葱ラーメンとヤクルトとほうれん草とトマト

仕事で県西部へ。
お昼は同行者たちの希望で「ラーメンショップ」に行った。

 

「ラーメンショップ」といえば、熱烈なファンと、質より量、濃い味とたくさんの麺・肉を尊ぶ、つまりジャンクなおじさん向けのイメージがあったが、この店は違う。


近所の老人達が客の大半を占め、店員さん達も高齢で、どちらかといえば農産物直売所のような人員構成となっていた。

しかも券売機の前で悩んでいると「ねぎラーメンがおいしいよ。お金があるなら、ねぎチャーシュー味噌ラーメンがおすすめよ」と声をかけてくる。ラーメンショップはもとより、一般的なラーメン屋さんに比べてもフレンドリーである。

その声に従い、僕は「ねぎラーメン」を食べることにした。
ネギは冗談みたいに多くて、身体に良さそう。でも味付けや麺の量や脂っぽさは、まさしくラーメンショップだった。

 

そして、食後にはほうれん草のおひたしが出た。おまけ、とのこと。
さらにヤクルトも貰った。水がセルフサービスの店で、どうしてヤクルトがオマケされるのか。そもそもほうれん草のおひたしも謎である。
ちなみに他のお客さんは、夏みかんを貰っていた。

 

 

こういう「ラーメンショップ」的な店が好きな同行者によると、こんな店は初めてだという。彼らは戸惑い、そしてラーメンショップ的ではない雰囲気やサービスを少し不満に思っているようだった。

僕は正直なところ、どうでもいい。
店の外の無人販売でトマトが安く買えたので良かった、それだけである。

 

お題「ささやかな幸せ」

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