じるものだ。
小さな店である。
駅から徒歩数分ということでお客さんは絶えない。11:30頃に訪れたのだが、それでも外で少し待つことになった。
でも回転はおそろしく早い。そして、2人のおばさんが元気いっぱいに店内を動き回っている。厨房に呼びかける時も、接客の時も、同じくらい大きな声で話す。そして、やはり大きな声で、様々な状況で「ごめんなさいねー」という言葉を使う。
なのでとても賑やかだ。「おばけそば」を食べ終えるまでに、どれだけの「ごめんなさいねー」を聞いただろう。
そういう、ざっくばらんなところも含めて、とても良い店だ。
存在は知っていたが行く機会はほとんどない、静岡の名店。行くことができて本当に良かった。次はラーメンを食べてみたい*2。




