鍋焼きうどんの元祖

昨日に引き続き今日も静岡県東部へ。
富士市富士宮市を右往左往してきた。

そんな今日のお昼は、仕事関係の人達に勧められて鍋焼きうどんを食べた。
「元祖」を名乗る店が訪問先の近くにあったのだ。

 

 

 

 

「元祖」か本家かは知らないが、他の土地でも鍋焼きうどん発祥の店を見たことがある。おそらくは同時多発的に全国で生まれた料理なのだと推測する。ジーンズの元祖がいくつもあるのと同じだろう。

でもとにかく、せっかくなので鍋焼きうどんを注文してみた。
松竹梅の竹に相当するもので、たまご、お麩、鶏肉、かまぼこやナルト、そしてイカの天ぷらが具材となっている。他にも椎茸やネギなどもたっぷり入っている。

何しろ熱いから、お椀に移して少しずつ食べる。
具の多い汁物・麺料理というのはそれだけで幸せな気分になる。
そもそも自分は鍋焼きうどんをそれほど好まず、外食で食べたのも初めてだと思うが、これは本当においしかった。さすが元祖だぜ、と思ったくらいだ。

特にイカの天ぷらが良かった。
大きな一本のイカではなく、賽の目に切ったものを長方形のかき揚げに仕立ててある。さくさくとした衣が少しずつ汁に溶けていっておいしい。こういった庶民的なうどん・蕎麦屋の天ぷらは汁に浸ってこそ輝くものだが、そういう点でこのイカ天は、海老天よりも良い働きをしているのではないか。

お店の推奨する食べ方では、うどんの後に追加でご飯を入れるらしい。そのための小さなご飯もメニューにはあった。ごはんと鍋焼きうどんのセットもあるし、「おじやうどん」なる品もあった。
ただ、自分はうどんだけでお腹いっぱいだった。
周囲を見ると、高齢のお客さんは鍋焼きうどんや普通のうどんを、そして肉体労働者っぽい若い人たちは鍋焼きうどんにご飯や丼を追加しているようだった。古くて地味な店なのに、建築業や職人さんらしき人達が多いのが印象的だった。

 

 

なかなか繁盛しているようで、少しだけだがテーブルが空くまで外で待った。自分が店を出た時にも、ひとりふたりの待機列(?)が出来ていた。
ただ、小さな街のうどん屋さんなので、回転は早い。この古めかしい岡持ちラックを眺めているうちに、席に案内されることになる。
小さなお店だが、駐車場は多いところも便利。

 

 

周囲は旧市街というか、昔は栄えていた感じの町並みが続く。
富士宮浅間大社からは徒歩10分程度だが、観光客がわざわざ訪れるような雰囲気ではない。ただ、古い街の散策がてら立ち寄るには良い店だと思う。
富士宮に来たものの「富士宮やきそば」をわざわざ食べる気がないような時に行けば、きっと満足できるだろう。

 

 

そんなお昼ご飯を食べて、午後も右往左往し、夜だってどたばたして、色々と大変な月曜日だった。動物園か博物館に行きたいなあ、と思いながら仕事をしたけれど、たぶん明日も忙しい。困ったものである。

 

 

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