のんびり長野旅行について書こうと思っていたら、自分の周辺に新型コロナ感染者が急増中のため、そんな余裕は無くなった。
我が家にはまだCOVID-19は侵入していないらしい。
父も僕も元気で、簡易的なチェックでも陰性である。長野旅行で買い込んだ食材のなかから滋養のありそうなものを食べ、人混みを避けて生活をしている。
今日は仕事をリモートで済ませ、人と会う仕事はできるだけ減らす。外出のついでに親しい関係者の玄関先に救援物資(喉が痛くても食べられる食事や、頼まれた生活用品)を届け、彼ら彼女らの状況確認と仕事の調整を行っていく。
そんなふうに、まるであの「県境を跨いだ移動の自粛」の頃のような行動をしているが、スーパーマーケットではマスクさえしていない人達も多い。
スーパーマーケットの駐車場から見えるマンションでは、知人が寝込んでいる。喋るのも辛いほど喉が痛く外出なんて絶対無理だとLINEで救援を求めた知人と、スーパーのお客さん達との落差(?)に驚いてしまう。
同じ社会で断絶が起きている。
そして、困ったことに、無かったことにしてもウイルスは忖度してくれないのだ。
「冗談じゃないぞ」と思う。でもまあ、焦っても仕方がない。

さて、そんな局所的・個人的な非日常のために旅の記録なんて全く書けない。書く気分にもなれないし、時間の余裕もない。
それでも明日は正真正銘・100%の休日となるはずだ。
この日記を書いたらお風呂に入って、本を読みながら寝る。
ふー疲れた。


