今年最初の甘いものは、プリンアラモードだった。
古い喫茶店っぽいカフェで食べた。
テーブルにこれが届いた時には、実に幸先良く思えたものだ。
プリンアラモードは縁起物だと思う。

味だけでいえば、プリンは単体で十分においしい。
周囲の果物やアイスや生クリームが特別な効果を生じているわけではない。
リンゴの酸味がプリンを引き立てるわけでもないし、オレンジとアイスを組み合わせる意味は薄い。そういう意味では、パフェやケーキとは違う。
実際、食べる時はそれぞれ単品を口に運ぶ。
だけど見た目の相乗効果はトップクラスだろう。
友人は「刺身ではなく舟盛りである」と言っていた。僕も全面的に同意する。
なので、飾り切りも、サクランボの色付けも、絶対に必要な要素である。足つきの容器にプリンを中心に盛られた、小さなフェスティバルなのである。
正月の3日目にこういうものを食べることができるのは、とても良いことだとしみじみ思う。お気に入りの店、知り合いのお店がまだ正月休み中ということもあり、おやつの時間にはそれほど期待していなかったが、喫茶店で注文したプリンアラモードがこんなに素晴らしければ、とても良い新年だったと断言しても良いと考える。
自分は明日から"日常"となる。
まだおせち料理は残っているし、正月らしいことや、自転車の初サイクリングなどの「今年最初の」と考えて行うこともあるだろうけれど、とりあえずお正月はおしまい。
では寝ます。
おやすみなさい。



