先ほど家事を全て終えた。
ぼんやりと2025年を思い出している。
自分自身は大病もなく平穏に過ごせた。
大きなトラブルもないけれど、人生が変わるような素敵なことも何も無い。
いささか退屈だが及第点の年だったと思う。

だけど社会はとんでもない事になっている。
自然災害は多く、国際政治も国内政治も、全く落ち着かない。若い頃に読んだ近未来SFのような、しかし魅力的なガジェットのない世界になってしまった。もちろんSF小説的な解決もない。
長く続く閉塞感とは別に、中短期的な滅茶苦茶が続く。たぶん来年もこの傾向は変わらないはずだ。
それでもなんとか生きていく。自分のような独身中年は「できることは少なく、しかしやるべきことも少ない」のが気楽ではあるが、それはずいぶんと淋しいことのようにも思える。そして、そういう立場だからこそできることも多々あるとも考えている。

そんな2025年は、趣味のほうも低空飛行だった。
旅行は近場ばかり。近隣の県の、今まで行ったことが無かった場所を塗りつぶすような旅が多かった。

それでも、北陸や東北など、今まで全く未踏だった場所に行けたのは良かった。
諸事情あって短期の滞在ばかりだったが、とても楽しかった。
来県こそは、もう少し時間をかけて、たとえば車で一つの地方を巡る旅などもしてみたい。

旅といえば、父との旅行も当たり前に行えるようになった。
旅程の計画や切符・宿泊場所の手配などの塩梅がわかるようになった。父もずいぶんと歳をとったため気を遣うことが多いのだが、それでも一緒に旅をするための手法が確立したのは良いこと。
特に東京や仙台を一緒に旅できたのは良かった。

他県に住む友人を訪ねる旅も慣れてきた。
地元には定期的に会う友人がほとんどいない。どちらかといえば、遠くの友人知人のほうが、会いたいと思ってしまうのだった。

自転車も趣味ではあるが、それほど長くは走っていない。
走り始めれば快適なのだが、車に積んだまま数週間は放置してしまう。
どちらかといえば、仕事で外に出た時の短距離移動手段として活用している。車に積んだ折りたたみ自転車としては正しい使い方なのだろうが、なんだかつまらない。

旅も自転車も、どうにも振るわない。
たぶん夏が暑かったせいだろう。
酷暑は全てを否定する。少なくとも、外に出て活動することを否定する。
困ったことである。
ずっと参加し続けてきた「瀬戸内国際芸術祭」をパスしたのも、この暑さが大きな理由だ。もちろん混雑など他の理由もあるのだが。

夏は暑かったが、冬になるのも急だった。
とうとう「秋専用の服」は出番が無いままだった。春に買った服も、ちょっと袖を通しただけで片付けたので、ワードローブの見直しが必要なのだと思っている。

読書については、ジャンルの幅を広げることに成功したと自負している。
科学ノンフィクションとSF・ファンタジー小説、そして最近の小説ばかり読んでいたのが、社会や経済の軽めの本も読むようになったし、十数年ぶりにライトノベルやジュブナイル小説にも手を出すことができた。
「本好きの下剋上」シリーズなどは、友人のお子さんからの推薦で読み始め、30巻以上を読破できた。自分だけでは手に取ることもなかった本だ。
今は「ナルニア国物語」を読み始めている。いかにも児童文学なのだが、これはこれでおもしろい。

そんな感じで、数年経ったら「これが2025年だ!」と言える個人的トピックがひとつも無くなってしまうように思える、そんな年だった。
でも一応は、手を抜かずに一生懸命に生活をしてきた。というか、"生活を整える"ことに関しては、独り暮らしの時よりもきちんとしているように思える。
でもブログ・日記としてはつまらない気がする。来年は、もう少しカラフルな日々を送りたいものだ。
それでも読んでくれる人達には感謝しています。
僕のことを知っている人も知らない人も、どうか良い1年を過ごせますように。
甘いものも、もちろん甘くないものも、おいしいものばかりを食べられますように。
趣味を楽しみ、なにより平和に過ごせることを願っています。
このブログは、その一助には(ほぼ間違いなく)ならないけれど、それでも。
では寝ます。起きたら元旦です。
おやすみなさい。良いお年を。






















