
数日前に、知り合いからチョコレートを貰った。
大きな成果用のものだ。板チョコっぽいけれど、全体的に分厚いし、折りやすくするような成形もされていない。いわゆる「割りチョコ」というものかもしれない。
今年のバレンタインデーはこのチョコレートなのかもしれないし、これで何か作れという意味があったのかもしれない。
知人にはそのあたりの思惑をきちんと聞いておけば良かったのだが、それより今日は甘いものが食べたい気分だった。そして冷蔵庫にはこの高級な製菓用チョコレートがある。
なので、いくつかの欠片を食べてしまった。
とても良いチョコレートだった。
正直なところチョコレートの良し悪しはわからないのだが*1これはきちんと職人が扱えば素敵なチョコレートケーキになると確信できる。
しかも、リッチな味わいの、特別な日に食べるケーキになる味だ。
同じ味の塊なのに、延々と食べ続けることができてしまった。
そんなすばらしいおやつを食べたのだが、夕方からとても体調が悪くなった。
薄い吐き気と頭の重さ、そしてなにより心拍数が高い。
普段はチョコレートを食べてもこんなことにはならない。どういうことだと考えても、そもそも集中が続かない。
そんなおかしな状況が1時間ほど続いた。
冷静になって考えてみると、単純な食べ過ぎのようだ。
今日のおやつに口にした大きな塊は、板チョコならば1枚以上の重さがある。中年の許容量を超え、血糖値や血圧を激変させたのだろう。
なにしろ今までこんな事態は皆無だったので、とても驚いている。
まだチョコレートはたくさん残っている。少しずつ食べるか、刻んでチョコチップクッキーにでもして、「安全」に賞味していきたい。
そんな一日だった。
夕方までは平和だった。
夕方に食べたチョコレートで攪乱し、今はもう平穏そのもの。おかしな日だったといえる。
もちろんチョコレートに罪はない。
罪とは常に人が負うものだ。
*1:チョコは全ておいしい。






