
昨日のおやつについて書く。
今日は雨と仕事で、特に書くべきことが無かったのだ。
そして昨日はおやつに「おはぎ」を食べたのだが、午前中にはモンブランも食べていたのだった。
なにしろ昨日は秋めいていた。暑い日や大雨が続いていた9月だが、ようやく(気温は高くとも)少しだけ秋の気配が感じられるようになったのだ。
また夏が来てはたまらない。というわけでモンブランなのだ。
気分としてはモンブランだが、お店を見つけたのは偶然だった。
仕事で鯨ヶ池の近くまで来ていて、ちょっと空き時間ができたので検索したところ、グーグル・マップがこの店を示したのだ。
偶然の出会いだが、本当に良い店だった。
店名は「カフェ&ギャラリー al camino」という。
ギャラリーとあるように、お店の中には陶磁器がたくさん展示してある。ほとんどのものは買うことができる。イベントスペースとしても使われているようだ。

モンブランは、見た目はオーソドックスだが、とても豪華だった。
真ん中に大きな栗が入っているのがうれしい。
モンブラン的ではない部位が全く存在しない、とても密度の高いモンブランになっていた。

コーヒーも、とてもおいしかった。
これは中煎りで、浅煎りのブレンドもある。紅茶やチャイなどもあって、たぶんおいしいはずだ。
窓の外には鯨ヶ池。
短い滞在だったが、本当に落ち着くことができた。
どうやらランチタイムにはカレーなどが食べられるようで、とても良い匂いが漂ってきた。1人か2人できりもりしているようで提供には時間がかかりそうだけれど、長く待つことも楽しい店だろう。

広い建物は、きちんとお金がかけられていることがわかる。
器だって良いもので、暖炉もシャンデリアも本物。
文化財とは少し違うけれど、こういうものが好きな人がお金と時間をかけて作り上げた店だということがよくわかる。そういう店は好きだ。

様々な種類の椅子とテーブルがあって、誰もが静かに時間を過ごしている。
これは良い場所を見つけた。
店名の「al camino」の通り、暖炉に火が入った時期など最高だと思う。秋冬のサイクリングの目的地にしたい店だ。
自分としては、ずいぶんと手放しで褒められる店だった。そのことが嬉しいし、少し驚いてもいる。





